2026年2月8日、浜松町にて東京ゲームダンジョン11が開かれました。
そこで展示されていた『みんなで Physical TRAIN ~チャムランド国営鉄道~』のプレイレポートをお届けします。
手作り感と物理演算が紡ぐ、架空鉄道シムの挑戦
本作は架空の国「チャムランド共和国」で鉄道シミュレーションを楽しむゲーム。山脈を臨む草原地帯を、えっちらおっちらと列車を走らせるなんともチルい作品です。シンプルながら背景に細かくアセットが置かれており、旅情を掻き立てられます。特に夕焼けの空気感が良いですね……。

それだけでも充分な魅力がありますが、本作の最大の特長は、列車の走行が物理処理によって再現されていることです。通常の鉄道ゲームでは、列車はレール上を決められたアニメーションとして進むことが多いですが、本作では実際に車輪とレールが物理挙動に基づいて計算されており、常に連動しています。
これにより、プレイヤーはまるで実際に運転しているかのような感覚を味わうことができます。テキトーに走らせていると、脱線しちゃいますよ!

というわけで早速チュートリアルをプレイ。
列車に乗り組み、パワーをON。もうもうと黒煙が上がっていきます。うーん、すでに良い感じだ。
リバーサーを前に倒し、加速器を1にしてようやく前進。このワンステップずつ進めていく操作感がたまりませんね。

さて、お次は線路の切り替えです。このままでは脱線してしまいますからね。逐一ポイントをチェックしていかなければなりません。指さし確認よ~し。
おっと、手前のポイントを切り替えたはいいものの、スピードを出しすぎてその先のポイントをも超えてしまい、脱線しちゃいました……。ちゃんと物理演算をしている証拠ですね。

気を取り直して、今度は列車の連結にチャレンジ。先ほど切り替えたポイントを直進に戻し、今度は後退です。
貨物の目の前まで来たら停止して、後方連結器をくっつけます。これで成功。指定の位置まで進行させればミッションクリアです。やったぜ!
本作について、開発したちゃむさんにお話を伺いました。

――開発期間はどれくらいですか?
ちゃむ半年くらいです。すでにリリースしていまして、現在アーリーアクセス中です。7月には正式リリースしたいと思っています。
――制作に使ったツールは何ですか?
ちゃむUnityです。
――なかなか可愛らしい国が舞台だと思いました。架空の国を舞台にしたのは何故ですか?
ちゃむ自分が面白いと思ったものだけで作ろうと思ったからです。
ただ、出てくる列車は実在に近いものにしました。現在、12種類あります。

物理演算とチルい背景がミックスした、唯一無二のトレインシミュレーターでした。脱線しても感動できるのはなかなか面白い体験です!
『みんなで Physical TRAIN ~チャムランド国営鉄道~』はPC(Steam)にて配信中です。
