2026年2月25日,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)の日本法人であるASUS JAPANは,同社製新型ノートPCの発表会を開催し,予約の受付を開始したばかりの2-in-1ノートPC「ROG Flow Z13-KJP」に加えて,今後発売予定のゲーマー向けPCを展示した,本稿では写真を中心に各製品を紹介したい。
ROG Flow Z13-KJPは,ASUSのゲーマー向けブランド「Republic of Gamers」(以下,ROG)の創立20周年を記念したPCとなる。
ROG Flow Z13-KJP

コジマプロダクションとのコラボモデルで,筐体のシャーシや着脱式キーボードのデザインを,同社の新川洋司氏が手がけているのが見どころだ。
ASUS公式ストアにおける税込価格は,73万9800円となっている。
既存製品は,黒ベースの筐体で,背面の一部がトランスルーセント仕様になっており,筐体内部が見えるというデザインを採用している。これに対して,ROG Flow Z13-KJPは,「デセニウムゴールド」と黒という2トーンのカラーバリエーションを採用しており,より目を惹く外観となった。
デセニウムゴールドをベースしたカラーバリエーションを採用する

背面にはキックスタンドを備える

黒い部分の一部には,カーボンファイバーを用いているのもポイントだ。ASUSによると,ROG Flow Z13-KJPは,ROGブランドのノートPCとして初のカーボンファイバー採用モデルだという。
背面の左上部分はカーボンファイバー素材なので,独特の風合いがある

着脱可能なキーボードのデザインも,通常のROG Flow Z13-KJPと異なり,パームレスト部分が少し広がった形状だ。また,ROG Flow Z13-KJPは,国内市場向けモデルとしては珍しく,英語配列モデルと日本語配列モデルをラインナップしている。英語配列キーボードを好む人にとってもうれしいポイントだと言えるだろう。
キーボードは,本体から着脱可能だ

キーボードのパームレスト部分が広がった形状となっている

そのほかにも,PCの壁紙やACアダプタに,コジマプロダクションのシンボルキャラクターである「ルーデンス」を用いている。さらに専用のハードケースやPC版「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」のダウンロードコードも付属するという。
ACアダプタにもルーデンスを描く

PCとしてのスペックに目を向けると,搭載SoCは,AMDの「Ryzen AI Max+ 395」を採用している。Ryzen AI Max+ 395は,Zen 5世代で16コア仕様のCPUコアと,RDNA 3.5世代のGPUコア「Radeon 8060S」を統合したプロセッサで,ノートPC向けとしては,非常に高い性能を備えている。
加えて,128GBもの大容量メインメモリを備えており,ゲームだけではなく,動画編集やアプリケーション開発などの用途にも活用できそうだ。
また,ASUSは,ROG Flow Z13-KJP以外にも,コジマプロダクションとのコラボ製品として,ワイヤレスヘッドセット「ROG Delta II-KJP」とワイヤレスマウス「ROG Keris II Origin-KJP」,マウスパッド「ROG Scabbard II XXL-KJP」も発表した。
コジマプロダクションとのコラボ製品

いずれも,既存製品をベースとして,ルーデンスをあしらったオリジナルデザインを採用している。
各製品の税込価格は,以下のとおり。
ROG Delta II-KJP:5万780円
ROG Keris II Origin-KJP:2万8780円
ROG Scabbard II XXL-KJP:1万180円
ROG Delta II-KJP

ROG Keris II Origin-KJP

ルーデンスを大きく描いた大判サイズのROG Scabbard II XXL-KJP

今後発売予定の製品も公開
ここからは,ASUSが今後国内発売を予定するゲーマー向け新型PCを紹介しよう(関連記事)。
ノートPCでは,デザイン性に優れた薄型ノートPC「ROG Zephyrus」シリーズを展示していた。とくに来場者の目を惹いていたのは,2つのディスプレイと着脱式キーボードを備えた「ROG Zephyrus DUO」だ。国内市場では3月下旬の発売を予定する。
ROG Zephyrus DUO

ROG Zephyrus DUOは,16インチサイズの有機ELディスプレイを2枚連結しており,縦方向や横方向に2枚並べたり,ヒンジ部分を折り曲げてテント状にしたりと,柔軟な配置で利用できるのが見どころとなっている。2枚のディスプレイを縦方向に並べたビジュアルは,かなりのインパクトだ。
搭載CPUは,Intelの最新CPUである「Core Ultra Series 3」の「Core Ultra 9 386H」を採用。GPUは,NVIDIAの「GeForce RTX 50 Laptop GPU」シリーズとなる。
ROG Zephyrusシリーズでは,16インチ級ノートPC「ROG Zephyrus G16」と,14インチ級ノートPC「ROG Zephyrus G14」の2026年モデルも展示していた。どちらも2026年4月以降の発売を予定するという。
ROG Zephyrus G16。近年のROG Zephyrusシリーズは,かなり落ち着いたデザインで,ゲーマー向けPCというよりは,ビジネス向けの薄型ノートPCといった装いである

ROG Zephyrus G14

デスクトップPCでは,フルタワー型PCの「ROG G1000」を展示していた。PCケース内部に3Dホログラム画像を投影する「AniMe Holo」を備えているのも見どころだ。日本国内では2026年5月の発売を予定する。
ROG G1000

AniMe Holoは,LEDライトを搭載したブレードが回転することで,3D映像を薄し出すというもの。前面と側面にブレードを備えており,登録したアニメーションやマーク,ロゴなどを表示できるという。
PCケース内側にあるブレードが高速回転して,画像やアニメーションを表示する

搭載CPUは,AMDの「Ryzen 9 9950X3D」を,GPUにはGeForce RTX 50シリーズ最上位の「GeForce RTX 5090」を採用するとのこと。
