写真=tvN「有益な詐欺」“エンパス”弁護士のキム・ドンウクが怪しい依頼人チョン・ウヒに出会う。
韓国で5月29日に放送がスタートするtvNの新月火ドラマ「有益な詐欺」で無罪判決を受けて出所することになったチョン・ウヒ(イ・ウム役)と彼女の弁護人になったキム・ドンウク(ハン・ムヨン役)の姿が盛り込まれた予告映像第1弾が公開された。映像の中でハイテンションな姿を見せる2人の共演に期待が高まっている。
同作は、共感ができない詐欺師と、共感しすぎる弁護士、あまりにも異なる2人の絶対悪に対する復讐劇で、スリル満点な共助詐欺劇だ。詐欺師イ・ロウム役はチョン・ウヒが、弁護士ハン・ムヨン役はキム・ドンウクが務める。
予告映像第1弾は、劇中で正反対な性格のチョン・ウヒとキム・ドンウクの妙なテンションから始まる。燃え上がって灰になっていくバンガローと禁錮15年刑を言い渡されるチョン・ウヒの姿が繰り広げられ、彼女がこの火災事件の容疑者であることをうかがわせる。
時が流れ、過酷なほど長かった15年刑が無罪へと覆され、弁護士のキム・ドンウクは依頼人としてチョン・ウヒに出会う。どうやって15年刑が無罪になったのか、チョン・ウヒがキム・ドンウクの依頼人になった理由は何なのか、関心を集めている。
その後、2人の間には妙な緊張感と疑いが漂い、関係が注目される。チョン・ウヒが言った病気という単語の意味と彼女に感情移入しすぎるキム・ドンウクの事情など、2人の間に複雑な感情が沸き上がってくる。
また「エンパス弁護士、怪しい依頼人に出会う」という文章と共に正体を隠し、あちこちで活躍するチョン・ウヒの姿も描かれる。「復讐はいつも正義よ」という言葉は、冷たい空気を含んでいる。
「それで人を殺すつもりですか?」と問い返すキム・ドンウクにチョン・ウヒは「生きているじゃない、まだ」と答え、一片の迷いもない平然とした表情を見せる。2人の間に暴風前夜のような静寂感が感じられる中、果たして彼女の復讐の対象は誰なのだろうか。
「有益な詐欺」は、チョン・ウヒとキム・ドンウクの妙な緊張が盛り込まれた予告映像第1弾を公開した。共感という感情の両極端に立った2人が果たして協力するか、対立を選ぶか、初放送が待ち遠しい。
「有益な詐欺」は、韓国で5月29日午後8時50分に放送がスタートする。
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