写真=APARC

俳優のイ・ビョンホンが、映画「オールド・ボーイ」「パラサイト 半地下の家族」「別れる決心」などの出演オファーを断ったことを後悔したことがあると率直に明かした。

イ・ビョンホンは19日、米スタンフォード大学アジア太平洋研究所(APARC)が「韓流の未来:グローバル舞台の韓国映画」というテーマで開催したカンファレンスに出席した。

この日、彼は「オファーを断って後悔したことがあるか」という質問に「『パラサイト 半地下の家族』『オールド・ボーイ』『別れる決心』などの出演を断ったことがある」と答えた。断った理由については「すでに他の(映画などの)日程が決まっていたため」と明かした。

パク・チャヌク監督の「オールドボーイ」と「別れる決心」は、それぞれ「第57回カンヌ国際映画祭」で審査委員大賞、「第75回カンヌ国際映画祭」で監督賞を受賞した。ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」は2020年に米アカデミー賞授賞式で作品賞など4冠を達成すると共に「第72回カンヌ国際映画祭」で大賞にあたるパルムドールを受賞した。

イ・ビョンホンは作品を選択する基準について「雰囲気を重要視する」とし「(台本を)読んだ瞬間に抱いた感情や感性が面白いと思ったらそれに従うほうだ」と明らかにした。

また、Netflix「イカゲーム2」に出演する彼は「OTT(動画配信サービス)プラットフォームが韓国の俳優たちにとって大きな機会になっている」と話した。

スタンフォード大学アジア太平洋研究所が主催し、韓国国際交流財団が後援した今回のカンファレンスには、スタンフォード大学の学生とファンなど約300人が参加した。

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