『バイオハザード レクイエム』の新トレーラーがThe Game Awards 2025にて公開され、シリーズの人気キャラクターであるレオンが登場することが明らかになった。以前から発表されていたグレースという新キャラクターとダブル主人公として活躍するとのこと。ディレクターを務める中西晃史氏にレオンが今作でどのように描かれるのか詳しく聞いた。

「グレースのパートが『バイオハザード RE:2』のスタイルをベースにしているのに対して、レオンはRE:4をベースにしています。なので、もちろん体術を始めとした近接戦闘もあります」と中西氏は説明した。

『バイオハザード RE:2』がリソース管理を中心とした探索に重点をおいた作品であるのに対して、『バイオハザード RE:4』はより爽快なアクションで知られている。この2作品は「バイオハザード」シリーズで最も評価が高いと言っても過言ではなく、シリーズの集大成に期待したくなる。

2023年発売の『バイオハザード RE:4』ではナイフによる戦闘が大きく進化し、ステルスキルも新たに加わっていた。『バイオハザード レクイエム』の新トレーラーではレオンがチェーンソーを操る場面が見られたが、ほかにどのようなアクションの進化があるかは不明だ。中西氏は近日中に詳しいゲームプレイ映像を公開する予定だと言う。

筆者が気になったのは、『バイオハザード RE:4』が三人称視点に特化したアクションゲームである点だ。中西氏によると、『バイオハザード レクイエム』におけるレオンのパートはグレースと同様、一人称視点と三人称視点の両方で遊べる。

「ここは大きなチャレンジでしたが、(レオンのアクションは)主観視点でも問題なく遊べるように工夫しています。やってたら忘れてしまうくらいだと思いますよ」と中西氏。

本作は『バイオハザード リベレーションズ』のような構成で、ふたりの主人公のパートを交互に遊びつつ、ひとつの物語を体験する内容になっているという。グレースとレオンが出会い、絡み合う場面もあるものの、基本的にはゲームプレイで一緒になるわけではない。グレースとレオンのパートのボリュームはそれぞれゲームの約半分を占め、グレースは恐怖のホラー体験、レオンは爽快なアクションが楽しめる。中西氏はこの対照的なふたりによるゲームプレイの緩急を、『バイオハザード レクイエム』の大きな魅力に繋がっていると考えており、その差を「サウナからの水風呂」と形容した。

Leon to live with it.

中西氏はレオンのゲームプレイを進化させるだけでなく、年齢と共に成長してきた彼の心の変化も描きたいと語った。

「レオンは『誰かを救いたい』というモチベーションで行動してきたわけですが、何度も悲劇を見てきています。いつまで経ってもバイオテロはなくならないし、それをずっと続けている人はどういう心境にいきつくのか。(中略)彼にとってラクーンシティの訪問はすごく意義のあることです。彼の原点ですからね。警官になろうとしてバイオハザードに巻き込まれ、そこから戦いが始まっています。ラクーンシティに帰ってくるのは『2』以来なので、すごく重要な場面ですね。年を経たレオンが自分を振り返って、何を感じ、どういう行動をとるのかもひとつ見どころになっています。(中略)今回、彼は過去一追いつめられるので、ある意味、彼の限界に挑む戦いになります」

『バイオハザード レクイエム』は2026年2月27日に発売予定だ。

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