
MBC新金土ドラマ「恋人」の予告映像第1弾が公開された。
韓国で8月4日より放送が開始される同作は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、人々の生命力を描いたニューマン歴史ロマンス物だ。MBC「帝王の娘 スベクヒャン」「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」などの時代劇を執筆した脚本家のファン・ジニョンと、「黒い太陽」のキム・ソンヨン監督がタッグを組んだ。ここにナムグン・ミン、アン・ウンジン、イ・ハクジュ、イ・ダインなど信じてみる俳優たちが合流して、MBCの名作時代劇の系譜を継ぐ大作の誕生を予告している。
そんな中、同作の予告映像第1弾が公開された。スケール、ストーリー、演技力まで一時も目を離せないインパクトを与えて目を引く。
予告映像第1弾は、イ・ジャンヒョン(ナムグン・ミン)の悲しい眼差しで始まる。続いて画面は花のようなユ・ギルチェ(アン・ウンジン)、一緒に雪が降り注ぐ中立っているイ・ジャンヒョンとユ・ギルチェの姿に変わる。しかし、この平和はすぐに崩れ、戦争が起こることを暗示する。イ・ジャンヒョンは「向こうが最も願うのは、朝鮮の王が自ら頭を下げることです」と語り、圧倒的な存在感を発散する。
さらに映像には、戦争の残酷さが盛り込まれた。雪の中で弱い体で避難するユ・ギルチェとキョン・ウネ(イ・ダイン)、血だらけで敵軍と戦うナム・ヨンジュン(イ・ハクジュ)など。一寸先も予測できない危うい戦争の最中に、遠回りして再会したイ・ジャンヒョンとユ・ギルチェ。2人の眼差しだけでも胸を痛める中、「月の光に誓うよ。今回には君がどこにいても僕が必ず、君に会いにいくよ」というイ・ジャンヒョンの悲しいナレーションが流れて、予告映像が終わる。
今回の映像は、悲惨で残酷な戦争の状況を壮大なスケールで表現し、観る人々を感心させた。また、その中で届きそうで届かない、男女主人公のイ・ジャンヒョンとユ・ギルチェの切ない愛を描いて、没入度を高めた。予告映像だけでも視聴者の目と耳、心まで完璧に魅了したのだ。
何よりも誰もが認める韓国のトップ俳優ナムグン・ミンの演技力が圧倒的だ。彼は戦争アクションを通じて俳優の底力を証明しただけではなく、時代劇の重さと切ない眼差しまで、完璧に披露した。アン・ウンジンも戦争前の純白な姿から、戦争の最中の強靭さまで、劇的な変化を描き出して視線を圧倒した。イ・ハクジュの強烈な存在感、イ・ダインの深くなった表現力も強い印象を残した。
一方「恋人」は、韓国で8月4日午後9時50分より放送が開始される。
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