写真=Walt Disney Company Korea

女優のコ・ユンジョンが「ムービング」の準備過程を明かした。

コ・ユンジョンは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで行われたDisney+オリジナルドラマ「ムービング」のインタビューで、チャン・ヒス役をこなすために努力した部分に言及した。

「ムービング」は、超能力を隠したまま現代を生きている子供たちと、過去の傷を隠したまま生きてきた親たちの物語を描いたヒューマンアクションシリーズだ。

チャン・ジュウォン(リュ・スンリョン)の娘ヒス役で出演したコ・ユンジョンは「すごくプレッシャーになりました。私は早い段階でキャスティングされたので、その時は他の先輩について知らなかったんです。後になって出演されることを聞きました。面白そうな作品に出演するということしか考えていなかったのですが、それを聞いてうまくやらなくてはと思いました」とスケールの大きい作品に対するプレッシャーを打ち明けた。

オーディションのビハインドについては「オーディションには原作を見ない状態で行き、現場で台本をもらって読みました。個人的に即席のリーディングは難しくて弱い部分なのですが、ヒスというキャラクターが私と性格が似ているためか、そんなにぎこちない感じがしなかったんです。思ったよりスラスラと読めて、できると思う、できたらいいなと思いながらオーディションを受けました。最近聞いた話では、作家のカン・プルさんが大きく関わったのはヒスしかいなかったそうです。ありがとうございますと言いました。(キャスティングの要因として)声が一番大きな理由だったと聞き、表情からはサバサバしていると思われたようです。キャラクターと似ていると感じたようです」とし、「声は幼い頃から低音でした。声に対して満足、不満足などはありませんでしたが、デビューして初めて声が良いと賞賛してくださったので、長所なんだなと思っています。ありがたいです」と伝えた。

ヒスと似た点としては「撮影する時はすごく楽な気持ちで撮ったので、シンクロ率は99%以上になるのではないかと思ったのですが、公開された作品を見れば見るほど違いが見えてきました。撮影の時は話し方も似ていると思いましたし、いらない心配はしない、傷や痛みに鈍感ではない、慰めや応援に慣れない面が似ていると思いましたが、ヒスという人をずっと見ていくと、は私よりはるかに優しくて温かく、ずっと強いと思いました。序盤にインタビューをした時は似ていると思うと言いましたが、見る度に印象が変わります」と話した。

ドラマの序盤をきちんとリードしなければならない、うまくやらなければならないという気持ちも大きかったという。コ・ユンジョンは「撮影に入る直前まではうまくやらなければならない、多くの先輩たちの中で下手に見えないようにと思っていましたが、リードしなければならないという考えよりも、学校に通うように自然に撮影しました。準備をたくさんして、楽しみであり、心配もたくさんしていたシーンがあったのですが、1時間目、2時間目のように水が流れるように撮影しました。そのため心配半分、期待半分でした。楽しく撮影したので、それだけケミ(ケミストリー、相手との相性)が際立って自然に表れるだろうという期待がありましたし、学校に通うようにあまりにもヒス、ボンソク(イ・ジョンハ)、イ・ガンフン(キム・ドフン)になって楽しんできたので、心配にもなりました」と打ち明けた。

アクションについてコ・ユンジョンは「準備のため体力がすごくついたと言ったと思いますが、夜通し撮影をしてもあまり疲れなかったんです。撮影が終わって他の俳優から『疲れていないの?』と言われました。走ることはもともと好きで、体育大の入試を受ける子なので、動きが自然に見えるように体育大の入試のための学校に通いました。4、5ヶ月ほど通い、撮影前はよく行っていましたが、撮影に入ってからは2ヶ月ほど行きました。重要なシーンがある時に行くという感じでした。学校からは中学校の入試は受けられるくらいだと言われました」と答えた。

アクションに対する愛情も明かした。コ・ユンジョンは「アクションを見るのも好きでした。デビュー前まではやってみることができないじゃないですか。デビュー前も体育が一番好きでしたし、記録に命をかけていました。勝負欲があってアクションをやる時も完璧に息を合わせたいと思いました。そのためもっと努力をするようになって、愛情を持つようになったと思います。うまいかは分かりません。編集、CGをうまくやってくださっているのでうまいように見えるのだと思います」と話した。

続いて「5歳の時から中1までバレエをやって、バレエをやめてから1年ほどフィギュアスケートを少しだけやりました」とし「バレエをやめてから長くなって(体が)固まったと思っていたのですが、伸ばせる範囲はそのままでした。柔軟性が求められるアクションも多かったですし、どんな運動にも役に立つ部分はあると思います」と明かした。

劇中でヒスは再生能力のあるキャラクターだ。『ムービング』を通じて超能力を持つ人物の演技に挑戦することになったコ・ユンジョンは「まずはとても光栄でした。このような役を今後いつ引き受け、演じられるでしょうか。ヒスの持っている能力は再生なので、ものすごくCGが入ったり、クロマキーで撮るシーンはなかったんです。戦う場面で悩んだのはどのくらい痛いかということでした。それが最も重要だと思いました。作家さんが苦痛は感じるけれど他の人たちよりは感じないくらいだと言われたので、その程度を探しながら演技しました」と明かした。

またどんな超能力を選びたいかという質問には「いつも変わるんです。昨日はボンソクの飛行能力が欲しいと思いました。家に帰る時、車が渋滞すると飛べるといいなと思うんですけど、今日はインタビューをしながら撮影時を思い出したので、ヒスの能力を持ちたいです。アクションをして怪我をしても大丈夫で、ワイヤーなしで飛び降りても効率的でリアルに撮れるのではないかと思いました」と理由をつけ加えた。

コ・ユンジョンは劇中、ボンソクと初々しいラブラインを描いていることについて「私はロマンスだと思ってやったわけではなかったんです。高校生なので、ロマンスに見えたらちょっと重い感じがしたと思います。秘密を明かすほど信頼している関係なので、愛に近いように見えたのではないかと思います。すぐに仲良くなって親しい雰囲気で撮影したのでメロのようにも、ハイティーンのように見えたのだと思います」と話した。

イ・ジョンハ、キム・ドフンとの共演はどうだったのだろうか。コ・ユンジョンは「最初は地方での撮影をあまり長くしたことがなかったので、1ヶ月間この宿舎で暮らせるだろうかと思いました。1ヶ月間高校のシーンを撮りましたが、すぐに親しくなって楽な気持ちで演技をすることができてよかったです。仲良くなりたくても撮影が終わったら会うのは難しいのに、『夜食を食べよう』と言える環境だったので楽しく遊びました」と答えた。

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