SteelSeriesは、ゲーミングヘッドセット「Arctis Nova Elite」の体験会を10月9日~11日で開催している。場所は二子玉川 蔦屋家電2F E-room。開催時間は各日11時から18時。
「Arctis Nova Elite」は、10月17日より順次発売予定の世界初のハイレゾ認証ワイヤレスゲーミングヘッドセット。真鍮製フレームを施した特注の2ピース40mmカーボンファイバードライバーを採用し、10Hzから40kHzまでの周波数を再生可能。次世代LC3+コーデックによって2.4GHzとBluetoothによる24bit/96kHz伝送に対応する。参考価格は111,080円とSteelSeriesのなかでも最高級品となる製品だ。
二子玉川 蔦屋家電2F E-roomでは、「Arctis Nova Elite」を実際に手に取って試すことができる。ヘッドセットとしての見どころは、ハイレゾクラスの音質はもとより、ゲーム機を含めた様々な音源を本製品に集約できる点にある。
付属の「GameHub(ゲームハブ)」には入力音声用の端子としてUSB-Cが3つ、AUXが1つ付いている。ここにBluetoothも合わせれば、たとえばPCとNintendo Switch、PS5、Xbox Series X|S、そしてスマホをいっぺんに接続できる。同時再生については、2つUSB-C接続とAUX、そしてBluetoothの最大4つに対応する。
また、USB-C接続の2つの機器はゲームハブ本体のMIX機能に対応する。MIXI機能は各音量のバランスをツマミで調整できるというもので、たとえばUSB-C 1にPC、USB-C 2にPS5を接続した場合、通常だと両方の音声が同時に流れるが、ツマミを左に回せばPCの音声が大きく、右に回せばPS5の音声が大きくなる。MIX機能はUSB-C 1とUSB-C 2、USB-C 1とUSB-C 3の組み合わせで切り替え可能で、用途に合わせて利用できる。
「GameHub(ゲームハブ)」本体。イコライザーなども設定可能
展示風景
会場ではPCとPS5、Nintendo Switchに接続している「Arctis Nova Elite」を見ることができるほか、ハイレゾ音源を体験できるコーナーも設置。ハイレゾ対応の前モデル「Arctis Nova Pro」との聴き比べも可能となっていたが、ドライバーが刷新されたこともあってか音圧が上がり、より音の繊細なニュアンスまで聴き取れるようになっているように感じられた。
会場では「Arctis Nova Pro」をはじめ、SteelSeriesの既存ヘッドセットシリーズとの聴き比べも可能となっており、ゲーミング体験と音楽体験の両方の面で「Arctis Nova Elite」の品質を試せる。会場ではSteelSeries製品が当たるくじ引きキャンペーンも実施しているため、機会があればぜひ訪れてみるといいだろう。
ハイレゾ音源の聴き比べコーナー
ヘッドセット「Arctis」シリーズが一斉に並ぶコーナー
くじ引きキャンペーンも実施