Core Ultraシリーズ3を発表するIntel上席副社長兼クライアント・コンピューティング事業本部本部長ジム・ジョンソン氏
IntelはCES会期前日となる1月5日に記者会見を行ない、同社がこれまでPanther Lakeの開発コードネームで開発してきた「Core Ultra シリーズ3」を発表した。
Core Ultraシリーズ3は、既に既報の通りCore Ultraシリーズ2世代ではArrow Lake、Lunar Lakeという2つの開発コードネームの製品とパッケージに分離してしまっていた状況を、1つの製品/1つのパッケージに統合する製品で、Arrow LakeやLunar Lakeの特徴だった高い電力効率と高い性能という特徴をさらに発展させる製品となる。
この中でIntelは、同社がハンドヘルドゲーミングPC向けのCore Ultraシリーズ3を計画していることを明らかにし、今年中に何らかの形で発表する計画であることを明らかにした。
IntelはPanther Lakeのハンドヘルドゲーミングデバイス向け版を計画、協力ベンダーの中には「Microsoft」も
ハンドヘルドゲーミングデバイス向けの製品も
Intel副社長兼PC製品マーケティング担当責任者ダン・ロジャース氏は、12基のXeコアを備えるXe3 GPUの特徴などを説明した後で、「こうしたXe3 GPUの特徴により、Core Ultraシリーズ3の用途はノートPCに留まらない。今回我々はハンドヘルドゲーミング向けのPanther Lakeベースのプラットホームを計画していることを明らかにしたい。今年のうちにさらなる詳細を共有したい」と述べ、IntelがPanther Lakeベースのハンドヘルドゲーミング向けプラットホームを計画していることを明らかにした。
ロジャース氏
その製品がどのような形になるのか(ブランド名はCore Ultra 3なので、GPUは12Xeだけなのかなど)はまったく詳細は明らかにされなかったが、AMDがRyzen AI 300シリーズのダイを利用してRyzen Z2をハンドヘルドゲーミングデバイス向けに最適化して投入しているような展開が考えられる。
ロジャース氏が公開したスライドでは、OEMメーカーの名称としてAcerとMSI、ONEXPLAYERが、そしてODMメーカーとしてCompal、FOXCONN、Pegatron、Quanta、Inventec、Whistronなどの名称が入っていた。Microsoftの名称も入っているのも注目ポイントだ。
ロジャース氏はハードウェア、ソフトウェアのベンダーと協力してプラットホームを作っていくと発言しており、その意味ではこのMicrosoftのロゴはソフトウェアベンダーとしてのMicrosoftのロゴだと考えられる(ほかのベンダーはみなハードウェアベンダー)。まさかMicrosoftが自社でハンドヘルドゲーミングデバイスを作るなんてことは今の時点では考えられないが、そうなら熱い展開になりそうだ。
