Gamerで執筆しているライターに、年末年始に合わせて自由に書いてもらおうという企画。本記事では近藤智がお届けします。
「真・三國無双 ORIGINS」の大型DLCまで1カ月を切り、同日に「アークナイツ:エンドフィールド」がリリース予定で、そこから一週間おきにに続く「CODE VEIN II」「仁王3」に震えてる今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、私にとってゲーム以外の数少ない趣味のひとつ「映画鑑賞」。だいたい年間約40本と少なくも多くもないくらいの本数ですが、コツコツと映画館に通っています。あえて配信などを利用せず映画館に通っている理由は、自宅にいる限りは時間があればゲームをしてしまうので「限られた上映期間」かつ「映画を見ることしかできない空間」へ自分を追い込まないと視聴しないのが分かっているからです。
そんなわけで、ここでは2025年に観賞した作品の中から個人的に「ゲームっぽさ」を感じたタイトルをご紹介。面白さや完成度ではなく「あ、なんか○○を思い出すな」とか「○○を遊びたくなるな」と思ったタイトルを選んでいます。ちょっとでも気になった作品があれば、ぜひ観賞してみてくださいね。

「トロン:アレス」「リロ&スティッチ」
2作を並べているのは、本作を見た理由はどちらも「キングダム ハーツ」シリーズに登場しているからです。厳密にいえばゲームに登場したのは「トロン:レガシー」なので最新作「トロン:アレス」との直接的な関係はないのですが、まあそれはそれ。
何にせよ、私は「キングダム ハーツ」シリーズ自体はほぼプレイ済みですが、多彩なワールドのモチーフとなっているディズニー作品については何となくでしか知りません。今回「リロ&スティッチ」の実写(+アニメ)をそれぞれ見て「キングダム ハーツ」シリーズでのスティッチの行動に「なるほど」と思えた部分もありましたし、「トロン」シリーズの描くデジタル世界についても一端に触れられたような気がしました。「キングダム ハーツ4」の情報公開はまだまだ先になりそうですが「ズートピア」シリーズも見ておいて損はない気がするので、絶賛公開中の「ズートピア2」もぜひ!
画像は「キングダム ハーツ4」(発表時)
「マインクラフト/ザ・ムービー」
もはや説明不要の大人気ゲームの実写化で、現代の人間が異世界(私たちの目線ではゲームの「マインクラフト」の世界)に入り込んでしまう……というもの。創造力で困難を切り拓いていく様や、散りばめられた小ネタが「マインクラフト」らしいなと思いますし、多種多様な人たちへのエールとなっているようにも感じました。ちなみに映画館では、他の映画ではまず見ないレベルでの子どもの多さにも驚きましたね。
ちなみに、ゲームを原作とした映画には「8番出口」や「アンティル・ドーン」などもありました。映画単体としては面白かったものの、ゲームのプレイ体験とはちょっと趣向が異なっていたなと感じているので、あえて選外とさせてください。

落下の王国 4Kデジタルリマスター
2025年公開ではなく17年前に公開済みのリバイバル上映となりますが、まあそれはそれ。CGを使わずに13の世界遺産、24カ国以上のロケーションを巡って撮影された、まるでゲームの世界のようなファンタジー感に溢れる美しいロケーションが次々と登場。この不思議な光景が本当に実在するという、圧倒的なリアリティに息を呑むこと間違いなしですよ。現時点ではこの機会を逃せば日本ではほぼ見れなくなりそうなので、今のうちに観ておきましょう。
また、本作は5歳の少女が想像する「冒険の物語」と、彼女が怪我で入院している病院での「現実の物語」が入れ替わりながら描かれていくのですが、冒険譚では登場人物の顔が「少女の身近にいる存在」となっています。本筋には一切関係のない要素ですが、どことなく「春ゆきてレトロチカ」を思い起こしました。
画像は「春ゆきてレトロチカ」
Flow
舞台は、大洪水に見舞われた世界。ある1匹の黒猫が流れてきたボートに乗り込み、数々の動物たちと世界を旅していきます。言葉は一切なく、視聴者は人間がどこへ行ったのかも、何が起きてこうなったのかも知る由はありません。ただ、これは私の勝手な想像ですが、この世界にはかつて猫を愛した存在が数多くいたような気がしています。
旅に出る猫といえば、やはり仲間とはぐれた迷い猫が登場する「Stray」を思い出します。ゲームのようなサイバーシティの冒険とは異なりますが、どんなシチュエーションでも猫が猫らしく動いているのを眺めるのは確実に心が健康になりますよ。
画像は「Stray」
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
つい先日、Amazon Prime Videoでも配信開始となった香港アクション映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」。かつて香港に実在した巨大な居住区「九龍城砦」を舞台に、さまざまな境遇の男たちがぶつかり合う死闘を描いています。もう「龍が如く」シリーズのようなタイトルが好みであれば「一も二もなく見てくれ!」といったタイプの映画ですね。
この他にも九龍城砦をモチーフとした作品は数多くあり、ゲームでは私も例にもれず、何が何だかよく分からないままでも妙に引き込まれた「クーロンズゲート」がまず思い浮かびます。あとは、かつてドリームキャスト向けに展開した移植作品「シェンムー Ⅰ&II」などがよく挙げられますね。最近では、2024年発売された「野狗子: Slitterhead」あたりでも九龍城砦の空気感を味わえますよ。余談ですが、執筆までに観賞が間に合いませんでしたが「シャドウズ・エッジ」にも「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」に近いニオイを感じています。
キャプション:画像は「野狗子: Slitterhead」
F1/エフワン
引退していたレース界のレジェンドが、若き天才ドライバーと衝突を繰り返しながら頂点を目指す「F1/エフワン」。実際にモータースポーツ「F1」の全面バックアップを得ている他、世界各国の本物のサーキットコースが使われています。本物のF1レースの合間に撮影を敢行したうえ、劇中のレースシーンでは役者本人が運転しているという凄まじいエピソードも。
過去に「トップガン マーヴェリック」を観た勢いで「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN」を購入したような私が「F1/エフワン」を観たら……当然、頭の中は「F1 25」や「グランツーリスモ」一色です。ゲーム好きはつい見るだけでは満足できず、実際にプレイしたいと思ってしまうものなのでしょうか。
画像は映画「グランツーリスモ」
ヒックとドラゴン
舞台は、バイキングとドラゴンが長らく争いを続けてきた島。他の仲間たちとは異なる優しさや観察眼をもつ少年・ヒックと、傷ついたドラゴンが友情を育み……2人の出会いが世界に大きな変化をもたらします。ドラゴンのバリエーションも豊かで、どれも段々と可愛らしく思えてくるんですよね。北欧神話モチーフが好きな人にもオススメです。
「こういうのが見たかったんだよ!」としか言いようがない、王道ファンタジーを描いた本作。ドラゴンといえばファンタジーRPGなどでも定番の存在ですが、なんだか最近は「ドラゴンズドグマ2」をはじめ、ドラゴンや似たような存在と戦うことが多く、共闘はあまりしてないかも……と思い至りました。今の私に必要なのは、間もなく発売の「モンスターハンターストーリーズ3」なのかもしれません……!
画像は「モンスターハンターストーリーズ3」
趣味のゲーム系をはじめ、IT/ビジネス系などWeb媒体を中心に活動。AAAタイトルから乙女ゲーム、インディーズまで何でも遊ぶ雑食ゲーマー。あらゆる次元のアイドルと映画も愛してます。
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