写真=YG ENTERTAINMENT

AKMUのカムバックが迫った中、ニューアルバムの音源の一部が公開されファンをときめかせた。

YG ENTERTAINMENTは5月30日、公式SNSにAKMUの3rdミニアルバム「LOVE EPISODE」のトラックサンプラーを掲載した。音源の一部を聴くことができるのはもちろん、コンセプトを溶かした多彩なイラストが一編の童話のように繰り広げられる映像だ。

一番先にタイトル曲である「Hero」が流れた。夢幻的で中毒性のあるメロディが耳元をくすぐる中、センスのある歌詞がまるで恋に落ちたかのようなトキメキを抱き、新たな“AKMU流ラブソング”の誕生を期待させた。

2番目のトラックである「ロンディ」はミニマルで感性的なメロディが印象的な楽曲だ。遠く感じられる互いの関係をロンディ(ロング・ディスタンス)に比喩したこの曲は、「見えそうで見えない」「私たちは近くにいるのに遠く感じられる」とささやいてどのような物語が収められているのか、好奇心を刺激する。

続いた「ケーキの平和」は聴く楽しみがある。アナログムードの中で柔らかく詠むようなボーカルとシンギングラップがアコースティックなギターサウンドと調和し、温かい雰囲気を届けた。

最後のトラック「窮屈」は、ハツラツとしたピアノの旋律に加わったイ・スヒョンの清らかな歌声が際立つ曲だ。告白されてすぐに返事してくれない相手に対するもどかしい気持ちを表現した歌詞が、リスナーたちの共感を引き出し、フルバージョンに対する期待をより一層高めた。

AKMUは6月3日午後6時、3rdミニアルバム「LOVE EPISODE」を発売する。同アルバムにはタイトル曲「Hero」から「ロンディ」「ケーキの平和」「窮屈」まで4つの新曲と、昨年発売され今までたくさん愛されている4thシングルの収録曲「Love Lee」と「フライの夢」を加えた計6曲で構成された。

AKMUは6月15日から16日までの2日間、デビュー10周年を記念するプロジェクトの一環として、ソウルオリンピック公園KSPO DOMEで「2024 AKMU 10th ANNIVERSARY CONCERT‘10VE’」を開催する。8月には日本最大の音楽フェスティバルである「SUMMER SONIC 2024」に出演し、グローバルな影響力を拡大していく予定だ。



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