年末といえば、一年の総まとめ!巷では世界最高峰のゲームアワード「The Game Awards」が開催され、2025年を象徴するビッグタイトルたちが大きな注目を集めました。
今回は、膨大なビデオゲーム群の中から、KAI-YOU編集部が独断と偏見だけで「これだけは遊んでほしい!」と勝手に選出した7タイトルをご紹介。権威はゼロですが、その分、素直に面白いと感じたゲームだけを揃えました。
ローグライト、経営シミュレーション、対戦FPS、アドベンチャーなどなど──好みがバラバラな我々の推薦コメントと併せてお楽しみください。
ちなみに、2026年1月6日(火)まではSteamのウィンターセールも絶賛開催中。
今回ピックアップした作品の多くもセールの対象になっているので、今のうちにライブラリをパンパンにして、ゲームざんまいな年末年始を過ごしちゃいましょう!
『Clair Obscur: Expedition 33』『Clair Obscur: Expedition 33』ローンチトレイラー
【コバヤシ(編集/Webディレクター)の推薦コメント】
2025年の最注目作といえば、『Clair Obscur: Expedition 33』でしょう! リリース直後から話題を集め、瞬く間に販売本数が伸びていくのを見ていると、凄いタイトルが出てきたかもしれない……!と思わされました。
儚くも美しい背景美術に裏打ちされた残酷な世界観と、死の運命に逆らい、世界の謎を解くため冒険する遠征隊たち。個人的には、特に遠征隊メンバーの一人であるギュスターヴがグッときました。
大切な人を喪い、残された家族のために自らをなげうつ、彼の哀愁溢れる姿には、思わず「お前は幸せになってくれ……!」と思わずにはいられない。彼の物語がどのような帰着を見せるのかは、ゲーム全体を通しても重要な要素となっています。
ぜひ、遠征隊の物語を見てみてください。
『The Alters』『The Alters』プレイトレイラー
【コバヤシ(編集/Webディレクター)の推薦コメント】
結局、やさぐれたおじさんの物語が一番面白いんですよね。このゲームをプレイしながら、そんなことを思いました。
『The Alters』は、とあるプロジェクトのため、地球から遠く離れた惑星に来た主人公、ヤン・ドルスキの物語。
事故によって自分以外のクルーが全滅してしまったため、ヤンは一人で脱出を目指し、資源の採取や設備の制作を行うこととなります……が、やはり一人で生き延びるのは限界があります。
そこでヤンが取った手段は、とある方法で自分の分身「オルターズ」を生み出すというもの。分身たちは「大学を中退しなかったら」「婚約者と分かれていなかったら」といった人生の分岐点で違う選択をしたヤン自身。
そのため、同一人物でありながら科学者、エンジニア、医者、炭鉱夫など全く違った職業・特技を持っています。
時間が遅くなったり、重力に異常があったりと、様々な怪現象が起こる未知の惑星で、もう一人の自分と協力し、時に喧嘩しながら人生と向き合っていくことになります。
冒険の最中、ヤンたちがそれぞれの価値観や想いを込めて歌う「What If?」もいい曲なのでぜひ聞いてみてください
『Delta Force』『Delta Force』Official Black Hawk Down Campaign Teaser
【PENTAGRAM(デザイナー)の推薦コメント】
『オーバーウォッチ』や『PUBG』、『Apex Legends』など少人数かつチームでの連携を求められるFPS・TPSゲームの流行が続いていたところに、突如現れた古き良き大規模PvPが楽しめる本作。
「Call of Duty」や「Battlefield」シリーズで青春時代を過ごした僕からすると、ひたすら蘇生するだけ、乗り物を壊すだけ、マップの端っこで伏せてスナイパーしてるだけという体験のなつかしさに涙が出ました。
良い意味でプレイヤー1人ひとりの命と責任が軽いこの戦場で久しぶりにお祭り感を味わえて良かったです。

タナカハルカ
武蔵野美術大学中退後、フリーのゲームライターとして執筆業を開始し、自身でもインディーゲームを開発。アイドルグループの運営スタッフやオーガナイザーとしても活動。2025年8月からKAI-YOUで編集/ライターとして従事。得意ジャンルは地下アイドル、インディーゲーム、モダンカートゥーンなど。著書に『海外ゲーム音楽ガイドブック ビデオゲームからたどる古今東西の音楽』(DU BOOKS)、『楽曲派アイドル・ガイドブック ももクロ以降のアイドルソング再考』(双葉社)がある。

