ユービーアイソフトのタクティカルシューター「レインボーシックス シージ」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)。その2026年シーズンのeスポーツ展開に関する概要が,現在フランス・パリで開催中の「Six Invitational 2026」で発表された。

登壇したeスポーツ・シニアディレクターのセバスチャン氏と,モントリオールスタジオのeスポーツディレクター,マキシム・ビアール氏は,2026年を「最も重要な構造改革の年」と位置づけ,世界的なエコシステムの刷新を打ち出した。
注目のトピックは,11月のメジャー大会が日本で開催されること,そして公式の国別対抗戦「Esports Nations Cup」が始動することだ。

■2026年シーズンは「5つの柱」で構成。EWCが公式エコシステムに正式加入
来シーズンのエコシステムは,「グローバル」「MAJOR」「Esports World Cup」(EWC),「リージョナルリーグ」「Back to Pro」(プロへの道)という5つの柱を中心に展開される。
最大の変更点は,サウジアラビアで開催されるEWCが,ミッドシーズン公式大会として正式に組み込まれることだ。EWCはメジャーとは異なる独立したフォーマットとなり,優勝チームには年間で唯一,世界大会「Six Invitational」への直接出場枠が与えられるという。

主要国際大会の開催地スケジュール
5月:第1回MAJOR(アメリカ)夏期:Esports World Cup(サウジアラビア・リヤド)
11月:第2回MAJOR(日本)
2019年の常滑以来,実に7年ぶりに日本へ国際大会が帰ってくる。2027年2月:Six Invitational(ブラジル)
シーズンのフィナーレを飾る最高峰の舞台は,世界屈指の熱気を誇るブラジルに決定。
■競技シーンの構造改革。メジャー重視のポイントシステムへ
来シーズンより,メジャーは再び「年2回(5月・11月)」の開催サイクルに戻る。特筆すべきは,世界大会「SI」の出場権を左右するポイントシステムの刷新だ。
今後は地域リーグよりも「メジャーでの戦績」にきわめて高い比重が置かれる。地域内での活躍だけでなく,「世界の舞台で勝てるチーム」こそがSIにふさわしいという指針が明確化された形だ。
また,年間の開幕フェーズには新たに「シーズン・キックオフ」(Season Kick-Off)という大会が導入されるほか,ティア2からティア1への昇格を懸けた「チャレンジャー・シリーズ」も統合。ランクマッチや「シージカップ」からプロの舞台へとつながる「Back to Pro」の流れが整理される。
■収益分配プログラム「R6 SHARE」に強豪3組織が新規参入
チームの持続的な活動を支援する「R6 SHARE」には,新たに以下の3チームがパートナーとして加わる。
Shopify Rebellion
Virtus.pro
100 Thieves
■シージ初の国別対抗戦「Esports Nations Cup」
最後に,ファンを驚かせたのが国別対抗戦「Esports Nations Cup」の開催だ。2026年11月,世界から選出された24のナショナルチーム(代表チーム)が激突する。うち12チームは直接招待され,残る枠を予選で争う形式となる。
通常のプロリーグとは異なる「国旗を背負った戦い」が,シージの競技シーンに新たな熱狂をもたらすことになりそうだ。
