小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は3月17日、サブブランドPOCOのスマートフォン「POCO X8 Pro」と「POCO X8 Pro Max」を発売した。価格はPOCO X8 Proが5万9980円から、POCO X8 Pro Maxが7万9980円から。4月6日までの早割価格ではそれぞれ5000円引きで購入でき、最安構成は5万4980円だ。
POCO X8 Pro(Amazonで購入)
POCO X8 Pro Max(Amazonで購入)
Amazon のアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。

POCO X8 Pro Maxのホワイトモデル。カメラリングにRGBライトを搭載し、ファイバーグラス製の背面には5本のラインが入っている
POCOはゲーム好きの若年層をコアターゲットにしたブランドだ。ただし今回の2モデルは、ゲーム性能を軸に据えつつも「普段使い」への守備範囲を広げてきた印象が強い。デザインは高級感のある路線に切り替わり、バッテリーはタブレット並みの大容量、OSはiPhoneとの連携にも対応した。ゲーム専用機ではなく、メインでもサブでも使えるスマートフォンに仕上げようという意図が見える。

POCO X8 Pro Maxの3色展開。左からブラック、ホワイト、ブルーを用意している

POCO X8 Proの3色展開。左からブラック、ミントグリーン、ホワイトで、背面にはガラス素材を採用している
ゲームを支えるチップと冷却
POCO X8 Pro MaxにはMediaTekのDimensity 9500sを搭載した。第2世代の3nmプロセスで製造されたチップセットで、AnTuTu V11で308万点を記録している。PUBGでの平均フレームレートは118.66fpsだ。11000mm²のグラファイトレイヤーを含む3D冷却システムで発熱を抑え、長時間のプレイでもパフォーマンスを維持する。

POCO X8 Pro Maxのスペック概要。Dimensity 9500sや8500mAhバッテリー、eSIM対応などの仕様が並ぶ
POCO X8 ProはDimensity 8500-Ultraを搭載し、AnTuTuスコアは約228万点。冷却面積は5300平方ミリメートルで、前モデルのX7 Proから300平方ミリメートルに拡大した。ソフトウェア側でもWildBoost Optimizationがゲーム中の処理負荷を自動調整し、カクつきを防いでいる。

POCO X8 Proのスペック概要。Dimensity 8500-Ultraや6500mAhバッテリー、Sony IMX882センサーなどの仕様が並ぶ

POCO X8 Proの展示機でRPGゲームを動作させていた
タブレット並みのバッテリーをポケットに
ゲーマーを意識した大容量バッテリーも特徴だ。Pro Maxには8500mAhを搭載した。タブレット並みの容量をスマートフォンのボディに収めるため、シリコンカーボン技術で高エネルギー密度を確保している。ゲームプレイで15時間、日常用途なら2日に1回の充電で済む計算だ。1600回の充放電後も80%以上の容量を維持するため、2日に1度の充電ペースなら約6年使い続けられる。

POCO X8 Pro Maxの8500mAhバッテリーの内部構造を示したスライド。シリコンカーボン含有率16%で847Wh/Lのエネルギー密度を実現している
POCO X8 Proも6500mAhとX7 Proから500mAh増やしている。両モデルとも100Wの急速充電に対応し、100W PPS規格をサポートするため、純正以外の充電器でも速度を維持できる。27Wの有線リバースチャージにも対応しており、Type-Cケーブルがあれば友人のiPhoneを20分で50%まで充電できるという。
「ポップ」から「プレミアム」へ、でも遊び心は残す
前モデルのPOCO X7 Proは黒×黄のエッジの効いたカラーリングで、見た目からして「ゲーム機」だった。X8 Proではメタルフレームとガラス背面を採用し、質感を大きく変えた。シャオミ・ジャパンの片山将氏は「コストに対する性能を見せるうえで、デザインのプレミアム感を求める声が多い」とその理由を語った。Pro Maxは軽量化を重視してファイバーグラス製の背面パネルを採用し、SGSのプレミアムパフォーマンス認証で5つ星を取得している。

前モデルのPOCO X7 Pro。黒×黄のカラーリングが特徴で、POCOのXシリーズで高い人気を集めた
ただし、カメラユニットに搭載したダイナミックRGBライトがPOCOらしさを残している。ゲームや音楽に連動して8色に光るほか、着信やLINE通知の表示にも使える。高級感を出しつつ「ゲーミングブランド」のアイデンティティは捨てていない。

POCO X8 Proのブラックモデルを手に持ったところ。カメラリングのRGBライトがグリーンに発光している

POCO X8 Pro Max(左)とPOCO X8 Pro(右)のブラックモデル。Pro Maxはファイバーグラス、Proはガラスと背面素材が異なる
iPhoneユーザーのサブ機としても
OSはAndroid 16ベースのXiaomi HyperOS 3を搭載した。同じXiaomiアカウントかつ同じWi-Fi環境下であれば、iPhoneやMacBookとの間で写真を転送したり、iPhoneの画面からPOCOを操作したりできる。片山氏は「メインiPhone、サブPOCOという使い方」を想定した機能だと説明した。

iPhoneからPOCO X8 Proの画面をミラーリング操作できるHome Screen+機能の紹介スライド
ゲーム用のサブ機としてAndroidを持ちたいが、普段のやり取りはiPhoneで完結させたい。そんなユーザーにとって、5万円台から買えてiPhoneと連携できるPOCO X8 Proは選択肢に入りやすい。Pro Maxなら8500mAhのバッテリーで長時間のゲームにも耐え、eSIMにも対応するため、2台持ちの運用もしやすい。
価格とラインアップ
POCO X8 Proは8GB+256GBが5万9980円、8GB+512GBが6万9980円、12GB+512GBが7万4980円。POCO X8 Pro Maxは12GB+256GBが7万9980円、12GB+512GBが8万9980円。いずれも4月6日までの早割で5000円引きとなる。
販売チャネルはXiaomi公式サイト、楽天市場店、Amazon.co.jp、TikTok Shop、全国のXiaomi Store。POCO X8 Proの8GB+256GBのみMVNOのQTnetでも3月19日から販売する。購入特典としてSpotify Premium 3カ月無料とYouTube Premium 2カ月無料が付く。4回のOSアップグレードと6年間のセキュリティパッチも保証する。おサイフケータイには非対応だ。
POCO X8 Pro(Amazonで購入)
POCO X8 Pro Max(Amazonで購入)
Amazon のアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。
