ROGとXboxとの強力なパートナーシップにより誕生したというASUSのポータブルゲーミングPC「ROG Xbox Ally X(C73XA-Z2E24G1T)」「ROG Xbox Ally(RC73YA-Z2A16G512)」の予約受け付けが9月26日(金)9:00から始まる。ASUSは発売日を10月16日(木)としている。

 ROG Xbox Ally Xには8コア/16スレッドのAMD Ryzen AI Z2 Extremeプロセッサ、24GBのメモリ、1TBのSSDが、ROG Xbox Allyには4コア/8スレッドのAMD Ryzen Z2 Aプロセッサ、16GBのメモリ、512GBのSSDがそれぞれ搭載される。

 希望小売価格はROG Xbox Ally Xが139,800円、ROG Xbox Allyが89,800円。

Ryzen Z2シリーズやWindows 11 Homeを搭載したポータブルゲーミングPC

 これらは7型ディスプレイ(1,920×1,080ドット、120Hz、10点マルチタッチ・タッチスクリーン)やWindows 11 Homeを搭載したポータブルゲーミングPC。新たに「Xbox UI」を搭載しており、コンソールゲーム機のように直感的な操作性を実現したという。

 Xboxコンソール機でプレイしていたゲームに関しては、「Xbox Play Anywhere」対応のゲームタイトルであれば、セーブデータをROG Xbox Ally シリーズで引き継いでそのままプレイすることができる。

 人間工学に基づいたデザインとXboxコントローラーデザインを組み合わせた本体には、Xboxボタンも搭載される。

 また、ゲーム向けにWindows環境が最適化され、Windowsの「Xbox Game Bar」機能と、本体のパフォーマンス設定やキャリブレーションなどを行うASUSの「Armoury Crate SE」アプリが統合される。Xboxボタンの長押しによるゲームやアプリの切り替えも可能で、音声通話アプリなどにすぐアクセスできるという。

 突起部を除いたサイズは幅290.0×奥行き121.0×高さ27.5〜50.9mm。ステレオスピーカー、マイク、加速度センサー、ジャイロセンサー、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6E)、Bluetooth 5.4などを搭載し、Windows Helloによる指紋認証にも対応する。Webカメラは非搭載。

 ROG Xbox Ally Xの質量は約715g、バッテリー容量は80Wh、バッテリー駆動時間(JEITA測定法3.0)は約13.9時間(動画再生時)/約22.3時間(アイドル時)、インターフェイスはUSB4×1、USB 3.2 Gen2 Type-C(PD対応)×1、microSDカードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック×1。

 ROG Xbox Allyの質量は約670g、バッテリー容量は60Wh、バッテリー駆動時間(JEITA測定法3.0)は約10.4時間(動画再生時)/約19.2時間(アイドル時)、インターフェイスはUSB 3.2 Gen2 Type-C(PD対応)×2、microSDカードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック×1。

 また、アクセサリとして、取っ手のついたカバン型のケース「ROG Xbox Ally (2-in-1) Premium Case」(希望小売価格:7,980円)、HDMI端子やLAN端子などを装備したドック「ROG Bulwark Dock DG300」(希望小売価格:23,980円)、HDMI端子や100W出力対応のUSB Type-Cコネクタなどを装備した充電器「ROG 100W Gaming Charger Dock」(希望小売価格:14,980円)が用意される。

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