近年、「ミニPC」が注目を浴びている中で、展示会イベント「Japan IT Week」春展においても多くのミニPCが展示されていた。ASUSとMINISFORUM(Shenzhen Meigao Electronic Equipment)の各ブースで展示されていたミニPCをまとめた。

ASUS、AMD/IntelのCPUをそれぞれ搭載した「Copilot+ PC」のミニPC

 ASUSブースでは、日本国内では未発売のミニPCを展示していた。

 「ASUS ExpertCenter PN54」は、CPUにAMD Ryzen AI 7 350/Ryzen AI 5 340を搭載したCopilot+ PCだ。電源ボタンに指紋認証も備えており、Windows Helloで使える。

 なお、展示機は2.5GbEの有線ポートを2つ備えていたが、実際にこうしたインターフェースがどうなるかは未定とのことだった。

「ASUS ExpertCenter PN54」「ASUS ExpertCenter PN54」の背面のポート

 「ASUS NUC 14 Pro AI」は、CPUにIntel Core Ultra 200Vシリーズを搭載したCopilot+ PCだ。電源ボタンに指紋認証も備えてWindows Helloで使えるのも同じだ。

「ASUS NUC 14 Pro AI」

 そして、ASUS NUC 14 Pro AIの次世代モデルとなるのが「ASUS NUC 15 Pro AI」だ。CPUにIntel Core Ultra 200Hシリーズを搭載し、最大99TOPSの性能を持つという。Intel vProプラットフォームに対応するモデルも用意される。最大96GBのデュアルチャンネルDDR5-6400メモリ対応。

 筐体は、トールタイプとショートタイプの2種類がある。展示されていたトールタイプでは、拡張カードによってLANやUSB、シリアルなどのポートを追加可能。

 NUC 15 Pro AIは発表はされているが、未発売。発売時期も未定とのことだった。

「ASUS NUC 15 Pro AI」トールタイプでは、LANやUSBのポートの下(写真では上)に拡張カードを追加できる

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