画像ギャラリー No.018のサムネイル画像 / モノクロの世界のなかにある,静かな驚き。「Hidden Folks+」の素朴で温かな風景に癒されよう(今日から始めろApple Arcade #63)

 「Apple Arcade」は,Appleが月額900円(税込)でiPhone / iPad / Mac / Apple TV / Apple Vision向けに提供している,ゲームのサブスクリプションサービスだ。
 この連載では,広告やゲーム内課金なしでプレイできるタイトルが現在200種類以上配信されているこのサービスの中から,4Gamerがチョイスしたタイトルを紹介していく。

 第64回では,Adriaan de Jonghが開発した「Hidden Folks+」を紹介しよう。本作は元々,2017年2月に買い切りタイプのゲームとしてリリースされ,世界中で高い評価を得てきたタイトルの,Apple Arcade版である。

「Hidden Folks+」

リリース日:2022年1月28日
配信元:Adriaan de Jongh
開発元:Adriaan de Jongh
対応端末:iPhone / iPad / iPod touch / Mac / Apple Vision / Apple TV
ゲームパッド対応:×

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オススメポイント
1.ルールは少なく,時間制限もない。マイペースにプレイを進められる
2.ずっと見ていたくなる,温かみのある手描きのイラスト
3.見つけてクリックするだけのかんたん操作

 手描きのモノクロ風景イラストの中にいる「Hidden Folks」(隠れた人達)を探すのが,このゲームにおける唯一の目的だ。
 探す対象は人だけではなく,動物だったり物だったりするのだが,とにかくプレイヤーがすることは対象を探すことだけ。超シンプルである。かつて日本でもブームを巻き起こした絵本「ウォーリーを探せ!」をイメージするのが最も分かりやすいだろう。

 探す対象は,画面下部にヒントと共に表示される。それは同時に,この世界を味わうためのフレーバーテキストにもなっている。
 ヒントの文章があることで,パッと見れば同じような見た目の人達のなかに別の人生があり,そんな無数の人生が集まって,この世界を構成しているのだな……。と,ただターゲットを探すだけの作業が,いつの間にか彼らの日常をのぞき見るような,ぜいたくな観察体験へと変わっていくのだ。

 そんな絵本の世界をタップすることで,プレイヤーが一歩踏み込むような仕掛けが随所に施されている。例えば,キャンピングカーの扉を開けて中の様子をのぞいたり,生い茂る草を刈り取ったりと,攻略に直接関係のない遊び心に満ちた仕掛けも数多く仕込まれている。
 自分の手で世界にインタラクトしていける感覚は,まさにゲームならではの体験だ。

 広大なマップの中からターゲットを探すステージもあれば,家が一軒しかない小さなマップであちこちの仕掛けを動かしてターゲットを見つけるステージもある。ステージによって多少プレイ感が異なるのも,適度な新鮮さを与えてくれる。

 時間制限もなければ難しいルールもない。常にマルチタスクが求められる現代人の脳を癒してくれる本作。
 ボイスパーカッションのみで構成された効果音も,ユニークで温かみがある。子供の頃に優しい大人と一緒に絵本をめくっていたときのような,ゆったりとした時間を過ごせるゲームだ。

Apple Arcade:月額900円(税込) / 年額6000円(税込)
Apple One:月額1200円(税込)
※「iCloudプラス(50GB)」「Apple TV+」「Apple Music」「Apple Arcade」を利用可能

※本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。

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