
2025年8月20日、ドイツ・ケルンで開催されたゲーム業界のイベント。REUTERS/Leon Kuegeler
[12日ロイター] – 調査会社ニューズーは12日、世界のパソコン・家庭用ゲーム機市場について、高性能メモリー半導体の価格が人工知能(AI)向け需要の拡大に伴い上昇する可能性があるものの、今後数年にわたり着実に成長するとの見通しを示した。
世界的なAI導入の急増により、高性能メモリー半導体の需要は拡大している。関税コストに直面しているゲーム機メーカーにとっては価格引き上げ圧力がさらに強まる可能性がある。
ゲーム配信プラットフォーム「Steam」を運営するValveは、PC向けゲームタイトルに対応したゲーム機の発売を計画している。また、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabは先週、XboxとPC向けゲームに対応する独自の新型ゲーム機の計画を発表した。
ニューズーによると、PC・家庭用ゲーム機向けソフトの売上高は、2024年の824億ドルから、25年に883億ドル、26年には943億ドルへ拡大すると予測されている。
大型タイトルの発売、ハードウエア販売の勢い、プレミアム価格やサブスクリプション料金の上昇などが家庭用ゲーム機の収入を押し上げている。一方、プレーヤー数の増加は限定的にとどまる見込み。
PCゲームは新興国市場が成長を後押しするが、ユーザー1人当たり平均売上高(ARPU)は低い傾向にある。これに対し、成熟市場では家庭用ゲーム機向けの支出が主導する構図となっている。
世界のPCゲーム売上高は28年までに家庭用ゲーム機を上回る見通し。東アジアを中心としたプレーヤー人口の拡大や、Z世代・アルファ世代の増加が長期的なユーザーの参加とゲームエコシステムの拡大を支えるとしている。
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