RPG『バルダーズ・ゲート3』を原作とした実写ドラマシリーズの企画が進行していることが明らかになった。米メディア「Deadline」が報じている(外部リンク)。

報道によると、Larian Studios社が開発したRPG『バルダーズ・ゲート3』の世界観を引き継ぎつつ、ゲームのエンディング直後を舞台にした完全新作ストーリーになるという。

ドラマ版『The Last of Us』を成功に導いたクリエイターのクレイグ・メイジン(Craig Mazin)さんがショーランナー(※)をつとめ、放送はHBOが担当する。

※欧米のTVドラマにおいて、予算や進行を管理するプロデューサーをつとめながら監督/脚本も兼任し現場のトップとして制作を指揮する存在。

TRPGを丁寧にビデオゲームに落とし込んだ『バルダーズ・ゲート3』

『バルダーズ・ゲート3』はLarian Studiosが2023年に開発したRPG。

TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons & Dragons)』のシステムや世界観をそのままビデオゲームに落とし込んだような、豊富な選択肢から編みだされる物語が高い評価を獲得。

2023年の優れたゲームを表彰する世界的アワード「The Game Awards」では、Game of the Yearを含む6冠を達成している。

当時の世界累計プレイ時間は4億5000万時間を超え、Hasbroに約9000万ドル(約135億円)の収益をもたらした。

エンディング後を描く新たな物語、HBO版『バルダーズ・ゲート』

Deadlineの報道によれば、HBO版『バルダーズ・ゲート』は、ゲームの物語を再構成するのではなく、ゲームのエンディング後の世界に向き合う新たな物語として構想されている。

『バルダーズ・ゲート3』トレーラー

監修とつとめるのは、クリス・パーキンス(Chris Perkins)さん。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のフランチャイズを手がけるハズブロ傘下のWizards of the Coastで、長年物語監修を担当してきた人物だ。

今回の映像化は、ハズブロが展開する『ダンジョンズ&ドラゴンズ』映像化シリーズの一環。Netflixで制作中の『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のフォーゴトン・レルムを舞台にした別シリーズと世界観を共有するようだ。

手がけるのは長年のダンジョンマスターであるクレイグ・メイジン

クレイグ・メイジンさんは声明の中で、『バルダーズ・ゲート3』を高難度のHonor Modeでクリアするほどの熱心なプレイヤーであることを明かしている。

また、15年以上にわたって『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を遊び続けてきたダンジョンマスターでもあり、原作理解の深さがうかがえる。

ドラマ版では、ゲームに登場した既存キャラクターに加え、新たな主人公たちが登場。主人公たちが冒険を経て成長していく『ダンジョンズ&ドラゴンズ』らしい物語構造が採用される予定だ。

また、ゲーム版でキャストをつとめた俳優たちへドラマ版への参加を打診する意向も明かされている。

Yugaming

1990年生まれの地方在住。インターネットに青春時代を持っていかれた。VRとesportsが関心領域。最近はnoteを拠点に活動している。

世界的人気RPG『バルダーズ・ゲート3』ドラマ化 ゲームの後日談を描く

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