【画像で見る】登壇メンバーの4人

 各日とも2ステージが用意され、初日の初回ステージには100人を超えるファンが集まった。

 イベントエリアでは、DFMコラボレーションモデル「G TUNE FG-A7G80」(DFMコラボPC)の展示や、DFMグッズ販売なども行われていた。本記事では、その模様をレポートする。

AMD担当者を招いたスペシャルトークショー

 各選手が紹介された後、AMDの佐藤美明氏(ジャパンマーケティング本部 マーケティングスペシャリスト)が加わり、Ryzen 7 9800X3Dの魅力を語った。

 佐藤氏が「AMDのことを知っている人?」と質問すると、会場に集まった参加者のうち、かなりの人数が挙手した。

 しかし、知らない人も中にはいるということで、佐藤氏はAMDについて次のように説明した。

 「本社は米国で1969年に設立し、日本でも50年活動しています。医療機器や超高性能なスーパーコンピュータにも使われていますが、PCだけでなく、PlayStationやXboxなどにも搭載されており、その中で最も大切なパーツです。テスラの自動車に搭載されている自動運転機能の要としても使われています」(佐藤氏)

 「『AMDなんて知らない』とか、『AMD製品を持っていないよ』と思っていても、PlayStationやXboxを持っていたら、実は隠れユーザーだった、ということもあるんですよね」(佐藤氏)

 佐藤氏は「今回、展示されているG TUNE FG-A7G80(DFMコラボPC)には、Ryzen 7 9800X3Dプロセッサが搭載されています。なぜコラボモデルに搭載するCPUとしてRyzenが選ばれたのでしょうか」と質問を会場に投げかけつつ、答えは「勝つため」だと言い切った。

 「選手の皆さんにとって、PCは道具です。道具が良くないとゲームに勝つことはできない。そのため、ゲームに勝つために重要なパーツとして、最強の製品を選んでいただいたというわけです」(佐藤氏)

 続けてAMD Ryzen 7 9800X3Dプロセッサが競合他社の最上位機種と比べ、ゲームパフォーマンスが平均で20%も高いことをグラフで示した。

 yukishiro氏が、「今、登壇しているメンバーの主戦場はVALORANTで、グラフィックスが簡略化されており、比較的旧世代のグラフィックスカードを搭載したゲーミングPCでも動くようになっています。だから、みんなピンときていないと思うのです」と代弁すると、佐藤氏は「なるほど。そうですね、例えばライバル会社のCPUで100FPS出るところ、Ryzenを積んでいればその1.5倍、フレームレートが高くなると言えば、すごさを分かってもらえるのではないでしょうか」と応じ、登壇者を驚かせていた。

 続けて、中堅クラスのCPUとも比較するグラフを表示した。「こちらも、ライバルと比べ、平均で13%もゲームパフォーマンスが高くなり、フレームレートは20%上がります」と解説した。

 「フレームレートが低いということは、相手の動きを読むのが遅れるということ、すなわちプレイヤーにとって命取りとなることを意味しています。だからこそ、DFMの皆さんが、個人として、またチームとしてAMD Ryzenを選んでくださり、コラボしたというわけです」(佐藤氏)

 「勝ちたい、と思うのであれば、皆さん、Ryzenを選んでください」と佐藤氏が述べたところで締めくくったかと思われたが、「でも、PCに詳しくない、Ryzenのどの製品が良いか覚えるのが面倒くさい、という人もいますよね」と会場の参加者に投げかけた。

 「大丈夫です。そういう人のために、このコラボ限定モデルがあるんです。選手が、そしてチームが試合に勝つために考え抜いたスペックで組まれていますし、漏れなくRyzenを搭載しています。

 3モデル用意されているので、ご自分の使い方、また予算に合うスペックで選んでもらえたらと思います」(佐藤氏)

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