PLAIONは、2026年3月26日に発売予定のレースゲーム「Screamer」のメディア向け試遊会を実施した。
本試遊会では、発売に先駆けて本作のストーリーの序盤部分と、レースを実際に体験することができたので、その内容をお届けする。

90年代の名作レースゲームが現代に復活
「Screamer」は、「MotoGP」シリーズや「RIDE」シリーズで知られるイタリアのゲームデベロッパー Milestoneが手掛けるレースゲーム。本作は1995年に発売された同名タイトル「Screamer」のリブート版という位置づけとして登場したタイトルだ。
オリジナル版については、当時の家庭用機器では困難だった3Dポリゴン描画を高いクオリティで実現し、アーケードに引けを取らない臨場感をPCで再現したことで、その名を広く知らしたタイトルとして有名だ。グラフィック面だけでなく、アーケードさながらのスピード感とリアルな操作感を両立したゲームバランスも高く評価されている。
今回のリブート版では、オリジナル版が持つ“アーケード+リアル感”を継承しつつ、新たに物語性を強化。90年代のアニメを彷彿とさせる世界観やビジュアル表現を取り入れている点が印象的だ。

さらに、個性豊かなキャラクターたちが織りなすドラマに加え、「シドニアの騎士」などを手掛けたことで知られるポリゴン・ピクチュアズによるアニメーションを随所に挿入するなど、レース体験にとどまらない世界観作りにも力を注いでいる。


レースゲームの枠を超える、アニメさながらの世界観
試遊では、本作のストーリーを体験できる“トーナメント”のエピソード1から6までを体験した。
本作の舞台となるのは、近未来の巨大都市“ネオ・レイ”。この街では、謎の人物が主催する非合法レース大会 Screamerトーナメントが開催されている。出場するのは、それぞれ異なる背景や思惑を抱えた5つのチーム。彼らは各々の目的と野望を胸に、危険なレースへと身を投じていく、といった物語が展開されていく。


元傭兵が集まるグリーンリーパーズからアイドルユニットのストライクフォース・ロマンダなど、個性豊かな5つのチームを軸に展開されるドラマ性の高いストーリーは必見だ。





トーナメントでは、会話劇をボイス付きで楽しめるノベルゲームのようなパートと、ポリゴン・ピクチュアズによるアニメーションを中心に本作の物語に没入することができる。もちろん、随所にレースを楽しむことができるパートも挿入されるため、物語を楽しみつつ、ゲームプレイも楽しめるテンポの良さが印象的だった。


序盤では、各チームがレースへと参戦するまでの経緯に加え、Screamerトーナメントに出場する車両へ搭載される最先端技術“Echo”の実態の一端が明かされる。
トーナメントは、車両同士の衝突で大破することも珍しくない危険なレースだが、Echoの力によって車両やドライバーを復活させることが可能となっている。このEchoはゲームシステムの中核を担う存在であり、物語の核心にも深く関わる重要な要素だ。

単なるレースの勝敗にとどまらず、Echo仕組みやレースの真相へと迫っていくSFアニメ的な展開も、本作ならではの大きな魅力といえるだろう。


Echoシステムを駆使した戦略性の高いレース体験
トーナメントを終えた後は、レースを中心に楽しむことができる“チームレース“を体験。チームレースは、2人または3人でチームを組んで行うレースで、順位や相手車両のKOによって獲得したポイントで順位を競うモードとなっている。

本作の車両操作はツインスティック操作となっていて、左スティックでハンドル、右スティックでドリフトを行う。これにより、通常のレースゲームよりも直感的にドリフトすることが可能だ。

最大の特徴は物語の核としても触れられるEchoシステム。ゲーム中のゲージ類は全て画面上部のEchoでまとめられていて、このゲージを元に車両を操っていく。

Echoシステムには大きく分けてSYNCゲージとENTROPYゲージの2つが存在する。SYNCゲージは、加速するためのブーストに必要なリソースとなっていて、自動またはアクティブシフト操作によって増加する。また、SYNCゲージを消費することで後述するENTROPYゲージに変換されていく。


ENTROPYゲージは、シールドや相手車両への攻撃手段であるストライクの発動に必要なリソース。ストライクを発動した状態で相手車両に衝突することで爆発させる“KO”を行える。また、ストライクはシールドを発生させることで防御することが可能だ。


さらに、ENTROPYゲージを満タンにすることで、オーバードライブを発動することができる。オーバードライブ時は接触した車両が全て爆発する、いわゆる無敵状態になることができる一方、自身もコースの壁に激突すると爆発してしまう、切り札要素として存在している。

ゲージ管理や相手車両のKOを巡る駆け引きなど、2種類のゲージを軸にした戦略性の高いレースも本作の大きな魅力のひとつだ。さらに、各キャラクターはそれぞれ固有のスキルを備えており、その特性を活かした立ち回りが重要になるという。単なるスピード勝負にとどまらない、奥深いレース体験が楽しめそうだ。


ストーリー重視の演出と、Echoシステムによる駆け引きのあるレース体験を融合させた本作は、単なるリブートにとどまらない新たな「Screamer」の姿を提示している。物語の行方と、戦略性の高いレースの完成度に期待しつつ、3月26日の発売を待ちたい。

また、Gamerチャンネルでは本作のゲームプレイを紹介する動画を公開中。ぜひ合わせてチェックしてみてほしい。
Screamer (C) 2024. Published and Developed by Milestone S.r.l. Screamer is a registered trademark of Milestone S.r.l. in the US and other countries. All rights reserved.
※画面は開発中のものです。
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