アートブック型パズルゲーム『All Living Things』を開発中のSaint Vulture(MOXO)氏は、同作開発が「美しい女性と出会ったから」遅れているとXにて告知。この発表は110万回以上も表示されるほどの注目を集めましたが、それとは別に“リアルな事情”もあるようです。
【画像】注目浴びた告知
デモ版が“非常に好評”なパズルゲームの開発遅れ…告知が注目浴びるも実際の背景は切実
『All Living Things』とは、中世の錬金術書(絵巻物)「リプリー・スクロール」にインスパイアされたアートブック型パズルゲームです。ゲームではクレイ風のストップモーションアニメのビジュアルが採用されており、プレイヤーは錬金術の過程を象徴する12のパズルを解き明かすことになります。
Steamで配信中のデモ版は全体レビューで“非常に好評”となっており、クリック操作で目まぐるしく動き変化する絵本が魅力の本作ですが、2026年2月9日に「美しい女性と出会ったから、開発の遅れている」との告知。まさかの説明にユーザー達からは応援や茶化す声が集まり、海外メディアGamesRadar+も「芽生えつつあるロマンスを応援しよう」と報じていました。
この告知は大きな反響を生んだものの、翌10日にSaint Vulture氏は「興味を持ってくれたことに本当に感謝している」としつつ、「実際に何が起きているのかを説明させて欲しい」と投稿。自身がソロ開発者であり、本プロジェクト(ゲーム)を想定通りに仕上げるには、アニメーションで多大な助けを必要としている一方、時間をかけて助成金の申請をしたりやパブリッシャーを探したりしても“運がなかった”そうです。
そしてデモ版では沢山のフィードバックを貰い、ゲームをより伝わりやすくしつつ、自力または友人たちと現実的にリリースできるよう、作品に手を加えている旨が語られたほか、フリーランスの仕事を多くこなして資金を貯めていることが明かされました。
なお、同氏はKickstarter(クラウドファンディング)の意向をユーザーから尋ねられた際は、「考えたことはあるが、初めてのゲーム作りを学んでいる最中に(Kickstarterの)管理までするのは自身の能力限界を超えている」として、“開発者として能力に自信が持てるようになったら、別のプロジェクトでやるかもしれない”と説明しています。
『All Living Things』はSteamにてリリース予定。同プラットフォームではデモ版が配信中です。
Game*Spark ケシノ
