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世界最大級のゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」が、ユーザーの年齢確認を強化している。ライターの武者良太さんは「大人が性的目的で未成年に近づくケースを防止するのが目的だ。しかし、これで子供たちが被害に遭うリスクがゼロになるとはいえない」という――。

提供=Roblox
Robloxのゲーム画面
世界中の子供が遊ぶ「ゲーム版YouTube」
コロナ禍以降、日本でも多くの子供たちが遊ぶようになったRoblox(ロブロックス・2006年正式リリース)ですが、これは単体のゲームではありません。いうなればゲーム版のYouTube。世界中のユーザーが作った無数のゲームや仮想空間=エクスペリエンスが集まる巨大なソーシャルプラットフォームです。
メタバースの1つとも呼ばれ、1日で1億5000万人以上(2010~2020年代生まれのα世代が約4割、Z世代も約4割)がアクセスするオンラインサービスです。
そんなRobloxですが、2026年1月14日にチャット利用時の顔年齢確認システムを全世界のユーザー向けに導入すると発表しました。プレスリリースには以下のように記されています。
ロブロックスは、チャットにアクセスするすべての年齢層のユーザーに対して顔年齢確認を求める、初の大規模オンラインゲームプラットフォームとなります。これはユーザーの安全性向上に向けた重要な取り組みであり、年齢に応じた適切なコミュニケーションを促進するとともに、成人ユーザーと未成年者との間で発生しうる不適切なやり取りを防止することを目的としています。
彼らがここまで念入りにユーザーの年齢確認を行うということは、裏を返せばそれだけ子供にとって強いリスクがRobloxにあるということです。
実際にどのようなリスクがあるのでしょうか。保護者が抱きがちな思い込みとともに、リスクの芯を確認してみましょう。
