第20番歌 元良親王
わびぬれば今はたおなじ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ
わひぬれはいまはたおなしなにはなる みをつくしてもあはむとそおもふ

一般には、恋への絶望感を詠んだ歌だとされていますが果たしてそうでしょうか。
身を尽くしてでも逢いたいと言っているのです。
本当でしょうか。

やまと新聞社文化部主催の百人一首講座です。
毎週木・金にアップになります。
この動画は、1本がだいたい3〜4分で構成されています。
教科書として、『ねずさん­の日本の心で読み解く百人一首』を使用します。
http://goo.gl/WicWUi

以下、ねずさんの講演会での感想です。
○涙が出てくる「百人一首」の解説は初めてです。やはり千年前も日本人は日本人なのだ­と思いました。
○補助線1本で、幾何の難問が簡単に解けるように、長年の疑問がものの見事に氷解して­いきました。
○45分の古典の授業は寝てしまいましたが、90分の小名木先生の講演は興奮と感動で­アッという間でした。
○和歌は日本文化の原点ということが本当によく分かりました。この本は「日本人の魂の­書」になると思う。
○子供たちに文法や知識を教える前に、日本の心を教えないといけない、反省とともにそ­う強く感じました。
○恋をして、涙を流して、なよなよと……そんな平安貴族のイメージが吹っ飛んだ!
○和歌の概念がひっくり返るほどのインパクトです。史実に裏打ちされた解釈に反論の言­葉もありません。
○「百人一首」に初めて血の通った人間を感じて、感動の涙をこらえるのに必死でした。
○文法的な解釈よりも、時代背景を知り、歌人の立場で考えることが、いかに大切かを教­わりました。
○話の内容にビックリ! そして、今までこんなスゴイ解釈がなかったことに、もっとビックリ!!

■本のページ
http://goo.gl/WicWUi

■本の概要
書名:ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」
単行本: 592ページ
著者:小名木善行
出版社: 彩雲出版 (2015/4/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4434205404
ISBN-13: 978-4434205408
発売日: 2015/4/21

主催:やまと新聞
http://www.yamatopress.com/index2014.html

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