タイで開催中の第33回東南アジア競技大会(SEA Games 33)は12月9日に女子サッカー競技のグループB第3節が行われた。試合は、5大会連続の金メダルを目指すベトナム女子代表が難敵ミャンマー女子代表を2-0で下して、自力でのグループ首位突破を決めた。

初戦でマレーシアを7-0で下した後、第2節でフィリピンに0-で敗れたベトナムは、ここまで1勝1敗の2位という成績。第3節の対戦カードの力関係から、ベトナムはミャンマーを下すことが準決勝進出の最低条件と考えられた。

Photo:VFF

ここまで2連勝で首位に立つミャンマーに対し、ベトナムは立ち上がりから猛攻を仕掛けて主導権を握った。8分にはFWガン・ティ・バン・スーのヘディングシュートで先制。その7分後には、DFホアン・ティ・ロアンが相手陣で奪おうとしたボールが足に当たり、センタリングのような形となる。このボールはバーを叩いたが、つめていたMFグエン・ティ・ビック・トゥイが無人のゴールに流し込んで追加点。

これで流れを引き寄せたベトナムはその後、完全にボールを支配したが、追加点は奪えず、前半を2-0で折り返す。後半もベトナムのペースで試合が進んだが、スコアは動かず、試合はこのまま2-0でホイッスルが鳴った。

なお、同日行われたグループBのもう一試合では、フィリピン女子代表がマレーシア女子代表に7-0で勝利した。第3節を終えてグループBは2勝1敗の勝ち点6で、ベトナム、フィリピン、ミャンマーが並んだが、得失点差で上回るベトナムが首位突破を決め、初戦を落としたフィリピンが2位通過。ミャンマーは首位から3位に転落してグループステージ敗退となった。

グループB1位のベトナム女子代表はこの後、12月14日に行われる準決勝でグループA2位のインドネシア女子代表と対戦する。グループB2位通過のフィリピン女子代表は、グループA1位通過の開催国タイ女子代表との対戦となった。

第3節の試合後、ベトナムサッカー連盟(VFF)はベトナム女子代表に7億VND(約412万円)の報奨金を贈ると発表し、準決勝に向けて引き続き集中するよう求めた。

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