1988年12月。日本最大の歓楽街、東京・神室町にある再開発計画が持ち上がる。しかし、とある一坪の土地だけが持ち主不明につき誰も手を出せずにいた。通称、「カラの一坪」。その価値は10億円か、それ以上とまで噂された。
莫大な金を源泉に、東日本最大の極道組織「東城会」と、西日本最大の極道組織「近江連合」が動き出す。たった一坪の土地を巡り、日本中の極道組織を巻き込んだ一大戦争が幕を開けようとしていた。
その争いは、二人の若き男たちの運命をも引きずり込んでゆく。東城会系堂島組組員、桐生一馬、関西最大の歓楽街・蒼天堀の“夜の帝王”、真島吾朗。時代に取り残された二人の男の伝説が、今、始まる。
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