
放送画面キャプチャー(c)news1
【04月19日 KOREA WAVE】韓国のゲーム業界で、影響力の大きい配信者(ストリーマー)を巡るリスクが浮き彫りになっている。人気拡大に貢献する一方で、虚偽情報の拡散や違法行為への関与が問題視されている。
韓国のゲーム会社NCSOFTは、ユーチューバーを相手取り相次いで法的措置に踏み切った。2025年12月には配信者のイ・チャンヒョンを刑事告訴し、約10億ウォン(約1億1000万円)規模の損害賠償訴訟も提起した。新作オンラインゲームに関する虚偽情報を流した疑いが持たれている。
さらに2026年4月には別の配信者についても、虚偽情報の拡散や業務妨害の疑いで告発した。同社は「内部データや専門家の検証の結果、主張は事実ではない」と説明している。
同様の問題は他社にも広がっている。Pearl Abyssの新作ゲームでも、未確認の内部情報に基づく批判が拡散し、株価が急落する事態に発展した。その後のアップデートで評価は回復し、販売は好調に推移している。
ストリーマーは現代のゲーム産業において重要な役割を担っている。ゲームの認知度向上やコミュニティ形成に寄与し、とりわけ中小開発会社にとっては主要なプロモーション手段となっている。
しかし一部では違法行為との関わりも指摘されている。配信画面やコメント欄に、ゲーム内通貨を現金化する違法業者の広告を掲載するケースが確認されている。韓国ではゲームアイテムの換金やその仲介は法律で禁止されている。
こうした問題を巡り、プラットフォーム側の責任も問われている。YouTubeなどが違法広告や不適切行為を十分に取り締まっていないとの批判が出ているためだ。
業界関係者は「影響力に見合った責任が求められる」とし、配信者自身の自律とともに、プラットフォームの規制強化や制度整備が急務だと指摘している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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