マイクロソフトおよびASUSから販売中の携帯型ゲーミングPC「ROG Xbox Ally X」について、国内向け販売サイトでは値上げが実施されたようだ。税込13万9800円から税込16万9800円へと3万円の値上げとなっている。

「ROG Xbox Ally」シリーズは、携帯型ゲーミングPCだ。ASUSの「ROG Ally」および「ROG Ally X」をベースに、マイクロソフトとの連携で「Play Anywhere」向けに設計された機能が搭載されている。OSにはWindows 11を採用し、Microsoft StoreやXbox Game Passのほか、SteamやEpic Gamesストア、Battle.netといった主要なPCゲームプラットフォームに対応する。また自宅のXboxコンソールにインストールされているゲームをリモートで遊ぶことができ、Xbox Cloud Gamingを利用すればクラウドからストリーミングでゲームをプレイ可能だ。このほか「ハンドヘルド互換性プログラム」として、互換性のテストも入念におこなわれていることがアピールされている。

「ROG Xbox Ally」シリーズは2025年10月に、エントリーモデルの「ROG Xbox Ally」が税込8万9800円、上位モデルの「ROG Xbox Ally X」が税込13万9800円で発売された。そして現時点では、ASUSの販売サイト上で「ROG Xbox Ally X」が税込16万9800円に値上げされていることが確認できる。ぴったり3万円の値上げとなっている。マイクロソフトの公式サイトでは、本稿執筆時点で値上げ前の価格表記が残っているものの、リンク先の販売店では値上げ後の価格にて販売されている状況だ。

ちなみに、エントリーモデルの「ROG Xbox Ally」については、値上げは実施されておらず価格据え置きにて販売されている。またベースとなった「ROG Ally」および「ROG Ally X」についても価格は据え置きだ。また「ROG Xbox Ally」「ROG Xbox Ally X」の米国での販売価格はそれぞれ599.99ドル、999.99ドルとなっており、ドル価格での値上げは実施されていないようだ。国内向けの「ROG Xbox Ally X」のみ値上げされたとみられる状況について、弊誌は国内代理店に対して問い合わせている。

なお昨今ではAI分野での急速な需要拡大により、世界的にメモリが品薄になり市場価格が暴騰。これにともない、CPUやSSDといった主要なPCパーツの需給もひっ迫し、断続的に値上げがおこなわれている。そうした中ではValveが、Steamが手がける新たな小型ゲーミングPC「Steam Machine」の発売時期や価格の見直しが必要と発表したことも記憶に新しい(関連記事)。今回の「ROG Xbox Ally X」の値上げに関してもそうした背景によるものかどうかは注目されるところだろう。国内代理店からの返答があれば本稿に追記する。

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