2026年6月1日,MSIは,台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX 2026」に合わせて,ゲーマー向けPCの新製品を発表した。とくに注目したいのが,携帯型ゲームPC「Claw 8 EX AI+」で,Intelの携帯型ゲームPC向け新型SoC(System on a chip)「Intel Arc G3 Extreme」を採用するのが見どころとなっている。
国内市場における販売予定や価格などは明らかになっていない。
Claw 8 EX AI+

Claw 8 EX AI+は,8インチサイズで,解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート120Hzの液晶ディスプレイを搭載した携帯型ゲームPCだ。
従来製品から筐体設計を見直しており,丸みを帯びた形状へと変化した。背面のグリップ部分も大きくなっているようだ。
Claw 8 EX AI+の背面

また,左右のアナログスティックやD-Pad,上側面のショルダーボタンといったゲームパッド部分も改良しているという。加えて,本体に内蔵する振動用モーターも変更することで,消費電力を抑えつつ,よりリアルな振動を手に伝えられるとのこと。
SoCのIntel Arc G3 Extremeは,ノートPC向けCPU「Core Ultra Series 3」のアーキテクチャをベースとして,携帯型ゲームPC向けに設計したプロセッサだ。
14基のCPUコアに加えて,Intel独自のGPUアーキテクチャ「Xe3」をベースとしたGPU「Intel Arc B390」を内蔵グラフィックスとして採用する。
ソフトウェア面では,Windows 11のXboxモードに対応するのがポイントだ。ユーザーインタフェースがゲームパッドでの操作に最適化されており,スムーズにゲームの起動や再開が行えるという。
ゲーマー向けノートPCでは,18インチサイズのディスプレイを搭載した「Titan 18 HX Dragon Edition Draco Epic A2WJ」に注目だ。
Titan 18 HX Dragon Edition Draco Epic A2WJ

本製品は,MSIの創立40周年を記念したノートPCで,天板に同社のシンボルであるドラゴンを大きく描いている。また,表面に陽極酸化処理を施し,塗料を金属内部に浸透させることで,天板の装飾が長持ちするそうだ。
天板全体にドラゴンを大きく描いている

CPUには,Intel製ノートPC向けCPU「Core Ultra 200HX Plus」の上位モデルである「Core Ultra 290HX Plus」を,GPUにはNVIDIAのノートPC向け「GeForce RTX 5090 Laptop GPU」を採用する。
ディスプレイは,18インチサイズで,解像度3840×2160ドット,最大リフレッシュレート240HzのMini LED液晶パネルを採用するという。
なお,Titan 18 HX Dragon Edition Draco Epic A2WJには,特別デザインのゲーマー向けマウスやマウスパッド,記念コインなどが付属する。
Titan 18 HX Dragon Edition Draco Epic A2WJの付属品

そのほかには,16インチ級ノートPC「Crosshair A16 HX MLG Edition」と,15.6インチ級ノートPC「Katana 15 HX C14W」も発表となった。
Crosshair A16 HX MLG Edition

Crosshair A16 HX MLG Editionは,MSIのマスコットキャラクターである「MLG(Dragon Princess)」をモチーフとした筐体デザインを採用する。光沢感のある白色を基調にしつつ,差し色として赤を使用しているという。
最上位構成では,GPUに「GeForce RTX 5070 Laptop GPU」を搭載する。
ディスプレイは,16インチサイズで,解像度2560×1600ドット,最大リフレッシュレート240Hzの液晶ディスプレイだ。
Katana 15 HX C14W

Katana 15 HX C14Wは,従来製品から筐体デザインを大きく変化させたという。
最上位構成で,CPUにIntelの「Core i9-14900HX」を,GPUにGeForce RTX 5070 Laptop GPUを搭載する。
ディスプレイは,15.6インチサイズで,解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート144Hzの液晶ディスプレイを採用するとのことだ。

WACOCA: People, Life, Style.