1月22日に開発中止が報じられた、リメイク版『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』。この開発中止を受けて、同ゲームに出演するはずだった声優が現在の境遇を語る動画を公開しました。

「自分の中で最高の演技だったが、誰もそれを見ることはない」――出演声優の悲しい告白

今回動画を公開したのは、リメイク版『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』に声優として参加したというEman Ayaz氏です。同氏は「守秘義務があるので抽象的にしか話せない」とし、具体的にどのような役で参加したのかは伏せつつも、厳しいオーディションを受け、自身の最高のキャリアとなる役を勝ち取ったといいます。

その後の3年間は同作の収録に専念、開発スタッフとも家族のような関係となり、ゲームが成長していく様子を見守ってリリースされるのを楽しみにしていたとAyaz氏は述べます。

しかしながら、1月22日にリメイク版『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』開発中止が発表されました。Ayaz氏は兄からこの連絡を受け、ショックを受けたとのことです。

私は自分のキャリアの中で最高のパフォーマンスだったと心から信じています、そして、今では誰もそれを見ることはないでしょう。

リメイク版『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』が開発中止となったことで、Ayaz氏の経歴には同ゲームを載せることができなくなりました。カナダ系パキスタン人でイスラム教徒の同氏は今回の活躍を通して、アメリカの永住権取得を目指していたということですが、現状諸事情によりそれも難しくなったと述べています。

Ayaz氏は最後に、「現状私のようなアーティストを支持することは反抗的ですが、そうなってください。物語が芸術として存在すべきと思うなら、動画を共有してコメントを残してください。現状これらの物語が生き残る唯一の方法は、視聴者がそれを要求することです」と、“芸術”のためこのような流れに反対することを促すコメントを述べて動画を締めくくっています。

※UPDATE:翻訳を調整しました。

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