すっかり一般化したと言ってよいホワイトカラーのPC。デスクに設置したときの統一感を求めるならモニターもホワイトカラーにしたいところだが、最高クラスの性能もほしい。それに完璧なまでに応えてくれるのがMSIの27型ゲーミングモニター「MPG 274URDFW E16M」だ。

 4K/160HzとフルHD/320Hzのデュアルモード、1,152ゾーンのMini LED、広色域の量子ドットなど充実のスペックになっている。早速レビューをお届けしよう。

充実の機能をスタイリッシュなホワイトボディに凝縮

 MPG 274URDFW E16Mは、27型サイズで4K(3,840×2,160ドット)解像度のゲーミングモニターだ。MSIのシリーズ分類でハイエンド~アッパーミドルレンジにあたる“MPG(MSI PERFORMANCE GAMING)”を冠する本機は、その名のとおり“全部入り”と言える充実のスペックと、ホワイトカラーにこだわった高いデザイン性を持つ、ハイレベルな製品に仕上がっている。

MSIのMPG 274URDFW E16M。Amazonでの価格は10万円前後

 まず注目はパネルだ。バックライトにMini LEDを採用し、最大1,000nitsの強烈な明るさと1,152ゾーンに分かれたローカルディミングに対応。ゾーンごとに独立して明るさを制御できるため、ハイレベルな明暗の表現が可能となっており、限りなく真っ暗な表現が求められる「DisplayHDR 1000」認証を取得している。

MPG 274URDFW E16Mのパネルの構造(モデル図、画像左)。60倍の電子顕微鏡で撮影すると、RGBストライプ配列でIPS特有の“くの字形”になっているのが分かる(写真右)

 さらに光の波長変換に優れ、色の再現性を飛躍的に向上できる「量子ドット」の層も備えており、デジタルシネマ向けの色空間「DCI-P3」のカバー率98%、印刷向けで緑方向に広い色域を持つ「AdobeRGB」のカバー率100%、標準的な色空間「sRGB」のカバー率100%という広色域を実現している。RAPID IPSパネルを採用し、応答速度(色の切り換え速度)も0.5ms(GTG)と非常に優秀だ。

 ゲーミング面のスペックも充実している。4Kでのリフレッシュレートは160Hz、フルHDでのリフレッシュレートは320Hzまで設定できる「デュアルモード」を搭載。4Kの高精細な映像でゲームの世界観に没頭することも、敵のわずかな動きの認識性や振り向きなど素早い動きでの視認性を高められる超高リフレッシュレートでプレイすることもできるのはデュアルモードならではの強みだ。

リフレッシュレートは4Kだと最大160Hzに対応デュアルモードでフルHD表示に切り換えると、320Hzに設定できるようになる

 ディスプレイとビデオカードの表示タイミングを同期させることで、テアリング(画面ズレ)やモタつきを防ぐ可変リフレッシュレート(VRR)機能はG-SYNC Compatibleをサポート。筆者が実際に試したところ、GeForce RTX 5050でG-SYNCを有効化し、問題なく動作することが確認できた。

VRRはG-SYNC Compatibleをサポート。NVIDIA AppでG-SYNCの有効化を確認できた“全部入り”と言えるスペックと機能を持つ高性能モニター

 Mini LED&量子ドットによるハイレベルな明暗表現と色の再現力、4K/160Hz&フルHD/320Hzのデュアルモード、高機能なスタンド、USB PDへの対応、KVMスイッチ機能、Windows上で制御可能と、非常に充実した内容のゲーミングモニターだ。OLED(有機EL)パネルではないので、焼き付きの心配が不要というのもよいところだ。

 妥協なきスペックを持つホワイトカラーのゲーミングモニターを求めているなら、これ以上ない選択肢になってくれる。

 なお2026年3月現在、MSIでは同社製ゲーミングモニター/ゲーミングPCのレビューキャンペーンを実施中だ。対象製品は、QD-OLEDパネル搭載モニターおよび本機を含むMini LED搭載モニター、MEG/MPG/MAGシリーズの各種ゲーミングデスクトップPC。期間中に指定プラットフォームにレビューを投稿すると、Steam版「バイオハザード レクイエム」のゲームコードが獲得できる。期間は3月31日または在庫終了まで。対象製品やキャンペーンの詳細については、MSIのキャンペーンページをご確認いただきたい。

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