INVISIBLE GAMESは2026年4月21日に『One King Is Enough』をPC(Steam)向けにリリースします。本記事では、先行プレイレポートをお届けします!
※記事執筆にあたって、パブリッシャーのわくわくゲームズよりSteamキーの提供を受けています。
箱庭の上で戦う陣取り攻城戦
本作は、デッキを構築しながら箱庭の上に王国を作るゲームです。ゲームの流れはいたってシンプル。建物を建て、お金を稼ぎ、村人を増やして陣地を広げていきます。
自身の陣地の上へ手札からカードをドラッグアンドドロップ!建った建物ごとに様々な効果が発動し、効果によってお金が増えたり敵陣へ攻撃をします。建物には多くの種類があります。放置しているだけでお金がもらえるものや、村人でぶつかることで“起動”してお金が増えたり、起動した村人の移動速度に一定時間バフをかけたりなど様々です。


村人にも種類があり、何も効果を持たない代わりに建物を起動できる素の村人からぶつかった敵の建物に対して弓矢を飛ばす弓兵、攻撃力の高い剣士など多岐にわたります。しかし村人を増やしすぎるのも得策ではありません。村人が増えすぎると、30秒に一度村人の数に応じた維持費が発生します。民を維持するのも王の仕事!仕方ないことなのです……。
全体の試合の流れは非同期処理のオンライン対戦になっています。自分の持てる力を使って敵と戦ったあとは、自分の順位に応じた勝利点を得ます。この勝利点がMAXになると勝利!オンライン対戦の場合ランクが増えます。しかし3位以下になってしまうとライフが削られます。ライフがゼロになったらその時点で脱落。敗北になります。

こうして勝負を繰り返しますが、バトルとバトルの間でカードをトラッシュしたりデッキへ追加するローグライク的な時間があります。シナジーを考えて最強のデッキを作ったらいざ勝負!勝利を目指して国の内政をしていきましょう。

実際のプレイでは、筆者が攻城戦ゲームの経験が薄いこともあり、お金が足りなくて財政難に陥ることが多々ありました。稼ぐために増やした村人の維持費で首が締まっていきます!たすけてください!村人の行動する方向などはランダムのため、いい感じの位置に建物を建ててあとはお祈り!自動でお金が入って来る時計屋などを最初に引けると悪くなかったです。とはいえ財政難であることに変わりないのですが……。
うまくシナジーのあるカードを組み合わせて乗りこなさないと金欠や攻撃力不足で押し切られる形がしばしば。一度のバトル内でも稼げる金額や時間に応じて強いカードが異なりますが、バトルの数が後半になるにつれて1試合の試合時間が伸びていきます。後半になるほど強いカードもあるなあと感じました。思ったよりも奥が深く、気づけば時間が過ぎてしまうタイプの時間泥棒ゲームです。

最終戦がけっこう難しい!不安点と総評
一部不満点もあり、全体的にボタンの反応があまりよくありません。クリックして音はなっているのに倍速ボタンが有効にならなかったりリロールが反応しなかったりが結構多発しました。ズームしたカードを消すのにもEscキーを押す必要があり少し煩雑に感じます。今後のアップデートに期待です。


総評としては、攻城戦でありながら運が絡んでくる自動化ローグライクといった印象でした。非同期処理バトルも画面に張り付く必要がないのでゆったり遊べますし、長時間遊んでしまう不思議な魅力があります。自分だけの王国を作り上げ、時間を溶かしてみてはいかがでしょうか。
『One King Is Enough』PC(Steam)向けに2026年4月21日発売です。

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