AYANEO AM03AYANEO AM03
AYANEOがミニPC「AYANEO AM03」を発売しました。AYANEOと言えばポータブルゲーミングPCをイメージしますが、以前からミニPCも手掛けていて (AM01/AM02/AM01S、記事掲載時点から搭載CPUはアップデートされています)、レトロなデザインの「Retro Mini PC」だったのですが、このAM03はレトロではなくモダンなデザインです。

スポンサーリンク


1. スペック
スペック表

※このスペック表はベアボーンモデルを考慮していません

バリエーションモデル

・ベアボーン (OS/RAM/SSDなし)
・RAM 16GB / SSD 512GB

AYANEO AM03AYANEO AM03

筐体色は2色から選択可(左:Cyan Sky、右:Ink Shadow)

2. OS/CPU

OSはWindows 11 Homeです。GMKtecやGEEKOMなどのミニPCメーカーの製品は基本的にすべてWindows 11 Proですが、AYANEOのミニPCはHome版を搭載します。

CPUはCore i9-12900Hです。

Core i9-12900HのベンチマークスコアCore i9-12900Hのベンチマークスコア

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。第12世代ではありますが、Core Ultraシリーズ1 (Meteor Lake)のCore Ultra 7 155Hよりもスコアは高く、Core Ultraシリーズ2 (Arrow Lake)のCore Ultra 7 255Uをも上回っています。

ただし、AI処理チップNPUは非搭載ですし、内蔵GPUもIris XeなのでCore Ultraシリーズ1、シリーズ2の「H型番」が内蔵するIntel Arcよりもグラフィック性能は劣ります。まあ、負荷の大きいPCゲームとか高度なコンテンツクリエーションを想定しないのであれば性能面で不足はないでしょう。

3. RAM/SSD

RAMスロットは2つ、DDR5 SO-DIMMで、デュアルチャネルという説明がありましたので空きスロットはありません。初期搭載のRAMから換装すれば最大で64GBまで搭載可能です。

SSDはM.2 2280スロットが2つ、一方がPCIe 4.0対応、もう一方がPCIe 3.0対応で、いずれもSATA規格にも対応し、最大搭載容量は8TBです。

スポンサーリンク


4. 筐体

AYANEO AM03AYANEO AM03

筐体の機能と特徴をまとめた画像です。右上にあるように、AM03は前面にカバーがついており、内側にポート類が配置されています。前面ポートを使用しないときはすっきりした外観になりますね。

左下には「RGB ambient lighting (アンビエントというのは「周囲の」という意味で、アンビエント・ライトとは「周囲に調和する間接照明」のようなものを指すことが多いです)」、また右下には「ステレオスピーカー搭載」という説明があります。スピーカーを搭載するミニPCはAM03が史上初、というわけではありませんが、数は非常に少なく、また「使ってみて便利」でもあります。

AYANEO AM03AYANEO AM03

クリックで拡大します

前面・背面とポート構成です。USBポートは合計で5つ、HDMIとDisplayPortもあり、有線LANポートも2つあります。私はデスクトップPCに「モニター、スピーカー、キーボード、マウス、Webカメラ」を接続していますが、この場合はUSBポートを4つ使います (最近はBluetoothキーボードとBluetoothマウスにすることも多いですけど)。ミニPCの場合はノートPCよりも多くのUSBポートが必要になることが多いので、「5つ」というのは「足りなくはないが、非常に余裕があるというわけでもない」です。

5. 価格など

AYANEO AM03AYANEO AM03

AYANEO AM03はAYANEO公式サイトで販売中で、1月11日現在の価格はベアボーンモデルが399ドル (1ドル158円として約63,000円)、16GB/512GBモデルが499ドル (約79,000円)です。

以前はミニPCメーカーの製品は「シンプルな弁当箱」デザインがほとんどでしたが、2024年あたりから個性的なデザインの製品が目につくようになりましたよね。AYANEOは以前からデザイン性に優れたミニPCをリリースしていますし、このAM03もシンプルで上質なデザインだと思います。

6. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
▶ サイト紹介・ウインタブについて

Write A Comment