Adobeは2月3日、「Adobe Animate」の販売を今年3月1日に終了すると発表した。すでに利用中のユーザーについては、エンタープライズ版利用者は2029年3月1日までの3年間、そのほかのユーザーは2027年3月1日までの1年間サポートが継続される。

「Adobe Animate」は、2Dアニメーション制作ツールだ。イラストを直感的に動かせるほか、制作物は用途に応じて各種形式で書き出せる。バナー広告や2Dゲーム向けのアニメ素材、テレビアニメの制作など、幅広い現場で活用されてきた。

今回Adobeは、「Adobe Animate」の販売を今年3月1日に終了すると発表。すでに利用中のユーザーについてはサポートが継続されるものの、期間はエンタープライズ版利用者は2029年3月1日までの3年間で、そのほかのユーザーは2027年3月1日までの1年間になるという。

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本ツールは、元々はFlashアニメーション時代から根強く愛用されてきたツール「Adobe Flash Professional」を前身とし、HTML5などWeb標準向けの制作需要の拡大を背景に「Adobe Animate」に名称変更されつつ移行されたという経緯がある。先述したとおり幅広い用途に用いられてきたこともあり、突然のサポート終了告知を受けて利用者間での波紋も広がっている。

なお公式サイトのFAQでは廃止の背景についても説明。「Adobe Animate」は25年以上にわたってアニメーションエコシステムの作成、育成、開発という目的を十分に果たしてきたとしつつも、テクノロジーの進化とともにユーザーのニーズによりよく応えるプラットフォームなどが登場したことが挙げられている。また公式サイトではサポート終了の告知とともに、今後は複雑なキーフレームアニメーションにはAdobe After Effectsを、写真・動画・テキスト・図形などのデザイン要素に簡単に適用できるワンクリックアニメーション効果にはAdobe Expressの利用が推奨されている。

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