皆さんこんにちは。原根健太(@jspd_)です。

 この連載もついに第20回の掲載となりました。いつもご愛読誠にありがとうございます。今後もスタンダードシーンの紹介を行ってまいりますのでよろしくお願いします。

 3年ローテーションが定着した現在のスタンダードではデッキの種類が非常に豊富で、今回お届けしたい情報も盛りだくさんです。早速本題に入って行きましょう。

 

直近のスタンダード環境

 現在のスタンダードシーンを追う上で知る必要のある2つの背景をお話します。

禁止カードの制定

 1つは《》《》《》の禁止です。

 2025年11月10日、上記3種が禁止カードに指定されました。主にビビ大釜と呼ばれる《》とのコンボデッキがスタンダードで大暴れしたことが由来となりますが、同デッキで同じく中核を担っていた《》も合わせて禁止カード指定を受けました。

 また《》も禁止となり、これにより赤アグロは2025年6月30日の《》《》に続き3枚目の禁止カードを輩出。これが決定打となり赤アグロは衰退、大きくポジションを低下させることになりました。

 結果として、上記2種のデッキが存在していた頃から環境に存在し、シェアも高かったデッキ群が相対的にポジションを上げることが予想されていました。

『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』リリース

 2つ目は最新セットである『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』のリリースです。本エキスパンションは非常に強力で、環境に大きな影響を与えました。

 新デッキの成立から既存デッキの強化まで幅広いアップデートが行われ、スタンダードのメタゲームは激動しました。その結果、禁止改定後中心を担うと思われていた残存勢力も環境の一部に収まってしまうほどの変化が生じたのです。

 

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権

 2025年12月、マジックにおける最高峰のトーナメント「第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権」が今年を締めくくるイベントとして開催されました。本大会のフォーマットにはスタンダードが採用されており、トッププレイヤー達が持ち込んだデッキは現在のシーンを紐解くに相応しいものだと言えるでしょう。この結果を基に今回は分析を行っていきたいと思います。

メタゲームブレイクダウン

 今大会参加者の使用デッキ内訳は以下の通りです。

 「イゼット講義」「ティムール・カワウソ」「バント気の技」がトップ3に名を連ねており、これらのデッキはいずれも最新セットである『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』により強化されたデッキ群です。

イゼット講義


セス・マンフィールド/Seth Manfield – 「イゼット講義」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 優勝 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


1 《》

7 《》

2 《》

4 《》

4 《》

4 《》
-土地(22)-

4 《》

-クリーチャー(4)-
3 《》

4 《》

4 《》

3 《》

4 《》

4 《》

3 《》

1 《》

4 《》

4 《》
-呪文(34)-
1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》

1 《》

2 《》

2 《》

1 《》

1 《》
-サイドボード(15)-


 今大会で最も人気を博し、そして世界一となったデッキ、それがイゼット講義です。デッキ内に採用された38枚の呪文のうち26枚、実に全体の7割近くが『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』のカードで構成された完全新規デッキです。講義カードはゲームが進むごとに強化され、《》は非クリーチャー呪文のコストを軽減し、《》はダメージが増加し、《》は伝説の呪文である《》と同等の効果となります!

 講義カードは盤面の対処およびアドバンテージ能力に優れる一方、ゲームの勝利に繋がるカードはありません。残りの限られたスロットにはフィニッシャーを採用する必要があります。その中で最も汎用的かつ効果的なのが《》です。大量の非クリーチャー呪文を採用していることからカワウソ・トークンの持つ果敢能力をフルに活かせますし、レベル2の呪文回収対象も豊富、レベル3も十分なフィニッシュ手段になり得ます。

 そして何より目を見張るのが《》とのコンボです。この講義呪文で《》を手札に戻すことでわずか2マナでカワウソ・トークンを再生成でき、果敢も誘発、ドローのおまけまであります。レベル2効果を使って《》を回収すればループが発生し、わずか2枚のカードでマナに応じたカワウソ・トークンとドローを無限に獲得できてしまいます。禁止カードとなった《》を彷彿とさせる動きですね。

 今回結果を残したリストには《》と《》のコンボが取り込まれています。前述の通り講義呪文はそれ単体では勝利に繋がりませんが、これらのパーマネントを場に配せば講義をプレイするだけで手札/マナ/ダメージソースの全てを手に入れることができ、デッキに足りなかった要素を完璧に満たすことができるのです。

ティムール・カワウソ


ショーン・ヘンリー/Shaun Henry – 「ティムール・カワウソ」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 トップ4 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


4 《》

4 《》

1 《》

2 《》

1 《》

2 《》

2 《》

4 《》

1 《》
-土地(21)-

3 《》

4 《》

3 《》

2 《》

-クリーチャー(12)-
2 《》

4 《》

3 《》

2 《》

2 《》

2 《》

4 《》

4 《》

4 《》
-呪文(27)-
1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》

1 《》

1 《》

3 《》

2 《》

1 《》

1 《》
-サイドボード(15)-


 このデッキタイプ自体は『ダスクモーン:戦慄の館』で《》が登場して以降成立しており、それこそ1年前の第30回世界選手権でも活躍したデッキでした。

 デッキの詳細な動きに関しては第17回の連載で紹介しておりますので、そちらをご参照ください。

 この頃から《》が禁止となり徐々に勢いを失っていましたが、上記で紹介した《》と《》のコンボを獲得したことで代替手段を手にし、再び台頭し始めました。

 そしてデッキの活躍に欠かせないのが《》の登場です。このカードと《》を組み合わせることで爆発的なマナを生み出すようになり、コンボの成功率が飛躍的に上昇しています。

バント気の技


ハビエル・ドミンゲス/Javier Dominguez – 「バント気の技」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 トップ16 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


2 《》

4 《》

4 《》

4 《》

4 《》

4 《》
-土地(22)-

3 《》

4 《》

4 《》

1 《》

4 《》

4 《》

4 《》

3 《》

4 《》

-クリーチャー(31)-
3 《》

3 《》

1 《》
-呪文(7)-
1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》

3 《》

1 《》

2 《》

2 《》
-サイドボード(15)-


 このデッキもイゼット講義同様『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』のリリースによって成立した完全新規デッキです。本連載では初紹介となりますので、コンボの概要を紹介します。

①《》《》《》の3種を戦場に揃える。

②アンでアッパを気の技して追放する。

③追放領域からアッパをプレイ。この時オーロック博士により気の技のプレイコストが0になっている。

④アッパでアンを気の技して追放する。

⑤追放領域からアンをプレイ。同様にプレイコストは0。さらにアッパの能力により同盟者トークンが生成される。

 ②~⑤を繰り返すことで、同盟者・トークンが無限に生成されます。これだけでも対処手段を持たないデッキを完封しますが、さらに戦場に《》がいればアッパでこれも合わせて気の技することでデッキ内の4マナ以下の全てのクリーチャーを場に出すことが可能です。《》で土の技を無限に行って無限パワーのクリーチャーを生成したり、《》で無限に気の技して相手のパーマネントを排除するなどやりたい放題のアクションとなります。

 このコンボ自体はセットリリース直後から注目されており、比較的早い段階から研究が進められてきました。《》のようなヘイトカードや、イゼット講義のようなクリーチャーコンボに対して滅法強いデッキの台頭が起こり、世界選手権におけるポジションを悪くした要因となっています。

 ここまででシェアトップ3について紹介してきましたが、うち2つのデッキは《》と《》をデッキの柱としています。今大会に最も影響を与えたカードはおそらく《》であり、なんとトップ8のデッキのうち7つが上記ギミックを採用しています。




順位
デッキ名


優勝
イゼット講義


準優勝
イゼット講義


トップ4
イゼット講義


トップ4
ティムール・カワウソ


トップ8
イゼット講義


トップ8
イゼット・ルーティング


トップ8
ティムール・カワウソ


トップ8
スゥルタイ・リアニメイト


 メタゲームブレイクダウン上でも全体の50%以上のプレイヤーが《》と《》のギミックを採用しており、その影響がどれほどのものであったかを示しています。

 同ギミックを採用したデッキの異なるバリエーションを紹介していきます。

イゼット・ルーティング


ジャン=エマニュエル・ドゥプラ/Jean-Emmanuel Depraz – 「イゼット・ルーティング」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 トップ8 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


9 《》

2 《》

4 《》

4 《》

4 《》
-土地(23)-

4 《》

4 《》

4 《》

2 《》

-クリーチャー(14)-
1 《》

4 《》

2 《》

2 《》

1 《》

2 《》

4 《》

4 《》

3 《》
-呪文(23)-
2 《》

1 《》

1 《》

2 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》

2 《》
-サイドボード(15)-


 ドロー&ディスカード要素に特化したアグロ~中速のデッキです。新セットからは《》を獲得しています。コンセプト的には《》を是非とも採用したかったところですが、それなしでも十分に戦えています。

 《》や《》といったカードを採用することで中長期戦での戦いも得意とし、《》に変わるカードで進化を遂げています。包囲は《》のワープを5点火力に変換することが可能で、デッキと非常にマッチした1枚です。

イゼット・ブリンク


マイケル・デベネデット=プラマー/Michael DeBenedetto-Plummer – 「イゼット・ブリンク」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 第9位 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


7 《》

1 《》

2 《》

4 《》

4 《》

4 《》
-土地(22)-

4 《》

4 《》

-クリーチャー(8)-
2 《》

3 《》

4 《》

1 《》

1 《》

4 《》

4 《》

3 《》

1 《》

2 《》

4 《》

1 《》
-呪文(30)-
1 《》

2 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》

2 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》
-サイドボード(15)-


 

 イゼットカラーのデッキの強みとして《》を強力に使用できる点がありますが、イゼット・ブリンクは《》を用いることで最速3ターン目の定着を狙ったデッキタイプになります。《》は《》とも相性が良く、1ドローと効果の再利用で強力なアドバンテージを発生させます。

 イゼット・ルーティングは攻撃に寄り、イゼット・ブリンクは守備に寄ったデッキ構造をしています。同じカラーリングで同じようなカードを使っているにも関わらず方向性が180度異なるのはデッキ構築の妙というか、醍醐味を感じますよね。どちらのデッキも今大会で結果を残していますので、自身の好みに合ったリストを選択してみてください。

 続いて、今大会で最も苦戦を強いられた《》デッキについてです。

ウロボロイド系デッキ


ロベルト・ソト/Roberto Soto – 「シミック・ウロボロイド」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 第19位 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


4 《》

4 《》

5 《》

4 《》

1 《》

4 《》
-土地(22)-

4 《》

4 《》

4 《》

4 《》

2 《》

4 《》

4 《》

2 《》

2 《》

-クリーチャー(30)-
4 《》

2 《》

2 《》
-呪文(8)-
2 《》

1 《》

2 《》

2 《》

1 《》

2 《》

1 《》

1 《》

3 《》
-サイドボード(15)-



カール・サラップ/Karl Sarap – 「ゴルガリ・ウロボロイド」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 第28位 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


4 《》

5 《》

4 《》

2 《》

3 《》

4 《》
-土地(22)-

4 《》

1 《》

2 《》

1 《》

4 《》

1 《》

1 《》

4 《》

4 《》

3 《》

3 《》

1 《》

-クリーチャー(29)-
2 《》

4 《》

3 《》
-呪文(9)-
1 《》

1 《》

1 《》

3 《》

1 《》

3 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》
-サイドボード(15)-


 マナクリーチャーを筆頭に序盤数ターンでクリーチャーを大量展開し、それらを《》で強化するアグロデッキです。《》で展開力が一気に向上し、飛躍的に強化されました。リリース直後のイベントであるジャパンスタンダードカップ:『アバター 伝説の少年アン』などでは好成績を収めています。

 その結果、環境デッキの筆頭として認識されるやいなや、低スタッツのクリーチャーを大量展開するというデッキの特性を狙われるケースが増え始めました。この点は他の《》デッキと共通しており、狙われやすいポイントです。

 各デッキのメインデッキ・サイドボードの全体除去の枚数は目に見えて増えています。少なくとも対抗策を持たないデッキは現在の環境に存在しないでしょう。

 そしてウロボロイドデッキの最も問題とされている点は、同じ《》を使用するデッキ同士の対戦で劣勢を強いられやすいことです。デッキ内に大量のクリーチャーを採用し、真っすぐに責め立てるデッキ構造のためコンボデッキへの対策が難しく、他の《》デッキは2種がコンボデッキの構造を取っています。

 《》デッキ同士の対戦で苦戦を強いられ、他デッキからも強く対策されるなど、現状のウロボロイドデッキはかなり厳しい立場にあると言えるかもしれません。

ジェスカイ・コントロール


井川 良彦 – 「ジェスカイ・コントロール」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 第24位 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


1 《》

2 《》

4 《》

4 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

4 《》

4 《》

2 《》

2 《》
-土地(27)-

3 《》

3 《》

-クリーチャー(6)-
3 《》

2 《》

1 《》

4 《》

2 《》

4 《》

1 《》

1 《》

3 《》

1 《》

1 《》

4 《》
-呪文(27)-
1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》

1 《》

1 《》

2 《》

3 《》
-サイドボード(15)-


 《》デッキを食い物にする筆頭として存在するのがジェスカイコントロールです。《》のような単体除去で序盤の足回りを崩し、《》をはじめとした全体除去で致命的な被害を与えます。

 クリーチャーデッキに滅法強く、明確にターゲットを定めたデッキと言えます。禁止改定直後は次期環境の筆頭候補の一つと目されていましたが、今回目立った活躍には至りませんでした。この背景には「イゼット講義」の活躍があり、特に《》と《》を使ったタイプの構築には苦戦を強いられたと思われます。

ディミーア・ミッドレンジ


増門 健太 – 「ディミーア・ミッドレンジ」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 第11位 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


4 《》

4 《》

4 《》

2 《》

3 《》

4 《》

4 《》
-土地(25)-

4 《》

4 《》

4 《》

4 《》

4 《》

-クリーチャー(20)-
1 《》

2 《》

3 《》

1 《》

2 《》

3 《》

1 《》

2 《》
-呪文(15)-
4 《》

2 《》

1 《》

2 《》

1 《》

2 《》

1 《》

2 《》
-サイドボード(15)-


 ジェスカイ・コントロールと並び、禁止改定直後の筆頭候補として数えられていたのがディミーアミッドレンジです。《》と《》のアドバンテージ能力は健在で、トーナメントシーンでも根強い人気を誇っています。

 現在のスタンダード環境はアグロ/コントロール/コンボといった多種多様なデッキが混在しており、様々なデッキタイプとの対戦を求められます。ミッドレンジは対応型のデッキとしての立ち回りを求められることも多く、環境に存在するデッキの種類が増えれば増えるほど対応の要求値が増していきます。

 ここまで紹介してきた通り現在の環境にはあらゆる狙いを持ったデッキが存在しており、そのすべてに対応するのは非常に難しいです。

 しかし対処に必要な手段自体は用意されており、対策自体は可能です。今回の世界選手権の結果を基にメタゲームが整理され倒すべき相手が定まれば、再びメタゲームの上位に顔を出す可能性も高いと言えるでしょう。

スゥルタイ・リアニメイト


行弘 賢 – 「スゥルタイ・リアニメイト」

第31回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権 トップ8 / スタンダード(2025年12月5~7日)[MO] [ARENA]


3 《》

4 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》

3 《》

3 《》

2 《》
-土地(23)-

3 《》

4 《》

4 《》

2 《》

4 《》

4 《》

4 《》

1 《》

-クリーチャー(26)-
3 《》

4 《》

4 《》
-呪文(11)-
1 《》

3 《》

1 《》

2 《》

4 《》

2 《》

1 《》

1 《》
-サイドボード(15)-


 最後にご紹介するのが、今回唯一《》パッケージなしでトップ8入賞を果たしたデッキ、スゥルタイ・リアニメイトです。《》は超強力な効果を持つ大型のクリーチャーですが、《》などのリアニメイト呪文でインチキができないように「唱えていた場合」の一文が記されています。しかしこの一文を無視できてしまうのが《》で、能力をコピーしたスパイーダマンを「唱えている」ため、運び手の制約を無視してわずか4マナで踏み倒せてしまうのです。

 このデッキは『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』のカードが一切採用されておらず、なぜこのタイミングで浮上してきたのか不思議に思う方もいらっしゃるかと思います。

 これはいわゆるメタゲームの産物で、《》を使ったクリーチャーデッキが増え、それに対応するために各デッキが序盤に使える除去カードをふんだんにデッキに取り入れ始めましたが、スゥルタイ・リアニメイトはそれらを一切意に介しません。淡々と墓地を肥やし、突然の一撃で対戦相手を葬ってしまうのです。

 環境が定まった後、それに有利な選択肢として浮上するいわば後出しじゃんけんのような手ですが、これがセット発売から2週間の速度感で行われているのは近年のメタゲームの高速化を感じますね。

 ちなみに先日Magic Online上で開催されたStandard Showcase Qualifierというハイレベルなトーナメントでは既にメインデッキから墓地対策が採用されており、これはスゥルタイ・リアニメイトおよびイゼット講義という墓地を活用するデッキが世界選手権で活躍した事を受けてのチューンです。凄まじいスピードでメタゲームが展開されていますね。


komattaman – 「イゼット・ブリンク」

Magic Online Standard Showcase Qualifier 7th Place / スタンダード(2025年12月13日)[MO] [ARENA]


2 《》

4 《》

8 《》

4 《》

4 《》
-土地(22)-

4 《》

4 《》

-クリーチャー(8)-
2 《》

1 《》

4 《》

4 《》

4 《》

4 《》

4 《》

1 《》

2 《》

1 《》

2 《》

1 《》
-呪文(30)-
2 《》

1 《》

2 《》

2 《》

1 《》

1 《》

1 《》

1 《》

2 《》

1 《》

1 《》
-サイドボード(15)-


 


chiyou – 「Jeskai Control 」

Magic Online Standard Showcase Qualifie 7th Place / スタンダード(2025年12月13日)[MO] [ARENA]


1 《》

4 《》

1 《》

1 《》

4 《》

2 《》

1 《》

1 《》

3 《》

4 《》

2 《》

2 《》
-土地(26)-

2 《》

1 《》

-クリーチャー(3)-
4 《》

4 《》

3 《》

2 《》

4 《》

4 《》

1 《》

3 《》

2 《》

2 《》

2 《》
-呪文(31)-
2 《》

3 《》

2 《》

1 《》

1 《》

3 《》

1 《》

2 《》
-サイドボード(15)-


 

 今回の記事は以上になります。

 

 第31回世界選手権はセス・マンフィールド選手の駆る「イゼット講義」が制しました。『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』発売から1週間程度で同セットのカードをふんだんに採用したデッキでの優勝は見事の一言に尽きます。また準優勝を遂げた日本人プレイヤーの芝田 輝良さんも同デッキを使用されており、このデッキは間違いなくこの日最強のデッキでした。

 しかしながら既にメタゲームには動きがあり、上記で紹介した通りメインデッキから墓地対策が用いられだすなど環境に適応しようとする動きが出始めています。現スタンダードはまだまだ始まったばかりです。ご自分の好みに合ったデッキを手に、「スタンダード・ショーダウン」や「プレインズウォーカー・シリーズ:競技」、「チャンピオンズカップ予選」等のスタンダードイベントに臨んでみてください!

 それではまた次回。

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