みなさん、お使いのノートPCを選ぶとき、どこかで妥協をしたことはないでしょうか。

とくに、「パワー(処理性能)」「軽さ(本体重量)」「スタミナ(バッテリー稼働時間)」の3つはバランスを取るのが難しく、「軽さ&スタミナ特化のモバイルPC」「パワーに全振りしたゲーミングPC」といった製品ラインナップから、自分のニーズに合うものを選ぶ…つまり、自分のニーズでそれほど重視されなかった要素は諦めていたと思います。

しかし、それも去年までの話です。

先日開催された「Intel Connection Japan 2026」で日本展開が発表された、インテルの最新CPU「Core Ultra シリーズ 3」が、ついにこのバランスを打ち破ってくれそうです。

その結果、

1kgを切る小型ボディでありながらストリーミング動画を24時間以上再生できるスタミナでAAAゲームを100FPS超えでプレイできる

という、五条悟(呪術廻戦)めいた万能ノートPCがやってくるのです。

2026年はメモリ高騰のなか、PCの価格は悩ましいことになりそう。ですが、「どの性能を重視してすれPCを選べばいい?」という相談に答えるのは、めちゃくちゃ簡単になりそうです。

インテル18AがもたらしたブレークスルーIMG_2529Core Ultra シリーズ 3。Photo: ギズモード・ジャパン

Core Ultra シリーズ 3がここまで性能を伸ばせたのは、インテルの新しい製造プロセス「インテル 18A」によるところが大きいです。

詳しくは以下のコラムをご覧いただくとして、シリコン上に並ぶ1つ1つのスイッチ(ゲート)の電力を節約する「RibbonFET」、半導体への配線を最適化できる「PowerVia」、この2つのテクノロジーの相乗効果で、ライバルを頭ひとつ上回る性能を叩き出しました。

IMG_2544『サイバーパンク2077』フルHD解像度、高画質+レイトレーシング中で150FPS超え。細かい設定までは確認できませんでしたが、PCはCore Ultra X7/32GB RAM、電源設定はパフォーマンス重視でした。Photo: ギズモード・ジャパン

GPU性能についても強いアピールがあり、特に内蔵GPU強化版のCore Ultra X7/X9が搭載するGPU「Arc B390」は「NVIDIA RTX 4050相当」という触れ込み。実際に会場に展示されていたデモでは、『サイバーパンク2077』のデモで、150を超えるFPSを叩き出していました(なお、マルチフレーム生成ONの値です)。

会場での展示ではバッテリー持ちまではわかりませんでしたが、発表側の説明やデモの組み方からは、バッテリーに対する相当な自信も感じられました。少なくとも「条件がよければ持ちます」というレベルではなさそうです。

トレードオフはもうないIMG_2539Photo: ギズモード・ジャパン

Core Ultra シリーズ3搭載ノートは、2月以降に各メーカーから一斉に登場します。

これからノートPCを選ぶなら、「CPU/GPU性能」「軽さ」「バッテリー駆動時間」のトレードオフは、もう考えなくてよさそうです(あとは価格だけ)。

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