上半期の出荷目標はそのままです
Image:Valve
PCゲーム販売プラットフォームSteamや、携帯型ゲーミングPCのSteam Deckで知られるValveは、昨年11月に発表したゲーム専用機っぽいゲーミングPCのSteam Machineの発売時期や価格を「2026年初頭」に発表する予定だったが、これを延期した。
理由は「業界全体におけるメモリおよびストレージ不足の深刻化」。これにともない、「この時期までに発表予定だったSteam Machineとヘッドセット製品Steam Frameの出荷スケジュールと価格の見直しを行う必要に迫られている」とのことだ。
なお、Valveは上記2製品とSteam Controllerの3製品を今年上半期に出荷する目標は変更せず、価格と発売日が決まりしだい発表すると述べている。
発表当時、ValveはSteam Machineの価格に関して「パーツを組み合わせてPCを組み立て、基本的に同じレベルのパフォーマンスを実現できれば、それが私たちが目指す一般的な価格帯だ」と述べていた。そして、Steam Machneが搭載するパーツ価格をもとに同製品の価格を算出すると、約700ドルになるとも言われていた。ただし、あくまでこれは11月当時の価格。その後DRAM価格は前年比170%も高騰している。
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ちなみにゲーム開発者は現在、Steam Frameの開発キットをValveに注文可能となっている。こちらは数が限定されるものの「継続的に」供給されているとしており、Valveが言うように市場投入の準備そのものは進行している模様だ。また、Steam Machineのほうはその処理能力がどの程度になるかが気になる人も多いと思われるが、ValveはSteam Machine向けにテストしたゲームの大半が、現行世代のゲーム機と同等の4K60fpsで問題なく動作できたと述べた。
当初言われていた700ドルという価格でも、記事執筆時点のレートで日本円に換算すると約11万円になる。これは「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」の約2倍であり、ゲームをするだけなら、よほど特別な理由がない限り、PS5よりSteam Machineを選ぶのは難しいかもしれない。
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