世界一のチャンネル登録者数を誇るアメリカのYouTuber・MrBeastさんが、ゲーム『League of Legends』(LoL)のプロチームの買収に意欲を見せた。

発端となったのは、『LoL』への思いを語った2025年2月公開の動画。およそ1年前の動画が、3月17日にX上で拡散された。

その動画の切り抜きに、『LoL』を開発するRiot Games共同創業者のMarc Merrillさんが反応。その後、MrBeastさん本人も「Give me a few years(あと数年くれ)」と返信した。

『LoL』を愛するMrBeast、Fakerに憧れた過去も

MrBeastさんは現在、YouTubeのチャンネル登録者数4.71億人を有しているYouTuber。動画の収益を、次の動画企画に再投資する制作スタイルが特徴だ。

動画だけでなく、リアリティ番組「Beast Games」や食品ブランド・Feastables、大規模な慈善活動など事業家としての顔も強い。

そんなMrBeastさんが、長年強い関心を示してきたのが『LoL』だ。

2022年に『LoL』の世界大会「Worlds」の放送にゲスト出演したMrBeastさんはLCS(北米リーグ)チーム購入願望を明言。

『LoL』愛を語るMrBeastさん(48分過ぎから)

前述した2025年2月の動画でも、10代の頃にプロ選手を夢見ていたことや、『LoL』トッププレイヤーであるFaker選手らへの憧れを語りつつ、将来的にチームを持ちたい考えを示した。

今回のやり取りによって、その長年の構想が改めて注目された形だ。

Riot共同創業者も反応、揺れる北米『LoL』競技シーン

今回、拡散された動画に反応したMarc Merrillさんは、Riot Gamesの共同会長であり、現在はChief Product Officerもつとめている。

『LoL』の立ち上げを支え、同作を世界最大級のeスポーツへ育ててきた中心人物の一人だ。

なお、MrBeastさんが長らく口にしてきた「LCSチームを買う」という夢は、その舞台となる『LoL』の競技シーンも変化の途上にある。

Riot Gamesは2024年、『LoL』競技シーンの事業モデル見直しを発表。2025年には北米/中南米/ブラジルを束ねる新リーグ「LTA」を始動させた。

しかし2025年9月には、2026年からそれぞれ北米とブラジルの独立リーグである「LCS」と「CBLOL」を復活させる方針を改めて発表している。

実現すれば『LoL』 競技シーンに新しい風を呼び込むか

Marc Merrillさんが動画を引用しつつ「We should catch up one of these days(近いうちに再会しましょう)」とMrBeastさんへメンションを飛ばすと、MrBeastさんは「Give me a few years」と反応。

Marc Merrillさんもそれに「I’M FINE」と同社のアニメ作品『Arcane(アーケイン)』のGIF画像で答えている。

リーグの枠組み自体が揺れるなかで、もしMrBeastさんが本当に参入するなら、それは単なるオーナー就任以上に、北米圏の『LoL』 競技シーンに新しい流れを持ち込む出来事になるはずだ。

再び話題となったMrBeastさんの『LoL』競技シーン参入。現実的とはまだ言い難いものの、『LoL』の行く末ともあわせて今後も注目を集めそうだ。

Yugaming

1990年生まれの地方在住。インターネットに青春時代を持っていかれた。VRとesportsが関心領域。最近はnoteを拠点に活動している。

登録者数世界一のYouTuber「MrBeast」が『LoL』プロチーム買収に意欲 Riot Gamesの創業者も反応

Write A Comment