ミステリー好き必見!キーワードで紐解くノワール謎解きADV『極秘殺人事件 - 本格推理ミステリーゲーム』【プレイレポ】

ミステリー好き必見!キーワードで紐解くノワール謎解きADV『極秘殺人事件 – 本格推理ミステリーゲーム』【プレイレポ】

Surefire.Gamesは、1月13日に穴埋め型推理ADV『極秘殺人事件 – 本格推理ミステリーゲーム』をPC向け(Steam)にリリースしました。日本語にも対応しているとのことで、ミステリーに目がない筆者も早速プレイ。本記事では、そのプレイレポートをお届けします!

※本記事の制作にあたっては、パブリッシャーよりSteamの提供を受けています。

華やかなハリウッドで起こる連続殺人事件

本作は、主人公である探偵が、一見するとごく普通の事故の調査を請け負うところから幕を開けます。しかし、その些細に思えた依頼は、やがて怪事件へと姿を変え、次々に発生する連続殺人事件へと連なっていくのです。

点と点を結ぶように事件を紐解いていくうちに、プレイヤーは1970年代のハリウッドという華やかな街の裏側に潜む、巨大で歪んだ闇と向き合うことになるでしょう。きらびやかな表舞台と、決して表に出てはいけない裏の顔。その落差こそが、本作の物語を強く惹きつける原動力となっています。

キーワードが導く事件解決への道

ゲームシステムは、『The Case of the Golden Idol』でおなじみの形式を踏襲した、パズル型の謎解きアドベンチャーです。プレイヤーは事件現場を捜査し、ノートに用意された空欄をキーワードで埋めていくことで、少しずつ推理を組み立てていきます。

主人公が足を運ぶのは、どれも凄惨な事件現場ばかり。そこには一目で怪しいと感じさせる容疑者たちが居並び、現場には手がかりになりそうなアイテムや証拠がそこかしこに転がっています。登場人物の所持品や周囲のオブジェクトをくまなく調べていくと、重要なキーワードに下線が引かれていることに気づくはずです。

そうして集めたキーワードを組み合わせ、ノート上で事件の流れを再現していくのが本作の基本的な遊び方。現在の事件でいくつのキーワードを集める必要があるのかは、画面左下に表示されており、進行状況を把握しやすいのも親切なポイント。

物語が進み、事件の構造が複雑になるにつれて、手がかりとなるキーワードの数も増えていきます。しかし、赤い枠には固有名詞、青い枠には動詞といった具合に色分けされているため、どの言葉をどこに当てはめるべきかが視覚的に分かりやすくなっています。こうしたガイドを手がかりに、断片的な情報を一本の線で結び、事件の真相へと辿り着く楽しさを存分に味わえる設計です。

穴埋めの内容は、事件の流れを再現するだけにとどまりません。登場人物の名前を推理したり、身に着けている衣装や立場から役名を割り出したりと、その切り口は多岐にわたります。単純に情報を当てはめるのではなく、「なぜこの人物がここにいるのか」「どの役割を担っているのか」を考えさせられる点が印象的です。

また、何気なく調べた所持品の中にある一通の手紙から、思いもよらなかった二人の関係性が浮かび上がることも。本作では、こうした細かな情報の積み重ねが、事件の真相だけでなく、人間関係の裏側や動機までも明らかにしていきます。断片的な手がかりが一つの真実へと収束していく過程こそが、本作ならではの醍醐味と言えるでしょう。

見事事件を解き明かすと、事件のあらすじが。筆者の推理力ではざっくりとしか分かっていなかった事件をここで補完してくれるので、安心して次のストーリーへと進むことができました。

雰囲気満点のビジュアル表現も魅力的!

ミステリー要素そのものの面白さに加えて、ノワールな空気感をまとったアートワークも、本作を強く印象づける魅力のひとつです。アメリカンコミック調で描かれるビジュアルは、全体にダークなテイストが漂い、事件が持つ不気味さや不穏さをいっそう際立たせています。影の強い色使いや少し誇張された表情表現が、1970年代の空気と相性抜群です。

また、登場するキャラクターたちも非常に個性的。事件ごとに関わる人物は多いものの、物語を通して複数回登場するキャラクターも多く、捜査を進めるうちに自然と顔なじみになっていきます。一見すると怪しげで取っつきにくい人物であっても、繰り返し登場することで不思議と親しみを覚えてしまうのも面白いところ。そうしたキャラクターの存在が、連続する事件を一本の物語として強く結びつけているのです。

『極秘殺人事件 – 本格推理ミステリーゲーム』は、PC(Steam)向けに配信中です。重厚な事件描写と推理体験を楽しめる本作。気になった方は、この機会にぜひ手に取ってみてください!

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