PCゲーム業界の新しい扉を開いたと言っても過言ではないハンドヘルドモバイルゲーム機、Steam Deck。2022年に発売された液晶モデル、初代Steam Deckが生産終了されることがわかりました。Steam Deckの英語版プロダクトページに「Steam Deck LCD 256GBは生産終了。在庫がなくなり次第販売終了」と記載されています。(Steam Deckは容量が複数あったものの、今販売されている256GBが最後まで残っていたモデル)
日本語版のSteam Deckのページは、256GBモデルに関する販売終了のお知らせは記載されていません。が、正式販売を手がけるKomodo Stationのプロダクトページでは、Steam Deck LCD 256GBのみ、販売ボタンが「売り切れ」の表示になっています(有機ELモデルも完売中ですが、そちらは「入荷予定時期:1月下旬」表示)。
Valveから、Steam Deck液晶モデルをディスコンする理由は明かされていません。昨今のメモリ不足が影響しているのかもしれないし、2023年リリースのOLEDモデルが好調ゆえかもしれません。もしかしたら、Valve初となる据え置き方のSteam Machineのリリースを控え、プロダクト数を整理する狙いがあるのかもしれません。
液晶モデルディスコンにより、Steamのエントリーレベル端末は、550ドル(日本では8万4800円)518GBの有機ELモデルとなります。液晶モデルが400ドル(日本では5万9800円)だったので、2万5000円ほど値上がりします。ただし、液晶から有機ELへとディスプレイがアップグレード(かつ画面サイズもバッテリーもUP)することで、この価格差出す価値ありという声も多くあります。
Source: Steam, KOMODO
