翌日、寅子は汐見から事情を説明される。汐見と香淑は、朝鮮半島の裁判所で多岐川を通じて出会い、互いに惹かれあったという。しかしお互いの家族から結婚を猛反対されて、2人とも勘当されることに。
汐見香子という日本人として生きていこうとしている香淑は、夫の汐見に、寅子への伝言を託す。汐見が香淑からの「崔香淑のことは忘れて、私のことは誰にも話さないで。トラちゃんはトラちゃんの仕事を頑張って」という言葉を伝えると、ネット上には「自分の過去を全部捨てるってことか…」「ヒャンちゃんとしてじゃなく、香子ちゃんとして友達に戻るのは無理なのかな…」などのコメントや「はぁー切ない」「ヒャンちゃんのこれまでを思うと胸が苦しい」「伝言の中で『トラちゃん』と呼んでるのに泣けた」といった投稿が相次いでいた。
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