欧州では数年前から導入しています
Image:Volkswagen/AirConsole
フォルクスワーゲンは、2027年モデルの一部車種に車載インフォテインメントシステムにN-Dream社の車載ゲームプラットフォーム「 AirConsole 」を導入すると発表した。
AirConsoleは対応するスマートフォンをゲームコントローラーとし、車内のインフォテインメントディスプレイでゲームをプレイできるシステム。提供開始時には『テトリス』や『パックマンチャンピオンシップエディション』『UNO Car Party!』など、カジュアルゲームやマルチプレイヤーゲーム20タイトルを収録し、その後も作品を拡充していく予定とのこと。なお、収録ゲームは、フォルクスワーゲンのエンブレムなどをところどころにあしらったカスタムバージョンが含まれる模様だ。
コントローラーとするスマートフォンは、インフォテインメント画面に表示されるQRコードをスキャンすることでペアリングが可能。プレスリリースではスマートフォン2台を使ってマルチプレイヤーゲームをプレイしている写真が紹介されている。
また、フォルクスワーゲンによると、一部のゲームと特定の車種でアンビエント照明が連動し、プレイ中のゲーム内の状況に応じて照明が変化、「より没入感のある車内体験を提供」するという。
なお、AirConsoleを使用するにはフォルクスワーゲンが提供する「In-Vehicle Premium」サービスへの加入が必要となる。このサービスでは他にWi-Fiスポット機能、専用のカーナビゲーション機能といった機能が提供され、音声認識による操作にも対応する。
対応する車種は、2027年モデルのAtlas、Atlas Cross Sport、Tiguan、Golf GTI、Golf R、およびID. Buzzとのこと。またゲームの提供状況やコンテンツ、互換性、機能などは、AirConsoleの開発元であるN-Dream AGが管理し、変更される場合があるとのことだ。
車載インフォテインメントシステムにビデオゲーム機能を搭載しているメーカーとしては、テスラが知られている。テスラの車載インフォテインメントシステムはPlayStation 5と同等クラスの性能を備えており『The Witcher 3』をはじめとするAAAタイトルもプレイ可能だ。
フォルクスワーゲンが採用したAirConsoleは、それに比べるとカジュアルなゲームが多そうな印象だが、そもそも停車中にしかプレイできないのなら、短時間の暇つぶしができれば十分と言えそうだ。
ちなみにAirConsoleは、欧州では数年前からVolkswagenだけでなく、BMWグループ、アウディ、ポルシェ、シュコダといった欧州の自動車会社とも数年前から提携している。
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