ゲーム用半導体不足、今年いっぱい続く=エヌビディアCFO

写真はエヌビディアのロゴ。2025年8月撮影。Reuters/Dado Ruvic

[26日 ロイター] – 米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabのコレット・クレス最高財務責任者(CFO)は25日の四半期決算発表の電話会見で、ゲーム用半導体の世界的な不足が今年いっぱい続く可能性があると指摘した。消費者需要の減速による販売不振で既に苦境にあるビデオゲーム業界に追い打ちを掛ける可能性を示唆した。

クレス氏は需要が堅調であるにもかかわらず、供給面での制約によって本四半期以降もゲーム事業に悪影響を与えると予想していると語った。

人工知能(AI)能力の拡充を競うIT企業の旺盛な需要を追い風に、半導体の需要は供給を上回り、価格高騰を招いている。これを受けてメーカーは、利益率の高いデータセンター向け半導体の部品供給を優先せざるを得ない状況となっている。

この影響でスマートフォンやパソコン(PC)、ゲーム機など民生用電子機器向けの半導体の供給が制限されている。エヌビディアの半導体はPCゲームや、任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」シリーズなどに広く採用されている。一方、ソニーグループの「プレイステーション5」とマイクロソフトの「Xbox(エックスボックス)」シリーズの機種は米同業アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)の半導体を使用している。

ハイテク業界調査会社トレンドフォースによると、26年の家庭用ゲーム機市場は前年比で4.4%減が見込まれ、3.5%減るとしていた以前の予測から悪化している。

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