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 ゲーミングPCにおける最大のネックは、大多数の人にとっては価格ではないだろうか。高性能なPCほど高価で、手が届かないと悲観している人も多いはず。そういった人に今回紹介したいモデルが、パソコンショップSEVENの「ZEFT R60YQ」だ。

 ZEFT R60YQの直販価格は標準構成で21万9780円(税込み)と比較的お手頃だ。CPUは「Ryzen 7 7700」、GPUはGeForce RTX 5060 Ti搭載モデルを採用し、コストパフォーマンスもいい。サイズは195(W)×290(D)×424.5(H)mmと、省スペースなところも魅力的だ。

Ryzen 7 7700とGeForce RTX 5060 Tiを搭載

 CPUのRyzen 7 7700はZen 4世代の8コア/16スレッドモデル。最新のRyzen 9000シリーズ(Zen 5)よりも1世代古いものの、最大ブースト クロックは5.3GHzとゲーミング性能と価格のバランスが優れている。

 CPUクーラーはAMDの純正モデル「Wraith Prism」を装着していた。Wraith Prismはイルミネーション リングを搭載しており、LEDがきらびやかに点灯する。Ryzen 7 7700のTDP(熱設計消費電力)は65Wと比較的低めのため、このクーラーでも十分冷やせるだろう。

 ビデオカードのGPUは「GeForce RTX 5060 Ti」(以下、RTX 5060 Ti)で、お借りした試用機にはASUSの「PRIME GeForce RTX 5060 Ti 16GB GDDR7 OC Edition」(PRIME-RTX5060TI-O16G)が入っていた。フルHDならほとんどゲームで困ることはないだろう。

 このビデオカードは、ブーストクロックを2617MHzに引き上げたクロックアップモデル。GPUクーラーには3基のAxial-techファンを備えている。ASUSによると、これらのファンで温度の低減、ノイズの抑制、パフォーマンスの強化を実現しているとのこと。

PCケースは縦長でフットプリントが省スペース

 PCケースはDeepCoolの「CH170 PLUS」(ブラック)で、設置面積は95(W)×290(D)mmとかなり省スペースだ。また、一般的なPCケースとは異なり、マザーボードなどのインターフェース部が底面に向く倒立デザインを採用。そのため、ケーブルが台座で隠れるようになっている点はユニークだ。

 特殊な構造ゆえのクセにも触れておこう。まず、強化ガラスパネルは台座を取り外さないと開けられない点は扱いづらいと感じた。また、マザーボードなどのインターフェースは、その台座で隠れているのでケーブルの抜き差しがしづらかった。

 ただし、前面の右上にはUSB Type-A(USB 3.0)が2つと、USB Type-C(USB 3.1 Gen 2)が1つあり、USB機器はこちらを利用することで扱いづらさをカバーしている。また、全体は黒色で落ち着いた雰囲気ながらも、LED付きの120mm角ファンを左側面に2基、底面に1基備えているため、地味になりすぎない部分も評価したい。

AMD B850マザーでWi-Fi/Bluetoothもサポート

 マザーボードはASRockのAMD B850チップセットを搭載した「B850M-X WiFi R2.0」を採用。Micro-ATXモデルで、PCIe 5.0に対応したM.2スロットと、PCIe 4.0に対応したM.2スロットを1基ずつ装備する。LEDはすべて専用ツールから一括制御できる。

 また、2.5GbEに対応した有線LANと、Wi-Fi 6Eに対応した無線LANも使え、ネットワーク関連も充実。そのほか、Realtekの「ALC897オーディオコーデック」を中核とするサウンド回路を実装しており、サウンドアプリケーションの「Nahimic」を組み合わせることで、バーチャルサラウンドなど多くの機能が使える。

 システムメモリーはCrucial製のDDR5-5600の16GBモジュールを1枚搭載。ストレージは1TB M.2 SSD(PCIe 4.0)だが、試用機ではWestern Digitalの「WD_BLACK SN770」の1TBモデルを採用していた。なお、標準構成メニューではその後継にあたる「WD_BLACK SN7100」になっていた(2025年12月5日時点)。

 屋台骨ともいえる電源ユニットは、80 PLUS BRONZE認証を取得した定格出力650Wのモデル。+12V出力は54.16A確保されており、Ryzen 7 7700とRTX 5060 Tiの組み合わせであれば十分だろう。

ゲーミングPCデビューにオススメの1台、コスパは申し分なし

 ZEFT R60YQはCPUにRyzen 7 7700を、GPUにRTX 5060 Tiを採用し、バランスのいいモデルといった印象が強い。絶対性能こそハイエンドには及ばないものの、これからPCゲームをはじめたい人にとっては十分な仕様だ。

 そして、コスパはかなりいい。メモリーが夏の3倍以上も高騰してる今、22万円切りで購入できる点は企業努力のたまものだろう。ストレージもじわじわと値上がりしているので、かなり良心的といえる。

 次回はそんなZEFT R60YQのゲームパフォーマンスを検証する。興味をひかれた人はぜひそちらもあわせてご覧いただきたい。

Ryzen&RTX 5060 Tiで22万円切りは高コスパ!ゲーミングPCデビューにぴったりな省スペースモデル

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