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Ryzen 5 9500Fの性能比較&ベンチマーク検証を行った。Zen 5アーキテクチャを採用したRyzen 5シリーズの廉価グレードとなる。Ryzen 5 7500Fに置き換わるモデルとして期待が持てる。前世代のRyzen 5 7500Fは正規BOX版は一般販売されなかったため待望のRyzen 5シリーズの500番台だといえる。記事の執筆時点では上位のRyzen 5 9600XやRyzen 5 9600と価格差がなく選ぶ理由がないというのが本音だ。BTOメーカーでの取り扱いもなく今のところは自作PCユーザー向けとなっている。

Ryzen 5 9500Fの基本情報

コードネーム
Zen 5(Granite Ridge)

プロセス
4nm

コア/スレッド数
6コア / 12スレッド

定格/最大クロック
3.8 GHz / 5.0 GHz

L2キャッシュ
6MB

L3キャッシュ
32MB

TDP
65W

PPT
88W

発売日
2025年12月05日

MSRP
$219

価格
37,480円~ *2025/12時点

特徴

(+)6コア12スレッドのミドルクラスモデル
(+)5 7500Fからの進化は大きい
(+)待望の500番台の市販化を実現
(+)CPUクーラー同梱
(-)ワットパフォーマンスは改悪されている
(-)5 9600と変わらない価格設定
(-)搭載ゲーミングPCが販売されていない

評価

・総合評価
7.0

・ゲーム評価
7.0

ryzen59500f

Ryzen 5 9500F

国内販売価格は37,480円~となっている。上位モデルであるRyzen 5 9600XやRyzen 5 9600が37,980円と同等の価格なので、今は下位モデルであるRyzen 5 9500Fを選ぶ理由はない。もう少し価格が下がるのを待ちたいところだ。

Ryzen 5 9500Fの基本スペック
Ryzen 5 9600/5 7500Fと比較

Ryzen 5 9500Fは、Zen 5アーキテクチャを採用したミドルクラスのCPUとなる。Zen 4のRyzen 5 7500Fの後継モデルに当たる。製造プロセスが5nmから4nmへと微細化されアーキテクチャが進化している。トランジスタ数は27%も増えて83.15億だ。I/Oダイプロセスは6nmが維持されている。Ryzen 5 9500FのI/Oトランジスタ数は34億で、I/Oダイサイズは122m㎡だ。Ryzen 5 7500FではI/Oトランジスタ数は非公開となっているが、I/Oダイサイズが変わらないことから同等の規模と考えられる。

コア・スレッドは6コア12スレッドとRyzen 5 7500Fと同じだ。定格クロックは0.1GHz高く3.8GHzで、最大クロックは同じ5.0GHzとなる。オーバークロックをサポートしている。6MBのL2キャッシュと32MBのL3キャッシュ搭載も共通だ。対応メモリはDDR5-5200からDDR5-5600へとより高クロックなモデルをサポートしている。製品名の末尾Fが示す通り内蔵GPUは非搭載だ。CPUクーラーはWraith Stealth同梱となる。PCI-ExpressはGen 5, 24 Lanesだ。TDPは65W、PPTは88Wとこの辺りも共通だ。Ryzen 5 9500FのMSRPは$219となる。Ryzen 5 9500Fの国内価格は37,480円~となっている。Ryzen 5 7500Fはベンダー向けで正規BOX版の一般販売はなかった。

上位モデルであるRyzen 5 9600のスペックも見ておこう。アーキテクチャは共通でプロセスやコア・スレッド数にも違いはない。両モデルの大きな違いは最大クロックのみだ。定格クロックは3.8GHzと共通だが、最大クロックはRyzen 5 9600の方が0.2GHz(4%)高くなっている。Ryzen 5 9600はCPU内蔵グラフィックスが搭載されているのもポイントだ。処理性能が高いわけではないが、グラフィックボードがなくてもモニター出力ができるのは利便性を考えると優れている。TDP・PPTに違いはない。MSRPでは+$30で$249となる。国内価格では500円の差しかない。

徹底解剖サイト管理人

スペックだけを見ると前世代のRyzen 5 7500Fと比べて性能が伸びていないように感じられるかもしれない。実際はアーキテクチャがZen 5になり、デコーダユニットのデュアルパイプ化で1クロックあたりの命令数の増加、Op Cacheのデュアル化、実行ユニット数の増加などIPCが平均で16%(AMD, 2025)も向上している。バックエンドだけではなくフロントエンドも強化された。つまり、同じクロック周波数でも性能は高くなっているということだ。アプリケーションなどによってパフォーマンスは異なるもののスペック以上の差があると考えて間違いない。

Core Ultra 5シリーズと比較

競合モデルであるCore Ultra 5 235及びCore Ultra 5 225と比較していく。まずは下位グレードであるCore Ultra 5 225のスペックを見ていく。Core Ultra 5 225もRyzen 5 9500Fと同様に複数のダイ(タイル)を組み合わせたチップレット設計となる。製造プロセスは3nmと微細化が進む。SoCタイルは6nm、グラフィックスタイルは5nm、そしてI/Oタイルは6nmだ。トランジスタ数は178億で、ダイサイズは243m㎡となる。Ryzen 5 9500Fよりもトランジスタ数が55%多く、ダイサイズも27%大きい。

Core Ultraシリーズ2では2つのコアを組み合わせたハイブリッドコアアーキテクチャを採用している。6つのパフォーマンスコアと4つのエフィシエントコアを搭載して10コアを実現している。今世代からはハイパースレッディングが廃止されスレッド数も同じ10だ。PコアがRyzen 5 9500Fのコア相当と考えてよいだろう。Core Ultra 5 225の定格クロックは3.3GHzで、最大クロックは4.7GHzとなる。エフィシエントコアはクロック周波数が抑えられていて定格が2.7GHzで、最大が4.4GHzだ。オーバークロックには対応していない。

L2キャッシュが22MBで、L3キャッシュが20MBだ。Ryzen 5 9500FよりもL2キャッシュが16MB多い一方で、L3キャッシュはRyzen 5 9500Fよりも12MB少ない。対応メモリはDDR5-6400をサポートしている。内蔵GPUはIntel Graphicsだ。グラフィックスコアは2基で、グラフィックス周波数は1.80GHzとなる。NPU搭載でTOPSは13だ。Core Ultra 5 225もCPUクーラー同梱となっている。PCI-ExpressはGen 5, 20 Lanesだ。TDPは65Wで、PPTは121Wとなる。MSRPは$246でRyzen 5 9500Fよりも$27高いが、国内販売価格はすでに30,000円を切っており割安だ。内蔵グラフィックス非搭載のCore Ultra 5 225Fなら26,631円から購入できる。

上位モデルであるCore Ultra 5 235になるとEコア4基増えて14コア14スレッドとさらにスペックが強化される。パフォーマンスコアの定格クロックは3.4GHzで、最大クロックは4.8GHzだ。Core Ultra 5 225よりは高いが、Ryzen 5 9500Fには届かない。やはりオーバークロックには対応していない。L2キャッシュは26MBで、L3キャッシュは24MBだ。Ryzen 5 9500FよりもL2キャッシュが20MB多く、L3キャッシュは8MB少ない。

内蔵GPUはIntel Graphicsだ。Core Ultra 5 225よりも少しだけスペックが高いが、性能差を体感できるほどではない。MSRPは$257でRyzen 5 9500Fよりも$38高い。国内販売価格は43,980円とRyzen 5 9500Fよりも6,500円高くなっている。

徹底解剖サイト管理人

Core Ultra 5 225(F)は発売から1年近く経過していることもあり価格が底値になっている。Ryzen 5 9500Fとは性能差以上に価格差がある状況だ。なお、Core Ultra 5 235も割高な価格設定といえる。Core Ultra 5シリーズの最上位であるCore Ultra 5 245Kが37,422円から購入でき、上位モデルとの逆転現象が起きている。CPUクーラーが非同梱であったり、消費電力が高かったりという点はあるものの上位モデルよりも価格が高いのは驚きだ。Ryzen 5 9500Fも30,000円台前半ぐらいまで価格が下がれば選びやすくなるだろう。

Ryzen 5 9500Fの特徴と注意点【2025年】
意外とゲーム性能は高い

Ryzen 5 9500F-game
Ryzen 5 9500Fは、ゲーム性能スコアが33,607ptと高いCPUだ。Ryzen 5シリーズだからといって侮れない水準にある。従来モデルのRyzen 5 7500Fと比べて9%弱もパフォーマンスが高く、Core Ultra 5 225よりも10%程度高い。旧世代のRyzen 7 7700と比べても見劣りしない。Zen 5アーキテクチャになりIPCが改善してゲーム適性も向上した形だ。GeForce RTX 5070ぐらいまでであればCPUボトルネックを気にしなくてもよいだろう。ベストはGeForce RTX 5060 Ti 16GB/8GBやRadeon RX 9060 XT 16GB/8GBだ。70番台以上との組み合わせになればRyzen 7 9700X以上が好ましいと考える。

マルチコア性能も順当に伸びる

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マルチコア性能も順当に伸びていて従来モデルのRyzen 5 7500Fよりも8%弱高くなっている。Core Ultra 5 225と比べると4%低く、Ryzen 7 7700と比べると19%低い。ゲーム性能と比べると相対的な位置は落ちてしまうが、6コア12スレッドというスペックで見ればトップクラスだ。上位モデルであるRyzen 5 9600XやRyzen 5 9600と比べても大きく劣るわけではない。PPTの設定次第では肉薄するほどのパフォーマンスを期待できる。

消費電力は上がっている

ryzen59500f-watt
Ryzen 5 7500Fは消費電力がやや高めになっている。Ryzen 5 7500Fと比べて平均消費電力が28%高く、最大消費電力も42%高い。フレームレートの伸びが11%であることを考えるとワットパフォーマンスは改悪されている。PPTやTDCの調整をうまくすればもう少し数値がよくなる可能性があるもののRyzen 5 9600と同程度なのは驚きだ。パフォーマンス重視で考えれば問題なさそうだ。

競合のCore Ultra 5 225の消費電力が低いことを目を引くかもしれない。Ryzen 5 9500Fよりも平均消費電力が29%低く、最大消費電力も31%低い。ただし、フレームレートが33%も低いのでワットパフォーマンスの観点からは同等といえる。Ryzen 5 9500Fが極端に消費電力が高くなっているわけではない。PPTを引き上げるのであればハイエンドの空冷クーラーか240mmラジエーター搭載のCPUクーラーは必須だろう。

価格が高くおすすめできない

現状上位モデルであるRyzen 5 9600Xよりも高くおすすめできる状態にはない。Ryzen 5 9600も+500円で購入できる。CPUクーラー同梱を望むのであればRyzen 5 9600がよいだろう。旧世代のRyzen 7 7700は中古価格で31,980円と安く購入しやすい。物理コアが8コアというのもプラスになる。コスパ指標的にはCore Ultra 5 225も優秀だ。26,631円からとかなり割安感がある。Ryzen 5 9500Fは発売されて間もないため将来的には価格が下がる可能性がある。その時期を待つのがよいだろう。

BTOパソコンでは主流になれないか!?

2025年12月時点でRyzen 5 9500Fを搭載したゲーミングPCは販売されていない。自作派でないと身近な存在とはいえなさそうだ。今後もRyzen 5 9500F搭載モデルがBTOパソコン業界を席巻することはないように思う。とにかく時期が悪い。旧世代のRyzen 7 7700やRyzen 5 7500Fが販売されていてRyzen 5 9500Fが食い込める隙間がないのだ。

Ryzen 7000シリーズも完成度の高いCPUで現行モデルと比べても見劣りしない。そもそもRyzen 5 9500Fに限らずRyzen 9000シリーズは旧世代のモデルに押されて確かな地位を築けていない。目立つのはRyzen 7 9800X3Dくらいではないかと思う。世代交代が完全に完了するまでは日の目を見ることはないだろう。

Ryzen 5 9500Fのベンチマーク検証機材

Ryzen 5 9500Ftestup

モデル
ベンチマーク検証機AMDソケットAM5

CPU
Ryzen 5 9500F etc.

CPUクーラー
DEEPCOOL LS520 WH R-LS520-WHAMNT-G-1

GPU
GeForce RTX 5070

メモリ
DDR5-5600 32GB

ストレージ
SSD 1TB(Crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8JP)

マザーボード
ASUS ROG STRIX X670E-A GAMING WIFI

電源
玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+

専用のベンチマーク機で計測している。各設定はPPT:145、EDC:100、EDC:185だ。上位のRyzen 5 9600XやRyzen 5 9600と同等の値を設定した。CPUクーラーに240mmラジエーター搭載の高性能水冷クーラーのおかげである程度PPTを引き上げても対応できる。

グラフィックボードはAda LovelaceのハイエンドであるGeForce RTX 4090だ。CPUボトルネックの発生しやすい環境を構築している。当然組み合わせるグラフィックボードの性能が下がればボトルネックは発生しづらくなる。例えば、GeForce RTX 5060 Ti 8GBやGeForce RTX 5060との組み合わせだとCPUによるフレームレートの差は縮まる。

Ryzen 5 9500Fのベンチマーク【ゲーム】
モンハンワイルズ(高設定)

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モンハンワイルズではRyzen 5 9500Fでも十分なフレームレートが出せる。旧世代のRyzen 5 7500Fと比べると最大で2%だけフレームレートが伸びている。性能差を体感できるほどではない。Ryzen 5 5500やRyzen 5 4500と比べると明確にパフォーマンスが向上している。もっとも現実的なところではGeForce RTX 4090にRyzen 5 5500などのモデルを組み合わせることはないだろう。

FF14

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Ryzen 5 7500FよりもフルHDで11%、WQHDで3%、4Kで2%それぞれフレームレートが高くなっている。上位モデルであるRyzen 5 9600との差は最大で3%弱だ。Ryzen 7 7700よりもフレームレートが高いのは驚きだ。Zen 5アーキテクチャの進化がわかる。競合のCore Ultra 5 225はフレームレートが伸び悩んでいる。Ryzen 5 9500Fよりも最大で33%も低い。相性の問題なのかもしれない。明らかにAMD製CPUが優勢だ。もちろん60番台のグラフィックボードと組み合わせるとここまでの差は出ない。

フォートナイト

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フォートナイトではRyzen 5 9600XやRyzen 5 9600よりもフレームレートが高い。Ryzen 5 9600と比べて低設定で6%高く、中設定でも18%も高くなっている。Ryzen 7 7700と比べても最大で13%もフレームレートが高くRyzen 5 9500Fのポテンシャルの高さには驚かされる。Ryzen 5 7500Fと比べると11%-16%もフレームレートが高い。Core Ultra 5 225もふるわずRyzen 5 9500Fよりも20%以上もフレームレートが低くなっている。

Cyberpunk 2077

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Cyberpunk 2077ではWQHD環境以上の高解像度ではそれほどCPUによる差は出ないことがわかる。Ryzen 5 7500Fよりも最大で5%程度フレームレートが向上している。Ryzen 5 9600と比べると4%程度低くなっている。Core Ultra 5 225と比べると18%もフレームレートが高い。

Cyberpunk 2077 レイトレ+DLSS 3.0

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レイトレーシングの有効化及びDLSS 3.0活用時のパフォーマンスを計測した。Ryzen 5 7500FよりもフルHDで9%弱高く、WQHDでも8%高く、4Kでも3%弱高くなっている。Ryzen 5 9600とのフレームレートの差は最大で7%程度だ。Core Ultra 5 225と比べても10%程度上回っている。

Forza Horizon 5(CPUシミュレーション)

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CPUシミュレーションは物理演算などの処理速度を表す。極端に数値が低いとカクつきや重さを感じる原因となる。Ryzen 5 9500FはフルHD環境だとRyzen 5 7500Fよりも7%程度スコアが高いが、WQHD環境では4%-10%程度低くなっている。最適化が進んでいないのかもしれない。Core Ultra 5 225と比べるとフルHD環境では37%もフレームレートが高く上位のCore Ultra 7 265でさえも上回る。

Forza Horizon 5(CPUレンダリング)

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CPUレンダリングはグラフィックボードのサポート力を表していると考えるとわかりやすい。◯◯を描いてとGPUへ描写命令(ドローコール)を行う。この数値が低いとCPUがアイドル状態になり、フレームレートが伸び悩んでしまう。いわゆるCPUボトルネックだ。Ryzen 5 9500Fのスコアを見る限りGPUスコアよりも数値が低くボトルネックが発生していると考えられる。それでもRyzen 5 7500Fと比べると最大で11%程度向上している。Core Ultra 5 225と比べてもパフォーマンスは上だ。WQHD環境以上になると上位のRyzen 5 9600との差が広がる形だ。

Ryzen 5 9500Fのベンチマーク【クリエイティブ】
Cinebench 2024

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マルチコアは906ptで、シングルコアは121ptだ。Ryzen 5 7500Fよりもマルチコアが13%高く、シングルコアも15%高い。一世代の伸びとしては十分すぎる結果だ。Core Ultra 5 225よりもマルチコアが8%弱低いが、シングルコアは8%高くなっている。マルチコアで10コアモデルに及ばないのは仕方がない。

Cinebench R23

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Cinebench R23でのマルチコアは16,057ptで、シングルコアは2,019ptとなる。Ryzen 5 7500Fと比べてマルチコアが12%高く、シングルコアも14%高い。Cinebench 2024と同等といえるだろう。競合のCore Ultra 5 225と比べるとマルチコアが1%弱高く、シングルコアも10%高くなっている。Cinebench 2024とはやや異なる結果だ。

Blender

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Blenderでのスコアは219.71ptとなる。Ryzen 5 7500Fよりも9%程度高くなっている。Core Ultra 5 225と同程度だ。Ryzen 5 9600よりも8%程度低い。2世代前のRyzen 5 4500と比べると75%も向上している。

Handbrake

handbrakeRyzen 5 9500F-handbrake

動画のエンコード速度をまとめている。数値が少ない方がより高性能であることを意味する。Ryzen 5 7500Fと比べてH.264で28秒速く、H.265でも1分20秒速くなっている。Ryzen 5 9600と比べるとH.264で15秒遅く、H.265で29秒遅い。意外とパフォーマンスに差が出ていることに驚いた。Ryzen 5 9600XとRyzen 5 9600にはほとんど差がない。

7-Zip

Ryzen 5 9500F-7zipRyzen 5 9500F-7zip

Zipファイルの展開及び圧縮速度に関してはRyzen 5 7500Fとほとんど変わらない。何度計測しても結果は変わらなかった。Ryzen 5 9600と比べると展開速度が5%遅く、圧縮速度も7%遅くなっている。

Photoshop(PugetBench)

Ryzen 5 9500F-photoshoppugetRyzen 5 9500F-photoshop

PugetBenchを使ってPhotoshopのパフォーマンスを計測した。Ryzen 5 9500Fのスコアは13,875ptと、従来モデルのRyzen 5 7500Fよりも5%弱高くなっている。競合のCore Ultra 5 225と比べても21%も高く、Core Ultra 7 265よりも7%弱高い。上位モデルのRyzen 5 9600とのスコア差は9%とやや大きい。

Ryzen 5 9500Fのベンチマーク【温度・消費電力】
温度

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ゲームプレイ時のCPU温度を計測した。平均温度は44.0℃で、最高温度は50.0℃だ。おおよそRyzen 5 9600と同水準だ。Ryzen 5 7500Fと比べると12%程度平均温度が上がっているもののクロック周波数の引き上げ及びパフォーマンス向上を考慮すれば問題ない。今回はPPTを高く設定したことも忘れてはいけない。定格運用を行えば温度は抑えられるはずだ。

システム消費電力

ryzen59500f-systemwatt

システム消費電力は491Wとなる。Ryzen 5 9600やRyzen 5 9600Xと同水準にある。Ryzen 5 7500F搭載モデルと比べると5%弱高くなっている。

ryzen59500f

Ryzen 5 9500F

国内販売価格は37,480円~となっている。上位モデルであるRyzen 5 9600XやRyzen 5 9600が37,980円と同等の価格なので、今は下位モデルであるRyzen 5 9500Fを選ぶ理由はない。もう少し価格が下がるのを待ちたいところだ。

Ryzen 5 9500F搭載おすすめゲーミングPC

記事の執筆時点で搭載BTOパソコンは販売されていない。販売され次第追記する予定だ。販売するとしたらサイコムやアークではないかと予想している。

参照外部サイト

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