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本稿でプレイレポートをお届けするのは、アカツキゲームスが企画・プロデュースし、ブラストエッジゲームズが開発した2D見下ろし型アクションRPG『HYKE:Northern Light(s)』のクリア後の世界を描く、無償アップデート「A Witch‘s chill time」です。

このアップデートでは、よくある“激しい戦いのあとに新たな敵が現れる”という展開ではなく、本編で好きになった美しい世界観とかわいらしいキャラクターたちを、もう一度じっくり堪能させてくれる内容になっていました。

無償アップデート「A Witch‘s chill time」の舞台はまさかの温泉!
『HYKE:Northern Light(s)』は、荒廃した世界を旅する白髪の少女「ハイク」を主人公とした、ドット絵の2D見下ろし型アクションRPGです。人類と魔女の戦争によって壊れてしまった世界を舞台に、母の足跡を辿りながらハイクが旅をしていく物語が展開されます。

非常に美しいドット絵で描かれた世界とキャラクター、終末感がありながらどこか暖かさを感じさせる空気感、そして魔法を用いた軽快なアクションが印象的な作品です。

このたび4月30日より配信される無償アップデート「A Witch‘s chill time」では、そんな本編におけるクリア後の世界が描かれています。そのため、本編未プレイでネタバレが気になる方はご注意を。

本アップデートの物語の舞台となるのは、ハイクの母「オーロラ」に導かれて足を踏み入れる謎の空間。そこでハイクたちが目にするのは、なんと「温泉」です。

オーロラはその空間を作り出す過程で、温泉を楽しむための道具を空間内の各地でなくしてしまったとのこと。そこでハイクたちは失われた道具を探し出し、自分たちの“理想の温泉”を完成させるため、空間内を探索していくことになります。

温泉を楽しむための道具は、特定のキャラクターたちがコンビを組んで挑むステージを一定数クリアすることで入手可能。集めるたびに温泉の周りがどんどん発展していく仕組みで、本編に元々あった癒し要素である「キャンプ」を、温泉という別の形で拡張したような内容になっていました。

探索をしていくコンビは、ハイクとリコをはじめ、本編の仲間たちのフォールアウトとワールドエンド、マザーブレインとエクストラ、ホールキーパーとリコ、ハイクとワールドエンドとなっており、ステージを攻略していく中でそれぞれの組み合わせならではのユニークな会話を見れます。

この追加エピソードでは、ペアで行動するからこそ、本編ではそこまで見られなかった掛け合いが増えており、道中の会話劇がとにかく可愛らしい! 少し気の抜けたやり取りやお互いの性格がよくわかる反応など、シリアスな本編では見えにくかった一面がしっかり描かれていて、ファンにはたまらない部分だと思いました。

また、ステージをある程度攻略するとハイクはリコの、リコはハイクの、といった風に、コンビの相方の魔法を習得できるようになっており、戦闘面でもしっかりと新鮮さが用意されています。

新たに取得できる魔法は、育成の必要がなく、次のステージからすぐに使えるのも地味ながら嬉しいポイントでした。

見た目や会話のかわいさだけでは終わらず、実際のプレイにも変化を与えてくれるため、無償アップデートの追加エピソードとしての満足感はかなり高め。

後日談やファン向けのおまけシナリオというと、どうしても戦闘面は控えめな印象になりがちですが、本アップデートはそのあたりもきちんと作り込まれており、遊んでいてしっかり“新しい体験”がありました。

もちろん、ボリュームとしては本編を大きく超えるような大型拡張というわけではありません。しかし、そのぶん本作の魅力である世界観、キャラクター、旅の空気感をもう一度味わい、さらに世界観に浸るにはちょうど良い密度にまとまっており、本編ファンなら必見のアップデートです。

『HYKE:Northern Light(s)』は、PC(Steam)/ニンテンドースイッチ向けに2,800円(税込)、PS5向けに2,750円(税込)にて配信中。無償アップデート「A Witch‘s chill time」は、4月30日より配信予定です。また月額課金制のAppleArcadeでも配信しており、こちらのアップデートは後日配信予定です。

※ゲーム画面は開発中のものです。
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