東映株式会社が、ゲーム事業ブランド「東映ゲームズ」の設立を発表した。

最初の取り組みとしては、PCゲームをリリース。ゲームプラットフォーム「Steam」からはじめ、Nintendo SwitchやPlayStation、Xboxといった家庭用ゲーム機への展開も予定されている。

4月24日(金)に発表予定の初期作品ラインナップは、東映の既存IPを使ったゲームではなく、国内外のクリエイターによる新規タイトルとなる。

カイロソフトが制作したブランドロゴとピクセルアニメも公開

「東映ゲームズ」の設立に伴い、東映作品に登場するオープニング映像「荒磯に波」のピクセルアニメが公開。

東映のロゴにゲームのコントローラーのような意匠がプラスされた「東映ゲームズ」のブランドロゴも発表されている。

「東映ゲームズ」ブランドロゴ

アニメとロゴは、ドット絵のシミュレーションゲームを多数手掛けてきた国内ゲームメーカー・カイロソフトが制作。

ブランドの設立に際し、「東映ゲームズ」のチームメンバーがカイロソフト本社を訪問。直談判することでコラボレーションが実現したという。

カイロソフトが手がけた『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』

奇しくも同日には、サンリオもゲームブランド「Sanrio Games(サンリオゲームズ)」を発表。ゲームメーカー以外の参入が続くゲーム産業の活況を印象付ける日となった。

東映代表が語る意気込み、ゲーム事業は「新たな柱」

【東映株式会社代表取締役社長・吉村文雄さんコメント】

東映株式会社は、この度新たにゲームブランド『東映ゲームズ』を立ち上げ、ゲーム事業という新たな領域へ挑戦する運びとなりました。当社では本事業を、これまで東映が主軸としてきた映画、テレビ、催事などの分野と並ぶ「新たな柱」として明確に位置付け、注力してまいる所存でございます。

 ゲームは、言語や国境を越えて広がり続ける極めてグローバルなエンタテインメントです。当社グループの中長期ビジョン「TOEI NEW WAVE2033」では、東映が創り出す「ものがたり」を全世界に届けていくことを目標に掲げており、当社にとって、グローバル市場を主戦場とするゲーム事業への挑戦はビジョンの体現そのものであると考えております。 

 東映ゲームズが目指すのは、既存のIP活用のみに留まることのない、ゼロからの新しいIPの創出です。

当社が映像制作を通じて培ってきた技術とノウハウを新たなゲーム事業へ注ぎ込み、東映ならではのエンターテインメント体験を世界中のプレイヤーへ届けてまいります。

 東映の新たな挑戦に、どうぞご期待ください。

【株式会社カイロソフト 代表とじまり役・カイロくん コメント】

ロゴの制作という大役を拝命した日から眠れない日々が始まる夢を見ました。

おふとんの中で荒波にもまれるゲーム業界にふさわしいロゴとは何か…すやすやぁ。

すがすがしい春の陽気と共にあらたしい門出を祝うロゴが完成したのであった。やっぴー

KAI-YOU編集部_ゲーム部門

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ポップポータルメディア「KAI-YOU」の編集部(2013年3月15日より運営開始)。
重要性の高いニュース記事に加え、クリエイターへのインタビューや発表会、展覧会などのイベントレポート、独自の視点・切り口からのレビューやコラムなども多数配信。ポップカルチャーと現代社会が相互に影響し合う歴史を記録しながら、シーンの最先端にある新たな価値観や才能を発掘・発信している。

ゲーム部門では、コンシューマーゲームやソーシャルゲーム、ストリーマー、プロゲーマーを筆頭とするe-Sportsシーンといったデジタルゲームから、カードゲーム、ボードゲーム・TRPGといったアナログゲームまで、それぞれの領域で独自の進化を遂げるゲームカルチャーを発信している。

東映がゲーム産業に参入 第1弾として自社IPを用いないPCゲーム展開

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