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＜作品紹介＞
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は英題「The Legend of Zelda: Breath of the Wild」で、2017年3月3日に任天堂から発売されたアクションアドベンチャーゲームです。このゼルダの伝説シリーズの他の作品には、神々の遺産「トライフォース」を手に入れて世界を混沌に落とそうとする盗賊ガノンドロフと、勇者として選ばれた少年リンクとの時を超えた戦いを描いた「ゼルダの伝説 時のオカリナ」や、大海原を舞台として、風を操れる不思議なアイテム「風のタクト」を使っての旅を描いた「ゼルダの伝説 風のタクト」、そして、少年リンクが小鬼「スタルキッド」に襲われ、滅びの世界に迷い込む物語を描いた「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」などがあります。
＜あらすじ＞
ハイラル王国ははるかに昔の神話の時代から、何度も魔王ガノンによる厄災に見舞われ、その度ごとにマスターソードを持つ騎士と、聖なる力を持つ姫がガノンを封印するという繰り返しの歴史をたどっていた。
1万年前、ハイラル王国は、高度な技術を発展させており、その技術を用いてガノンの封印の一助とすべく4体の巨大な兵器「神獣」と、多数の無人兵器「ガーディアン」を作り、退魔の剣「マスターソード」を持つ勇者と聖なる力を持つ姫とともにガノンを封印した。
そして、100年前、ハイラル王家に仕える占い師がガノンの復活を予言した。ハイラルの民は古代に作られたガーディアンと神獣を発掘し、それらを研究したのち運用してハイラル王国の守りを固めた。しかし、ガノンはハイラル城の地下に復活し、4神獣とガーディアン達を乗っ取り、ハイラル王国を壊滅させ、神獣の繰り手であった４人の英傑たちを葬った。生き残ったゼルダ姫は致命傷を負った近衛騎士「リンク」を治癒するために、彼を「回生の祠」へと運び、その後、自らの力でガノンを一時的に封印した。
この大厄災の100年後、回生の祠で目を覚ましたリンクは、謎の女性の声や出会った老人の導きでガノンを討伐するべく、冒険に出る。
このゲームに登場するキャラクターを紹介すると、一切の記憶を失った状態で目覚めた青年であり、不思議な声に導かれて広大なハイラルの旅へと身を投じることとなる「リンク」、ハイラル王国の姫君であり聡明で好奇心旺盛な少女であるが、深いコンプレックスを抱えており、また世界に点在する古代遺跡の調査を独自に行っている「ゼルダ」、厄災ガノン討伐のために選出された英傑の１人で、豪快でありながら仲間思いで気配りのできる優しい性格のゴロン族でありあらゆる衝撃を受け付けず己の体の何倍もの大きさの落石さえも砕く鉄壁の守りを持つ「ダルケル」、ゾーラ族を代表する英傑にして一族の姫でリンクとは幼馴染でもあり、心優しく物静かな性格だが芯は強く世界を守るために厄災ガノンとの戦いに身を投じた「ミファー」、上昇気流を発生させ空高くに舞い上がる独自の技を開発するなどリト族でも類いまれなる飛行技術と重量級の弓を軽々と扱う筋力と敏捷性を持つ英傑の１人「リーバル」、周囲にも気配りができる姉御肌でありゼルダも彼女に強い信頼を寄せており、落雷を落とす特殊な能力と華麗な舞のように戦う姿を特徴とする英傑の１人「ウルボザ」、彼らがこのゲームの主要な登場人物です。
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