更新日:2026年3月6日

Core Ultra X7 358Hでゲームをしているところ

Core Ultra X7 358Hの内蔵グラフィックス「Intel Arc B390 Graphics」で、

「ステラーブレイド」
「バイオハザード RE:4」
「アークナイツ:エンドフィールド」
「メタルギアソリッド デルタ」
「サイレントヒルf」
「サイバーパンク 2077」
「モンスターハンターワイルズ」

の7タイトルをプレイし、平均フレームレートを計測しました。

 

動画

今回の記事内容は、こちらの動画にもまとめています。

まとめ動画

 

目次

はじめに

ゲームをプレイ!

 

はじめに
Core Ultra X7 358Hのワッパも優秀な内蔵GPU

今回テストするCore Ultra X7 358Hは、最新のインテル Core Ultra シリーズ3の中でも「X」の名を持つ上位モデルで、内蔵グラフィックスには最新のXe3アーキテクチャを採用した「Intel Arc B390 Graphics」を搭載しています。

「3DMark Time Spy」のスコアでは、最大グラフィックスパワーが50WのGeForce RTX 4050 Laptopと同等以上のスコアが出ており、内蔵GPUとしては、かなり高いスコアです。

3DMark Time Spy

RTX 5050 Laptop (115W)
9905

Ryzen AI Max+ 395
Radeon 8060S
9723

RTX 4050 Laptop (105W)
8469

Core Ultra X7 358H
Intel Arc B390
6744

RTX 4050 Laptop (50W)
6672

RTX 3050 Laptop (75W)
5102

Core Ultra 7 255H
Intel Arc 140T
4026

Core Ultra 7 258V
Intel Arc 140V
3804

 

また、消費電力も抑えられており、ワットパフォーマンスに優れているのも大きな特徴です。

FF15のゲームのベンチマークを実行したときの「平均CPUパッケージ電力」と「平均フレームレート」を計測し、「1Wあたりの平均フレームレート」を算出してみたところ、Core Ultra 7X 358Hが最も高く、ワットパフォーマンスは非常に高いです。かなり省電力なCPUと言えます。

FF15ベンチにおける「1Wあたりの平均フレームレート」

 
Core Ultra 7X 358H
Core Ultra 7 258V
Ryzen AI Max+ 392

平均CPUパッケージ電力
35W
23W
95W

平均フレームレート
53 fps
30 fps
81 fps

1Wあたりの平均フレームレート
1.51 fps 
1.3 fps
0.85 fps

FF15 ベンチマーク実行時(高品質、1920×1080、ウィンドウ)

 

なお、Core Ultra X7 358Hの詳しいベンチマークスコアについては以下の記事をご覧ください。

Core Ultra X7 358Hのベンチマークへのリンク

 

検証に使用したノートPC

今回、検証に使用したノートPCは『MSI Prestige 16 AI+ C3M』です。
なお、本製品に関しての詳しいレビュー記事は以下のリンク先からご覧ください。

テストに用いたノートPC

 
MSI Prestige 16 AI+ C3M

画像
MSI Prestige 16 AI+ C3M

CPU
Core Ultra X7 358H

GPU
Intel Arc B390 Graphics(CPU内蔵)

メモリ
32GB

SSD
1TB SSD

ディスプレイ
16型 / 2880×1800 / 120Hz

質量
約1.59kg

レビュー記事
レビュー記事

 

また、ここでは『MSI Prestige 16 AI+ C3M』の動作モードを最も高いパフォーマンスが出る
「Performance」モードでテストしています。

また、本製品の共有GPUメモリは最大で18GBとなっています。


動作モードは最も高いパフォーマンスが出る「Performance」モードでテスト

本製品の共有GPUメモリは最大で18GB

 

Core Ultra X7 358Hの内蔵GPUでゲームをプレイ!

実際に、Core Ultra X7 358Hの内蔵グラフィックスで、比較的軽めの「ステラーブレイド」「バイオハザード RE:4」「アークナイツ:エンドフィールド」から、重量級の「メタルギアソリッド デルタ」「サイレントヒルf」「サイバーパンク 2077」「モンスターハンターワイルズ」の計7タイトルをプレイし、平均フレームレートを計測してみました。

解像度はいずれも1920×1200ドット、画質設定はすべてのタイトルで「低」設定にし、アップスケール技術のAMD FSRやIntel XeSS SRが利用できるタイトルでは「パフォーマンス」。フレーム生成に対応している重量級のタイトルでは有効にした場合もテストしています。

 

ステラーブレイド

3Dアクションの中でも比較的軽量な部類の『ステラーブレイド』では、ボスチャレンジの「ギガス」戦で平均フレームレートを計測しました。

結果は98 fpsと高く、非常に快適にプレイができました。1% Low fpsも62 fpsと高く、カクつきもありません。操作遅延も感じず、タイミングがシビアなジャストパリィやジャスト回避も問題なくできます。

解像度
画質設定
平均 fps
1% Low fps

1920×1200
プリセット: 低
AMD FSR3: パフォーマンス
98 fps
62 fps

 

 

バイオハザード RE:4

REエンジンによりリメイクされた『バイオハザード RE:4』では、チャプター1の最初の村で、鐘が鳴るまで敵の襲撃を耐えるシーンで平均フレームレートを計測しました。

結果は82 fpsと高く、1% Low fpsも65 fpsと、こちらも非常に快適にプレイが可能です。画質設定を下げる必要はありますが、REエンジンによりリメイクされた他のタイトルも快適動作すると思います。

解像度
画質設定
平均 fps
1% Low fps

1920×1200
プリセット: パフォーマンス
AMD FSR2: パフォーマンス
82 fps
65 fps

 

 

アークナイツ:エンドフィールド

基本プレイ無料の3Dアクション系だと比較的軽量な部類の『アークナイツ:エンドフィールド』では、ギルベルタの作戦訓練で戦闘をして平均フレームレートを計測しました。

結果は80 fpsと高く、1% Low fpsも56 fpsと高めで、かなり快適にプレイが可能です。派手なエフェクトやパーティクルが重なるシーンでも60 fpsを切ることなく、スムーズに戦闘ができます。

解像度
画質設定
平均 fps
1% Low fps

1920×1200
プリセット: 低
レンダリング倍率: 100%
80 fps
56 fps

 

 

メタルギアソリッド デルタ

フルリメイク作品では負荷が重めとなる『メタルギアソリッド デルタ』では、ストーリー終盤のヴォルギン戦で平均フレームレートを計測しました。なお、本作の最大フレームレートは60 fpsとなります。

戦闘開始直後は60 fps付近を維持していましたが、雨が降り始めるとフレームレートは下がり、最終的に平均フレームレートは55 fpsという結果に。ただ、他のステージでは平均60 fps近く出ていたことから、設定を下げれば普通にプレイできるくらいのパフォーマンスです。

解像度
画質設定
平均 fps
1% Low fps

1920×1200
プリセット: パフォーマンス
描画クオリティ: 低
AMD FSR: パフォーマンス
55 fps
31 fps

 

 

サイレントヒルf

重量級となる『サイレントヒルf』では、戎ヶ丘中学校を探索して平均フレームレートを計測しました。

結果は76 fpsと、意外にも高く、快適にプレイが可能です。1% Low fpsは43 fpsとやや低めですが、体感できるような大きなカクつきはありません。ジャスト回避や見切り反撃といったタイミングがシビアなアクションも問題なくこなせます。

解像度
画質設定
平均 fps
1% Low fps

1920×1200
プリセット: パフォーマンス
シャドウ品質: 低
テクスチャ品質: 低
シェーダー品質: 低
AMD FSR: パフォーマンス
76 fps
43 fps

 

 

サイバーパンク 2077

重量級となる『サイバーパンク2077』では、主要都市周辺をドライブして平均フレームレートを計測しました。

結果は72 fpsと、内蔵GPUとしては高いフレームレートが出ており、快適にプレイが可能です。

さらに、Intel XeSS フレーム生成を有効にすることで、フレームレートは大幅に向上し、結果は125 fpsと非常に高いスコアが出ていました。120Hzの高リフレッシュレートを活かした滑らかな映像でプレイすることも可能です。

解像度
画質設定
平均 fps
1% Low fps

1920×1200
プリセット: 低
Intel XeSS SR 2.0: 自動
72 fps
42 fps

プリセット: 低
Intel XeSS SR 2.0: 自動
Intel XeSS FG: ON
125 fps
46 fps

 

 

モンスターハンターワイルズ

独立GPUを搭載したゲーミングPCでも負荷が非常に重いとされる『モンスターハンターワイルズ』では、歴戦王アルシュベルド戦で平均フレームレートを計測しました。なお、CPU負荷に関わる設定はすべて下げています。

画質プリセットは「最低」、AMD FSRは「ウルトラパフォーマンス」まで下げる必要はありますが、AMD フレーム生成がオフでも平均フレームレートは62 fpsと、内蔵GPUとしてはかなり高いフレームレートが出ていました。システム遅延もそれほどなく、慣れれば良いタイムも狙えるパフォーマンスです。ただ、ゴグマジオスのような超大型モンスターや4人でもマルチプレイではさらにフレームレートが下がるので、安定して遊ぶのであればソロプレイがおすすめです。

さらに、AMD フレーム生成を有効にすることで、平均フレームレートは93 fpsまで向上します。1% Low fpsも64 fpsと高く、気になるカクツキもありません。ただし、フレーム生成による遅延はそこそこ感じるため、タイムアタックのようなガチプレイにはあまり向きません。

度重なる最適化パッチにより、リリース初期に比べると負荷はある程度軽減されているものの、ここまで快適に動作するのであれば、Core Ultra X7 358Hの内蔵GPU性能はかなり高いと言えるでしょう。

解像度
画質設定
平均 fps
1% Low fps

1920×1200
プリセット: 最低
FSR: ウルトラパフォーマンス
62 fps
50 fps

プリセット: 最低
FSR: ウルトラパフォーマンス
AMD FG: ON
93 fps
64 fps

 

 

まとめ
クリエイティブから3Dゲームまでこなせるバランスの良いCPU

今回、Core Ultra X7 358Hの内蔵グラフィックスである「Intel Arc B390 Graphics」で、比較的軽量なタイトルから重量級タイトルまでいくつかゲームをプレイしてみました。

いずれのタイトルも画質設定を下げる必要はありますが、比較的軽量な『ステラーブレイド』や『バイオハザード RE:4』、基本無料3Dアクションの『アークナイツ:エンドフィールド』では高いフレームレートで非常に快適にプレイできました。

重量級となる『メタルギアソリッド デルタ』『サイレントヒルf』では、問題なくプレイできるレベルのフレームレートが出ており、『サイバーパンク2077』においてはフレーム生成がオフでも70 fps以上と安定したプレイが可能です。

負荷が非常に重いとされる『モンスターハンターワイルズ』においては、フレーム生成がオフでも平均フレームレートは60 fpsを超えており、クエストクリアまで普通に良いタイムが狙えたので、内蔵GPUとしてはかなり高い性能です。

また、消費電力も抑えられており、他のCPU内蔵GPUと比較してもワットパフォーマンスが優れているのも評価したいポイントです。

特に、重めのクリエイティブワークをこなしつつ、カジュアルに3Dゲームも楽しみたい方には非常にバランスの良いCPUだと思います。

なお、今回は、MSIさんにお借りした『Prestige 16 AI+ C3M』を使って検証しましたが、同じCPUであっても、機種によって冷却性能などが異なるため、パフォーマンスに差が出る場合があるのでご了承下さい。

 

 

著者

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つむじ

三度の飯よりゲームが好き。
面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。

編集者

櫻庭尚良
櫻庭 尚良(the比較 管理人)

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。

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