更新日:2026年2月20日

CPU
Ryzen Z2 Extreme
GPU
内蔵GPU
メモリ
32GB(LPDDR5X)
ストレージ
1TB
画面サイズ
8.8インチ 16:10
画面種類
1920×1200 OLED
144Hz 光沢 タッチ対応
質量
約920g
バッテリー
アイドル時 最大11.8時間
価格
18万円台~ ※
※記事執筆時点での価格
8.8型大画面OLEDのハンドヘルドPC
Lenovo Legion Go Gen2は、Ryzen Z2 Extremeプロセッサーに、8.8インチの大画面有機ELディスプレイを採用した、フラッグシップハンドヘルドPCです。
軽めのPCゲームを携帯ゲーム感覚でプレイでき、付属の専用ポーチに入れて持ち運びも可能です。
さらに、コントローラーは着脱可能で、テーブルモードやFPSモードなど、自由度の高いプレイスタイルに対応。
ゲームだけでなく、会議でのプレゼンなど、ビジネスシーンにおいても活用できるでしょう。
ただし、ハンドヘルドとしては重量があり、価格も高めです。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。
目次
お忙しい方は、「Legion Go Gen2の特徴」のみお読みください。
Legion Go Gen2の特徴
初代からどう進化したのか?
まずは、初代モデルからどう進化したのかスペックを比較してみます。
プロセッサーは、最新のRyzen Z2 Extremeを搭載し、内蔵グラフィックス性能が向上。メモリも32GBへと増強され、バッテリー容量は74Whへと大幅に拡大しています。
ディスプレイサイズは8.8インチのままで、解像度は2560×1600から1920×1200へとダウンしていますが、有機ELパネルを採用することで、コントラストや発色が向上し、より鮮やかな映像表現が可能になりました。
ただ、重量は920gとハンドヘルド機としてはやや重く、価格も18万円台と、ハンドヘルド機にしては高めになっています。
なお、価格を抑えた下位モデル「Lenovo Legion Go S」も登場しています。

初代Legion Go

最新のLegion Go Gen2
従来モデルとの比較
Legion Go Gen2
Legion GO
CPU
Ryzen Z2 Extreme
Ryzen Z1 Extreme
GPU
内蔵GPU
メモリ
32GB LPDDR5X-8000
16GB LPDDR5X-7500
ストレージ
1TB
512GB
画面サイズ
8.8インチ 1920×1200
8.8インチ 2560×1600
画面種類
OLED 144Hz 光沢 タッチ対応
IPS 144Hz 光沢 タッチ対応
質量
920g
854g
バッテリー
74Wh
49.2Wh
価格
18万円台
13万円台
8.8インチ大画面、WUXGA、有機ELディスプレイ搭載
Legion Go Gen 2を最初に手にして感じるのは、やはり大画面ならではの迫力と映像の美しさです。
本製品は、他社のハンドヘルド機と比べて8.8インチと大きく、さらに有機ELパネルを採用することにより、コントラストが高く、非常に鮮やかな映像表現を実現しています。
色域はDCI-P3カバー率100%と広く、特にゲームでは精細かつ色鮮やかな映像を楽しめます。
また、最大144Hzの高リフレッシュレートにも対応しており、動きの速いシーンでも映像が滑らかです。
解像度は従来モデルの2560×1600から1920×1200へと変更されていますが、パフォーマンスとのバランスを考えると、ハンドヘルド機には適した解像度と言えるでしょう。

8.8インチの大画面有機ELディスプレイ採用
着脱可能のコントローラーで様々なプレイスタイル
Legion Go Gen2は、コントローラーを取り外してワイヤレスコントローラーとして使用できるため、様々なプレイスタイルに対応できます。
特に本製品は、本体とコントローラーを合わせて約920gと、ハンドヘルド機としてはやや重いため、長時間手に持ってプレイしていると腕が疲れてきます。そのような場合はコントローラーを取り外し、背面のキックスタンドで画面を立ててテーブルスタイルで遊ぶことも可能です。
また、従来モデルに搭載されていたFPSスタイルも引き続き採用されています。右側のコントローラーの底面にはセンサーが内蔵されており、付属のコントローラードックに立てることで、マウスのような操作が可能です。ただ、エイムスピードが求められる競技性の高いFPSでは、マウスほどの精度は出しにくいです。
そのほか、タブレットとしてWebや資料の閲覧に活用したり、ワイヤレスコントローラーを使ってプレゼンを行ったりと、ゲーム以外の用途にも幅広く対応できます。

ハンドヘルドスタイル

テーブルスタイル

FPSスタイル

重さと厚みは気になるがタブレットとしても活用できる
いつでも呼び出せるクイックメニュー
Legion Go Gen2は、右側コントローラーの「Legion R」ボタンを押すことで、いつでもクイックメニューを呼び出せます。
このクイックメニューからは、パフォーマンスの設定や輝度・音量の調整、画面解像度やリフレッシュレートの変更、コントローラーの設定、さらにはシステムのシャットダウンまで行えます。
ゲーム中でもシームレスに呼び出すことができ、必要な設定のほとんどをここから操作できるため、非常に便利です。

「Legion R」ボタンでいつでもクイックメニューが呼び出せる

輝度調整や解像度、リフレッシュレートの変更

コントローラーのマッピングやレイアウト、振動モードの変更

タスクマネージャーやスクリーンショット、仮想キーボードの呼び出しも可能
どこを持てばいいのか迷う・・・
Legion Go Gen2を使用していて少し気になったのが「どこを持てばいいのか迷う」という点です。
ハンドヘルド機という性質上、片手でさっと持ち上げたいところですが、本体は大きく重量があり、さらにコントローラーが着脱式であることから、コントローラー部分を持つのは強度面でやや不安が残ります。
また、グリップ部分にもボタンが配置されているため、コントローラーを持って持ち上げると誤操作が発生しやすい点も気になりました。
かといってディスプレイ側を持とうとすると、大きめに配置された電源ボタンに触れてしまい、意図せずスリープに入ってしまうことも。
特に、背面のキックスタンドで立てた状態や、ACアダプターを接続している場合は取り回しが難しく、どこを持つのがベストなのかやや分かりにくいと感じました。


両手でコントローラーを持ち上げるのがベストかも
ディスプレイのチェック
Legion Go Gen2のディスプレイは、8.8インチ、WUXGA(1920×1200)の有機EL、最大144Hzの高リフレッシュレートに対応しています。色域は広く、美麗な映像でゲームを楽しむことができます。
詳しい特性は、下のタブをクリックしてご覧下さい。
色域
RGB
発色特性
視野角
映り込み・
ギラつき
色域は広いです。当サイトの計測では、sRGBおよびDCI-P3カバー率が100%、Adobe RGBカバー率が96%でした。最大輝度は、当サイトの計測では440cd/m2と高いので、屋外で使用する場合も割と見やすいと思います。
カバー率
sRGBカバー率
100%
DCI-P3カバー率
100%
Adobe RGBカバー率
96.0%

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
視野角も広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。ギラつきは感じません。

画面への映り込み
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、144Hz時で、1フレーム前くらいまで残像がありました。
普通のノートPCは、60Hzで2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品の残像は少ないと言えます。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行(
画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。
パフォーマンスのチェック
動作モード
本製品はプリインストールされているユーティリティツール「Legion Space」または、クイックメニューから動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「バランス」モードと、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで計測したベンチマークの結果を掲載しています。

デフォルトでは「バランス」モード
なお、「カスタム」モードでは、SPL(Sustained Power Limit)、SPPT(Slow Package Power Tracking Limit)、FPPT(Fast Package Power Tracking Limit)を手動で調整することもできます。

SPL、SPPT、FPPTを手動で調整することも可能
CPU
CPUには、Ryzen Z2 Extremeを搭載しています。小型ゲームPC用のプロセッサーなので、それほど高い性能ではありませんが、シングルコア性能は高めです。
CINEBENCH 2024
~ CPU性能の評価 ~

Ryzen Z2 Extreme
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core Ultra 9 275HX
2202
Core i9-14900HX
1748
Ryzen AI Max+ 395
1565
Ryzen AI Max+ 392
1439
Core i7-14700HX
1313
Ryzen AI 9 HX 370
1226
Snapdragon X Elite X1E-78-100
1104
Ryzen 7 260
969
Ryzen AI 7 350
951
Ryzen 9 8945HS
919
Ryzen 7 8845HS
919
Core i5-13450HX
886
Core i7-13700H
855
Core Ultra 7 255H
834
Core Ultra 7 155H
825
Ryzen 7 8840HS
785
Ryzen AI Z2 Extreme
790
Ryzen Z2 Extreme
732 [パフォーマンス]
619 [バランス]
Core Ultra 5 125H
669
Ryzen 7 8840U
618
Core Ultra 7 258V
603
Core Ultra 5 125U
572
Core 5 120U
558
Ryzen 5 8540U
500
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core Ultra 9 275HX
137
Core i9-14900HX
128
Core i7-14700HX
126
Core Ultra 7 255H
126
Core Ultra 7 258V
121
Ryzen AI Max+ 395
116
Ryzen AI 9 HX 370
115
Ryzen AI 7 350
115
Core i7-13700H
114
Ryzen AI Max+ 392
113
Ryzen AI Z2 Extreme
113
Ryzen Z2 Extreme
112 [パフォーマンス]
107 [バランス]
Core 5 120U
110
Snapdragon X Elite X1E-78-100
107
Ryzen 9 8945HS
106
Ryzen 7 260
104
Ryzen 7 8840U
104
Core Ultra 7 155H
103
Core i5-13450HX
101
Ryzen 7 8845HS
101
Core Ultra 5 125H
101
Ryzen 5 8540U
100
Ryzen 7 8840HS
98
Core Ultra 5 125U
94
:本製品で選択できるプロセッサー
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
内蔵グラフィックス、AMD Radeon Graphicsのベンチマークスコアです。
3DMark Night Raidでは高いスコアが出ていました。前世代Ryzen Z1 Extremeと比較すると、約12%スコアがアップしています。
3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~

AMD Radeon Graphics(Ryzen Z2 Extreme)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
Ryzen AI Max+ 395
Radeon 8060S
95317
RTX 3050 Laptop
52196
Core Ultra 7 258V
Intel Arc 140V
48745
Ryzen AI Z2 Extreme
AMD Radeon Graphics
43755
Ryzen Z2 Extreme
AMD Radeon Graphics
41941 [パフォーマンス]
38945 [バランス]
Core Ultra 7 255H
Intel Arc 140T
40194
Ryzen AI 9 HX 370
Radeon 890M
39296
Ryzen Z1 Extreme
AMD Radeon Graphics
37595
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M
35241
Ryzen AI 7 350
Radeon 860M
32726
Ryzen 7 7735HS
Radeon 680M
28475
Ryzen AI 5 340
Radeon 840M
24637
Ryzen Z2 A
AMD Radeon Graphics
24104
Core i7-1360P
Intel Xe
21897
Ryzen 5 8540U
Radeon 740M
20053
Ryzen 5 7533HS
Radeon 660M
17693
Ryzen 7 7730U
Radeon Graphics
17392
Ryzen 5 7530U
Radeon Graphics
16389
:本製品で選択できるグラフィックス
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Night Raidより負荷が重い3DMark Steel Nomad Lightのスコアです。
こちらのベンチマークでも、CPU内蔵グラフィックスにしては高いスコアが出ていました。
3DMark Steel Nomad Light
~ グラフィックス性能の評価 ~

AMD Radeon Graphics(Ryzen Z2 Extreme)
他のグラフィックスとの比較
RTX 4050 Laptop (140W)
65.03 FPS
RTX 3050 Laptop (95W)
42.51 FPS
Core Ultra 9 285H
Intel Arc 140T
26.86 FPS
Core Ultra 7 255H
Intel Arc 140T
26.86 FPS
Ryzen Z2 Extreme
AMD Radeon Graphics
25.48 FPS [パフォーマンス]
23.80 FPS [バランス]
Ryzen AI Z2 Extreme
AMD Radeon Graphics
25.16 FPS
Ryzen AI 9 365
Radeon 880M
25.00 FPS
Core Ultra 7 155H
Intel Arc
24.45 FPS
Core Ultra 7 258V
Intel Arc 140V
24.36 FPS
Ryzen AI 9 HX 370
Radeon 890M
22.42 FPS
Ryzen 5 8645HS
Radeon 760M
19.56 FPS
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M
18.64 FPS
Ryzen AI 7 350
Radeon 860M
17.60 FPS
Ryzen 5 8645HS
Radeon 760M
16.05 FPS
Snapdragon X Elite X1E-78-100
14.34 FPS
Ryzen 5 8640U
Radeon 760M
14.10 FPS
Ryzen Z2 A
AMD Radeon Graphics
12.34 FPS
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度も高速です。容量も1TBあるので、複数のゲームをインストールすることができます。
CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~

1TB PCIe NVMe
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD
7300
7088
PCIe Gen3 SSD
3500
SATA SSD
550
2.5インチHDD
150
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
本体底面にmicroSDカードリーダーを搭載しています。アクセス速度は速いです。
CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~

最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定
ゲームベンチマーク
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。
負荷が非常に重いモンスターハンターワイルズでは、AMD FSRとフレーム生成を有効にすることで、1920×1200解像度でも平均60 fpsを超えます。ただ、フレーム生成使用時はシステム遅延がやや気になるため、ガチプレイには向きません。
サイバーパンク2077などの重めのタイトルでは解像度下げる、あるいはフレーム生成を有効にすることで、快適にプレイが可能です。
中程度の重さのゲームや軽めのeスポーツタイトルであれば、画質設定を調整することで高いフレームレートで快適にプレイが可能です。
そのほか、過去作や2Dゲームなど、カジュアルにゲームを楽しむ用途であれば十分な性能だと思います。

非常に重い部類のゲーム
モンスターハンターワイルズ ベンチマーク
解像度
品質
平均 fps
1920×1200
最低
70 fps
1280×800
79 fps
※AMD FSR : ウルトラパフォーマンス、フレーム生成 : 有効

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 ON
1920×1200
低
51 fps
83 fps
1280×800
71 fps
125 fps
※AMD FSR 2.1 : 自動
![]()
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度
品質
平均 fps
1920×1080
軽量品質
61 fps
1280×720
91 fps
![]()
中程度の重さのゲーム
ストリートファイター6 ベンチマーク(WORLD TOUR)
解像度
品質
平均 fps
1920×1080
Low
72 fps
1280×720
82 fps

中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度
品質
平均 fps
1920×1200
標準(ノート)
46 fps
1280×800
69 fps

中程度の重さのゲーム
フォートナイト
パフォーマンス – 低グラフィック忠実度
解像度
その他設定
平均 fps
1920×1080
3D解像度:100%
描画距離:最高
メッシュ:低
132 fps
1280×720
162 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス設定であれば、1920×1200解像度でも高いフレームレートで優位にプレイできるでしょう。

軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度
品質
平均 fps
1920×1200
低設定
94 fps
1280×800
144 fps
※トレーニングモードで計測

軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
解像度
品質
平均 fps
1920×1200
非常に低い
106 fps
1280×800
120 fps
質量のチェック
質量のチェックです。
メーカーサイトでは約920gと記載されており、当サイトで計測したところ916gと、わずかに軽い結果となりました。ハンドヘルド機としてはやや重い部類なので、新幹線や飛行機での移動中はテーブルモードでのプレイが主になりそうです。
ACアダプターと合わせると1kgを超えます。
質量の計測結果(当サイトによる実測値)
質量
タブレット+コントローラー
916g
タブレット
707g
コントローラー
209g
ACアダプター
176g

タブレット+コントローラー

タブレット

コントローラー

ACアダプター
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー容量は、メーカー公表値で74Whとなっており、ハンドヘルドPCとしては大容量のバッテリーを搭載しています。
当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は下表の通りです。
FF14ベンチマークをループ再生させたときのバッテリー駆動時間は、バランスモードで約1.5時間、パフォーマンスモードで1時間前後と、そこまで長くありません。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間
(1) JEITA3.0(アイドル時)
最大11.8時間
(2) JEITA3.0(動画再生時)
最大9.6時間
(3) FF14ベンチマーク(ループ再生) バランス
1時間29分
(4) FF14ベンチマーク(ループ再生) パフォーマンス
1時間00分
※画面輝度は約120cd/m2、RGBライティングオフ
(1)、(2) メーカー公表値
(3) FF14ベンチ(1920×1200、標準ノート)をループ実行、30 fps制限、動作モード「バランス」
(4) FF14ベンチ(1920×1200、標準ノート)をループ実行、30 fps制限、動作モード「パフォーマンス」
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。
「バランス」モードでは、CPU電力は約20Wで動作し、CPU温度は70℃前後と問題ない温度です。
「パフォーマンス」モードでは、CPU電力は約30Wで動作し、CPU温度は80℃台とやや高めですが、問題ない温度です。
CPU電力

CPU温度
FF15ベンチ実行時の温度
「バランス」モードでは、CPU電力は約20Wで動作し、CPU温度は60℃付近と問題ない温度です。
「パフォーマンス」モードでは、CPU電力は約30Wで動作し、CPU温度は70℃台前半と、こちらも問題ない温度です。
ゲームをするならそれほど温度は高くならず、常時パフォーマンスモードで運用しても問題ないと思います。
CPU電力

CPU温度
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時はファンが動作してなければ、ほぼ無音です。ゲーム中はバランスとパフォーマンスモードどちらも41dBと、それほど気にならない動作音です。気になるようなノイズもなく、ゲームに集中できるでしょう。
騒音値
騒音値
アイドル時
約20dB
FF15ベンチ時 (バランス)
約41dB
FF15ベンチ時 (パフォーマンス)
約41dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(軽量品質、1920×1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
使用計器の騒音値の目安

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。
Legion Go Gen2は、大型のラジエーターとファンブレードを採用しており、高い冷却性能を実現しています。ゲーム中は、パフォーマンスモードでも背面はそれほど熱くなりません。ただ、タブレットとして使用する場合は少し気になるかもしれません。
PC本体背面の表面温度

サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
外観のチェック
外観のチェックです。
本体カラーはエクリプスブラックで、全体的にシンプルなデザインです。また、コントローラーや背面はマットな質感に仕上げられており、指紋が目立ちにくい点も好印象です。


本体サイズはタブレット+コントローラー接続時で幅295.6mm×奥行き136.7mm×高さ42.25mmと、ハンドヘルド機としては大きさも厚みもあります。

本体上部にはスピーカー、電源ボタン(指紋認証対応)、USB4(DP出力、PD対応)、音量調整ボタンがあります。底面にはヘッドホンジャック、microSDカードリーダー、USB4(DP出力、PD対応)があります。
上下にUSB4ポートを備えている点は利便性が高いものの、キックスタンドで立てた状態では底面側のポートが使いにくくなる点はやや気になりました。また、電源ボタンは大きく押しやすい一方で、本体を持つ際に意図せず触れてしまうことも。
スピーカーは本体上部の側面に配置されており、迫力という点では控えめですが、音の輪郭ははっきりしており、聞き取りやすいサウンドです。


背面には本体を自立させるキックスタンドが内蔵されています。スタンドは写真の位置まで角度をつけることができ、設置場所に合わせて調整可能です。


コントローラーはマットな質感で、人間工学に基づいた設計になっており、握りやすいです。ジョイスティックや十字キーの品質も高く、操作性、耐久性にも優れています。付属のコントローラードックに立てることで、FPSモードとしても使用できます。


ジョイスティック周辺がRGBライティングに対応しています。ABXYボタンは光りません。



ACアダプターの容量は65Wです。小型なので持ち運びがしやすいです。

専用ポーチも付属しています。先ほどのコントローラードックもこちらに収納することができます。



まとめ
以上が、Lenovo Legion Go Gen2のレビューです。
Ryzen Z2 Extremeを採用し、有機ELパネル、32GBメモリ、1TB SSD、74Wh大容量バッテリー搭載と、従来モデルから大きく進化したLenovoのフラッグシップハンドヘルドPCです。
コントローラーは着脱式で、様々なプレイスタイルに対応。ゲーム用途はもちろん、ビジネスシーンでも活用できる柔軟性を備えています。
Ryzen Z2 Extremeの内蔵グラフィックス性能は、重量級タイトルでは画質設定や解像度を調整し、AMD FSRやフレーム生成を活用することで、60fpsでプレイ可能なタイトルも多いです。eスポーツタイトルや過去作、2Dゲームなど比較的軽量なタイトルでは、高いフレームレートも十分狙えるでしょう。
ただし、多くの重量級タイトルでは画質設定を下げる必要があるため、せっかくの有機ELパネルの高画質をフルに活かしきれない点はやや惜しいところです。
また、本体はハンドヘルド機としてはやや重く、長時間の手持ちプレイでは疲れやすい印象です。そのため、実際の使用ではテーブルモードが中心になる場面が多いかと思います。
価格は18万円台と、ミドルクラスのゲーミングPCが購入できる価格帯です。なので、ゲーム専用機としてだけでなく、PCとしての活用も視野に入れているユーザーにとっては、有力な選択肢となるのではないでしょうか。
大画面OLED採用の高級ハンドヘルドPC
Lenovo Legion Go Gen2

特徴
Ryzen Z2 Extreme搭載
8.8型の大画面有機ELディスプレイ
着脱可能なワイヤレスコントローラー
こんなあなたに
PCゲームを持ち運びたい方
ゲーム以外でも活用したい方
著者

つむじ
三度の飯よりゲームが好き。
面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
編集者

櫻庭 尚良(the比較 管理人)
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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